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fake(フェイク)  作者: るる
fake 上
5/14

眠りから覚め、疑問

目を開ける。

ここはどこだ?目の前が真っ白だ。

目が痛くなるほどに真っ白。

俺は今立っているのか?寝ているのか?

俺は………バッ!


ようやく、自分がどんな状況におかれていたかを思い出し、起き上がった。そうか、俺は満腹になって寝てしまったのか。

今は何時だ?俺が寝てからどれくらい時間がたったんだろう。

俺はいつも昼寝の時は2〜3時間で目が覚めるのだが、今回はそうはいっていないかもしれない。肉体的にも精神的にも疲れているからな。


とりあえず、今の状況と時間を聞くために唄のところへ行こうか。

部屋を出て、左隣のそのまた隣の部屋が唄だった気がする。

「唄〜いる〜?」

「いいよ入ってー」

よかった唄で。ここがもし西田さんであんなことやこんなこと…ごめんなさいもう考えません。だって西田さん綺麗だから!


「あのさ、昼飯食ってからどれくらい時間たってる?寝ちゃったみたいでさ。あと、今の状況も。教えて」

「今はもう5時間はたってると思うよ。今の状況は特に何もなく安全ルートを突き進んでいます!(`_´)ゞ」

5時間か、だいぶ寝たんだな。

状況も変わらずか、よかった。

唄の部屋のテーブルの上にも拳銃とナイフがおかれていた。

「やっぱり皆これは部屋にあるのか」

「うん。でも西田さんと前田さんはペアでのルールとして、テーブルごと部屋の隅に置くっていうルールを決めたらしいよ。僕もこんなの怖くて触れてない。」

「俺もだ。」

それじゃ、神田さんを殺した奴は田中さんだったってことか。もしくは神田さんは唄の言う通り自分で自分を刺したか。

よかった。


俺は部屋に戻ってきた。

俺も拳銃とナイフはテーブルごと隅に寄せとこう。

ちなみにこの部屋は結構広い。完全な正方形となっている。元々広いのにテレビ一つだともっと広く感じる。

テレビの大きさはざっと32インチぐらいだろうか。あいかわらず暇なのでまたテレビを見ていると、


「うああぁぁぁあぁぁぁああぁ!!!」


突如、悲鳴が響き渡った。

その悲鳴は唄のものだった。

「唄っ?!」

まさか、また誰かが金欲しさに…唄を殺そうとしているのか?

ダンッ!!!

俺はドアを乱暴に開け、ダッシュで唄の部屋の前に行く。そして、

「唄っ!!大丈夫か?!」

唄の部屋に急いで入る。

「翔斗…!」


部屋には唄と前田さんがいた。

そこで我が目を疑った。


唄が前田さんに銃口を向けていた。



今回は少し短めでしたが楽しんで頂けましたでしょうか。

是非次もよろしくお願いします。

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