亡国の姫
対処方法……それは、王家の者が身につける、特殊な異能らしい。
王城の地下にある、伝承の間。
その神像の前で、決まった型の修行をする事で、身につけられる……
王家の者は、16歳を迎えると修行を開始し。
17歳になる頃には身につけられるらしい。
血筋が必要かどうか……そこは賭けだ。
王城への道は、平坦では無い。
ドラゴンゾンビ。
「……流石神都だな。ドラゴンまでいたのか」
「あれはオラリドゥが放った魔物なのじゃ!彷徨う不死者も、我が国の民以外の者もおる」
「オランディは何度か来ましたが、ドラゴンも巨人もいなかったですよ」
俺の感嘆の呟きを、マリアとエメラルドが否定する。
「眠れ……ジャスティス・レイ!」
ジュッ
エメラルドの神聖魔法で、あっさり退場するドラゴンゾンビ。
「エメラルド、流石なのじゃ」
「マリアの神聖魔法の威力に比べたら、児戯に等しいわよね」
「妾は、この身となってから、神聖魔法が使えぬのじゃ」
「あら……」
まあ、ヴァンパイアクイーンですしね。
「おや、会長、はろはろはろー!」
「げ……」
華田。
生徒会の副会長を務めていた才媛で、というか、実質生徒会長だった。
肩書上の生徒会長は、面白がって押し上げられただけの、御飾りだったからな。
なお、副組長、実質クラスのトップでもあった。
恐らく、今も転移組、というか、革命軍の指揮を執っている筈だ。
「んー、隣の女の子は誰かなあ?まさか、彼女さん、じゃないよねぇ。2人もいるなんて……」
……恐らく、修羅神仏を何万回もころころできる強さ。
どうする……?
「そなたには関係無い事じゃ。早々に去ね」
マリア姫?!
クラスメート達の実力はヤバい。
刺激しないで欲しい。
「……おやぁ?良く見たら、横の人……吸血鬼じゃない?不浄なる者が、何故ここにいるのかなあ?」
「待て、華田さん。この子は、良い吸血鬼だ」
「ふん……会長、騙されてるんじゃない?絶対、多くの人を手にかけた……そんな顔をしているよ?」
そうです。
国を滅ぼしました。
「多くの者を殺めたのは認めるのじゃ。じゃが、ホダカ殿は恩人、騙したりはせぬ」
何もしてない件。
「ホダカ殿の手は煩わさぬ。敵対するのであれば、痛い目にあって貰うからの」
マリア姫が、華田を嘲笑う様に見る。
……国を滅ぼした、墜ちし姫……
<称号『亡国の姫』を獲得しました[1]>
それ、そういう意味じゃな……いや、亡国の姫なんだけど……いや、俺が貰う称号じゃないよね?
ともかく、あの英才達と戦って、勝てるのか……
いや、無理だろう。
<称号『さて、ここで、マリア姫のステータスを特別にお見せします』を獲得しました[1]>
ほう。
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名前:マリア・ロイズ・オランディ
レベル:38
STR:F+
VIT:F+
DEX:E-
AGI:E
MAG:D
MEN:D
AS:
[[ 暗黒魔術 Lv.13 ]]
PS:
[[ 自己再生 ]]
装備:
薔薇の細剣
魔法結界の指輪
嘆きのドレス
SP:使えない
称号:
所持できない
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……弱?!
これ、俺が戦った方が遥かにマシ……
ちなみに、俺は。
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名前:多村火鷹
レベル:279
STR:D
VIT:D
DEX:D
AGI:D
MAG:D
MEN:D
AS:
[ 道具作成 Lv.221 ]
[ 鑑定 Lv.341 ]
[ 空間収納 Lv.509 ]
[ 水属性魔法 Lv.293 ]
[ Empty ]
❲ 火属性魔法 Lv.104 ❳
❲ 罠設置 Lv.737 ❳
❲ 罠解除 Lv.530 ❳
[[ MAP Lv.84 ]]
[[ 禁忌・存在壊変 ]]
PS:
[ 剣修練 Lv.346 ]
[ MP回復強化 Lv.731 ]
[ 最大MP強化 Lv.706 ]
[ 感知 Lv.1433 ]
[ 高速詠唱 Lv.261 ]
❲ 聖剣 Lv.1068 ❳
❲ 聖鎧 Lv.3244 ❳
❲ 罠発見 Lv.833 ❳
[[ 天才錬金術師 ]]
[[ 業罠師 ]]
リザーブ:
精錬 Lv.204、薬品調合 Lv.731
装備:
ミスリルの長剣
ミスリルの円盾
ミスリルの鎖帷子
SP:11,369
称号:
たくさん
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対アンデッドだけ、プチ強い。




