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fake(フェイク)  作者: るる
fake 上
2/14

フラグ建築士?

少しだけ、パニックになっていたが落ち着いてきた。俺は今、殺し合いというゲームに強制参加させられたんだ。

色々考えていると壁にドアが現れた。ここから出ろということなのか。素直に従っておいた方が身のためだろうと思い外へ出る。


するとそれなりに広いホールのような場所へ出た。ホールには人が5人いた。俺を含めると6人か。

「翔斗!!」

唄だ。

「早くこっちに来て!」

「あぁ、お前が無事でよかったよ。」

「僕も翔斗が無事でよかった!それでここにいる人達が今回の参加者の皆さんだよ。」

「ちょっと待て。もうゲームは始まっているんだろ?ヤバイんじゃ…」

「大丈夫だよ!ルール説明を聞いてなかったの?誰も死なずに終わればみんな元の生活に戻れる。戦う意味なんてないんだ!この人達はそれをわかってる。」

そんなルールがあるならこのゲームやる意味ww心の中で言っていた。口に出すとゲーム主催者になにをされるかわかったもんじゃないからな!

「どうも、田中(たなか) (まる)です。普通のサラリーマンです。笑」

あ、爽やか…

「どうも、西田(にしだ) (まり)です。1人だけ女っていうのも嫌だけどしょうがないか…」

すいません卑猥な事を考えてしまいました。

「俺は神田(かんだ) (しの)。ホームレスだが気持ちは正社員だ。」

どういうことだ。

「…自分も同じくホームレスの前田(まえだ) 太士(たいし)です。よろしくお願いします…」

暗そう…。

「僕は雛詩 唄でこっちは真中 翔斗です。2人とも同じ大学生です。よろしくお願いします。」

ペコッ。頭を下げといたが、みんな年上ってなんか嫌だな…。と、突然上からモニターが降りてきた。

「皆さん、集まりましたね。」

そこに映ったのはさっきのテレビの人だった。

「今からペアを決めます。皆さんで話し合って二人一組を作って下さい。」

俺は即、唄と組んだ。他は前田&西田ペア、神田&田中ペアになった。途中、西田さんがめっちゃ嫌そうな顔をしていたのは秘密。

「それでは、スタートです。ご武運を」

モニターが上へ上がっていく。ペアなど決めてももう意味がないように思えるが…。

「さぁ!とりあえず各自部屋に戻りますか!」

田中さんが呼びかけた。俺は思わずえっ?っと言ってしまった。

「安全ルートなら誰も死なないし24時間部屋などで待機していれば平和だろ。よし解散!!」

なんか簡単だなぁーと思いながらみんな部屋に戻る。唄が何処かへ歩いていくのが見えた。

「どこ行くんだ?」

「トイレ。気づけばずーっとしてなかったからね。笑」

「だな。笑」

部屋に入るとそこにはテーブルが置かれていて、その上には拳銃とナイフが置かれていた。

「本来ならこれで殺し合うのか…」

物騒な。でもよかった、みんながルールを分かってくれていて。なんかフラグ立てちゃったかなーとふざけていた。すると、

パァン!!!!

何処かの部屋で聞こえるはずのない乾いた発砲音が聞こえた。マジか。

今回はあまり進展がなかったかな?

次から物語が動きだします。楽しみにしていてください。

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