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【R15版】妹よ、俺をオカズに致すなよ! 〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜  作者: カグラ
第5章 逆バニー戦士ミミ子ヲタク【黒峰咲夜】 

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第37話.最後の一撃は、いたい。

撮影最終日の金曜。

今日は、春子,円香,緑川の3人揃っての撮影だ。


「和くん、入っていいよ〜」


咲夜の合図を今か今かと待ちわびていた俺は、呼びかけにすぐさま応じ、これまで以上に力強くドアを開けた。





おお、3人揃うと圧巻だな。


室内には、江口杉が誇る痴女BIG3がスタンバイしていた。


マイクロビキニの春子。

ニップレス+前バリの円香。

逆バニーガールの緑川。


ほんと、何でこんな風貌のキャラ達が国民的アニメ扱いされているのか(はなは)だ不可解ではあったが、とりあえず、この時代のこの国に生まれてきたことを感謝しておこうと思う。






「にしても楓さん、ほんとヤバい格好してるよね···」

「はい、とんだドスケベ女です。恥ずかしくないんですか?」

「あなた達だって大差ないでしょ!」


女子が3人集まると、文字通り(かしま)しいな。


「んで、どんなシーンを撮影するんだ?」


「んーとね、ピーチタワーディフェンスを発動するシーンから撮影しようかな!」


「ピーチタワー?なんだそりゃ?」


「むふふ、和くんも気に入ると思うよ〜」






「まずは春タンからね。この台の上で、膝をついた四つん這いになって」


「こうでしょうか?」

「もうちょっとお尻を突き出すような感じで〜、うん、OK!」


俺の膝の高さ位の台の上で、こちらに向け尻を突き出す春子。

相変わらず、T字の布の防御力の低さは現在のようだ。


「次は円カンね。春タンの上に重なるように乗ってちょうだい」


「はい、分かりました」

台の上に乗った円香は、四つん這い状態の春子を背中から抱きしめる様に覆い被さった。


春子の尻の上に、円香の尻が積み上がる。


「最後は緑ンだよ。円カンの上に重なって」


「わ、わかったわ」


先程、円香が春子にしたのと同様に、緑川が円香の上に重なる。


円香の尻の上に、緑川の尻も積み上がった。


必然、下から順に、春子,円香,緑川の尻が縦に並んだ形となる。


なるほど、桃尻が積み重なるからピーチタワーというわけか。


ふ~ん、えっちじゃん。






「で、この尻丸出し娘たち相手に、俺は何をすればいいんだ?」


「ミミ子達のそのディフェンスを打ち破る為に、そのピーチタワーをペンペンして欲しいの」


「は?ペンペン?もしかして、この(てのひら)で、叩くってわけじゃないよな」


「叩くんだよ。ドウテイの掌で、彼女たちの”ピーチ”をぶっ叩いて!」






「じゃあ和くん、下から順にお願い」


下からってことは、春子からか···


「春子、いくぞ···」

「はい、どうぞ」


ペシペシ、ペシペシ。


「あっ、あんっ、あんっ///」


「バカ、変な声出すなよ!」


「す、すみません。”アレ”に、叩かれた時の振動が伝わって、いつもと違った刺激が···」


コイツまさか、今現在”アレ”を使用中なのか···

相変わらずイカれてやがる。


いや、コイツにとっては、”アレ”が仕込んである今の状態こそが、そもそもデフォルトなのかもしれない。


触らぬ神に祟りなしだ、深くは詮索しないでおこう。






「次は、円カンだね」


「お兄ちゃん、カモン!」


何でコイツ、兄に尻を叩かれる事にこんな乗り気なんだ?


「じゃあ、いくぞ」


ベシッベシッ、ベシッベシッ。


「痛っ!ちょっと!明らか春子さんより強めに叩いてない!?」


「ふっ、日頃の行いの賜物(たまもの)じゃないか」






「ラストは緑ンだよ」


「こんなバカみたいなこと、さっさと終わらせましょ」


「同感だ、じゃあ、いくぞ」


バチィインッ!ベチイィンッ!

バチィインッ!ベチイィンッ!


「痛っ!痛い痛い!ちょっと、あなた!」


バチィインッ!ベチイィンッ!

バチィインッ!ベチイィンッ!


「痛いって!他2人より明らか強く叩いてるでしょ!」

「そりゃ、全力で引っ(ぱた)いてるからな」


バチィインッ!ベチイィンッ!

バチィインッ!ベチイィンッ!


「何で私にだけ、こんなに当たり強いのよ!!」


そりゃあ、勝ち気な美人のケツをぶっ叩ける機会なんてそうそうないからな。

こんな貴重な体験、楽しまなきゃ損だろ。


そして、俺が満足した頃には、彼女の尻は紅く染め上がっていた。

そう、その美しさはまるで、紅葉したカエデの様であった。






「次は、3人揃って魔法を発動するシーンを撮るよ!」


咲夜の指示の下、俺の目の前で横一列に並び、体勢を整える痴女3人。


仰向けになった彼女達は、両足を開いて上に上げ、そのまま膝を顔の方に向かってグイッと倒して腰を浮かせる。


開脚後転の途中の、お尻が最も上を向いている状態、と言えば伝わりやすいか。


「お兄ちゃん、〇んぐり返しって言ったほうが伝わりやすくない?」


そう言わない為に頑張って説明していたのに、台無しにしやがって。

ほんと、デリカシーの無いヤツだ。






ま〇ぐり返し,もとい開脚後転途中の体勢の彼女らに目を向ける。


前バリを張っている円香と緑川は良いとしても、マイクロビキニの春子はかなりキワドイ状態となっていた。


マイクロビキニやTバックでこの体勢になるとね〜、食い込むんですよね〜。


グイッと、強調された春子の下腹部を見て思う。

今日の夕食は、少し奮発してアワビにしようかな、と。






「はい、それじゃあ、春タン,円カン,緑ンの順に、必殺技名を区切って叫んで!」


「では、いきます!エクスタシー!」

「ホエール!」

「スプラッシュ!」


こんなあられもない姿を撮影されるなんて、アホ2人は別にノーダメだろうが、緑川のヤツにとっては尊厳破壊が凄まじいな、と考えていたら。


ぶびぃっ!

と、下品な”ガス漏れ”の音が響いた。


···

しばしの沈黙。


「はぁ〜、おい、春子。お前もすっかり”ガス”担当キャラになっちまったな」


「いえ、今回は残念ながら、私ではないのですが···」

いや、別に残念ではないけど。


「お兄ちゃん、ちなワイでもないもよう」


···となると。






俺は、ミミ子役のアクターの美少女へ目を向ける。


あられもなく、天に向け股をおっ広げたポーズのまま、両手で顔を隠す彼女。


「···ご、ごめんなさい///」


両手の横から覗く、真っ赤に染まった耳が、彼女の恥じらいを如実に物語る。


「緑川、ええんやで。ワイは美少女の”ガス”も受け入れる事ができるんや!だから、気にする必要はないんやで。人間、誰だって”ガス”はするんや!」


ぶっ!

「ほら、これでワイらは同類や!」


「···青山君···」


ぷぅ~、ぷすぅ〜。

「お兄ちゃん、私だって、出そうと思えば何時(いつ)だってヒリ出せるんだからねっ!」


なに理由(わけ)のわからん対抗心を燃やしとるんだこのアホは。


受け入れる事ができるだけで、別に好き好んでいるわけではないのだが···


「和哉君、私だって、お望みとあらば直ぐにヒリ出すことは可能なコンディションですが」


「出さんでいい、出さんでいい」


「”ガス”でこんなに盛り上がるとか、和くん達って、いつもこんなコ〇コ〇コミックみたいなノリでやってんの?」






「ラストオブラスト、最後はミミ子とドウテイの一騎打ちのシーンを撮って終了でーす!」


「ふぅ、やっと終わりか。で、一騎打ちって何をすればいいんだ?」


「まず、ドウテイの攻めのシーンね。そのペニッシュで、ミミ子に向かって斬りかかるの」


ドウテイよ、急所を武器として使うのは、流石に捨て身が過ぎないか。


「んで、ミミ子が”胸部装甲”でペニッシュを挟み込んで受け止めるの。その名もズバリ、”真剣(しんけん)白π取(しらぱいど)り”よ!」






「はい、和くん、緑ン、どうぞ」

「いくぞ、緑川」

「え、ええ、いいわよ」


俺の目の前で、膝をつき、自らの”胸部装甲”を構えるミミ子。


その装甲の谷間めがけて、俺はペニッシュを振り下ろした。


ピタンッ。


「ちょっ、ちょっと!どこ狙ってんのよ!顔に当たったじゃない、気持ち悪いわね!」


「わりぃ、わりぃ、遠近感が掴めなくてな。すまん咲夜、もう1回リテイクだ」

「OK」


「いくぞ、緑川!」


ピタンッ。グイッ、グイッ。


「ちょっ!?ストップ、ストップ!!顔に当たってるし、なんならその後ほっぺにわざと押し付けたでしょ!気色悪いわね!」


「ごめんて。次はちゃんとやるから」


「まったく、次で終わらせてよね」


「行くぞ緑川、3度目の正直だ!」


ピタンッ。グイッ、グイッ。


「あ〜、気持ちええんじゃ〜♡」


「だから、顔に擦り付けるのはヤメて!しつこいわよあんた!」


緑川、二度あることは三度あるもんだぜ。






「いくぞ、緑川!」


俺の振り下ろしたペニッシュが、緑川の胸部装甲に挟まれる。


むにゅ〜〜〜

これぞ正に、”真剣(しんけん)白π取(しらぱいど)り”!!!


Oh(オー)YES(イエス)!!!」


「···ん?何?この臭い?」


そして、俺の”フィニッシュ”と共に、無事俺たちの動画撮影も終了を迎えた。





「よし、これで撮影終了だな。みんな、お疲れ様」


「和くん、まだもうワンシーン残ってるよ」

「ん?」

「ほら、ミミ子がドウテイに反撃するシーンを撮らなきゃ。ドウテイを倒して終わらないと」


「カウンターの、とどめの一撃ってことか。で、その最後の攻撃って何だ?乳首からビームでも出すのか?」


「ははっ、そんなアタマの悪い攻撃なんてしないよ、ウケるんだけどw」


こいつ、”ブラウン・アスタリスク・ボンバー”とか、”エクスタシー・ホエール・スプラッシュ”は、アタマが悪くないとでも言うつもりだろうか。






「シメの一撃は、”金的(きんてき)”だよ!」


···は?


「すまん、俺の聞き間違いだと思うから、もう1回言ってもらえるか」


「だから、”金的”だよ。ミミ子が、ノーガードで無防備なドウテイのペニッシュを、おもっクソ全力で蹴り上げるんだよ」


···


「緑ン、というわけだから、手加減無しで、全身全霊のフルパワーで蹴り上げちゃって!」


「わかったわ。手加減なんてしない、するわけない···私の持てる全ての力を込めて、コイツの粗末なペニッシュに引導を渡してやるわ!」


うわ〜、楓ちゃんの目が、過去イチでキラキラと輝いておられる···






「ドウテイ、遺言を残す猶予ぐらい与えてあげるわ」


「ま、円香、今までありがとう。俺、お前のこと···いや、この続きはあの世で伝えるよ···」


「お兄ちゃん···先に地獄で待っててね···」


「さぁ来い、緑川!俺は逃げも隠れもしないぞ!」

ノーガード、潔く仁王立ちスタイルで迎え討つ。


「いくわよ、歯を食いしばりなさい!」


緑川が、勢いよくその美しい美脚を、ペニッシュに向け蹴り上げた。


メリメリメリメリッ!!!

「ヘヴンッ!!!」




青山和哉物語 【完】


長い間、ご愛読ありがとうございました!

次回作「弟よ、私をオカズにシコるなよ!」は近日公開予定です。お楽しみに!


「ちょっと、お兄ちゃん、勝手に終わらせないで!私たち兄妹の物語は(BANされるまで)まだまだ続きます!」


「次回、第38話【トゥルー ウーマン (ショウ)】、お楽しみに♡」

ご愛読ありがとうございます。

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