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理不尽少年
「お皿を割ったのは貴方でしょう?」
「違う」
「はぁー、怒らないから正直にいいなさい!」
「…もう怒ってるじゃん」
「何か言った?」
「っ…言ってないよ」
「はぁっ、私は出掛けるから、片付けておきなさいよ」
「!?ち、ちょっと」
バタンッ
「!……違うのに」
ー
「ただいまー、あら、ちゃんと片付けたのね…ってまだここ片付いてないじゃない!」
「えっ?あ…」
「はぁ…えっ?じゃないでしょ?とぼけないで早く片付けなさい!」
「っ…はい」
「まったく…」
ー
「……はぁ…つかれた」
「あははははっほら、あんたもみなよ!この芸人、超面白いよっ」
「え…」
「なーに?ノリ悪いなぁ」
「っ!『ふざけんなよ!こっちはお前の勘違いで皿片付けさせられて、その上とぼけてないのにとぼけんなとか言われて最悪な気分なんだよ!!どうやってのれっつぅんだよ元凶のお前に!てかさっきまで怒ってたのなよく笑えるな!?ふざけんな!』
なんてなぁ……言えないよなぁ」
「ん?」
「いや、何でもない」
「?まぁいいわ、それより暇なら暖房つけてー」
「…………わかったよ」