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【R15版】妹よ、俺をオカズに致すなよ! 〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜  作者: カグラ
第4章 汗フェチバスケ部マネージャー【紫藤歩夢】

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24/73

第21話.性癖を制するものは変態を制す

本日4/27 2話公開します。


第22話.「汗が好きだと叫びたい」は、

18:30公開です。

「今回のターゲットはあの可愛らしいお嬢さんか」


身長は150cm前半だろうか。

細身で、太ももの幅は円香の半分程しかないように思われる。


バストサイズはどう甘く見積ってもMAXでBカップ。

ショートカットの、小柄な少女だった。


顔に関しては、この学園の女子のレベルの高さを裏付けるように、例に漏れず美少女ではあるが···


「なんか、緑川,桃瀬の次だからってのもあるけど、俺的にはもうちょい色気が欲しいんだけど」


「お兄ちゃん、本来の目的覚えてる?」


「学園の変態女を見つけて、俺のオナペットにしていくサクセスストーリーだろ」


「妹の命を救う件はどうなったの?」


「···妹?···命?」


「命はまだしも、妹まで忘れないで」






「で、あのBカップマネージャーは、どんなヤバい性癖を隠してるんだ」


「まだ分かってないんだよね〜。授業終了後から下校するまでの間であることまでは分かっているけど、まだ致してる瞬間には立ち会えてないんだ」


「それで、こうして部活中の様子を観察しにきたってわけか。何か手掛かりはないのか?」


「ん〜、練習している選手が彼女に近づくと性力(スペル)が上昇することは分かってるんだけど···ほら、今だってちょっと数値が上がったよ」


彼女が甲斐甲斐(かいがい)しく、プレイヤーにタオルやドリンクを手渡している。


「シンプルにレズ···ってことはないか」


女子が女子を好きになることに、特異性などはない。

どこにでも起こりえる、ありきたりな事象だ。






「お兄ちゃん、勘違いしてるかもだけど、性力の達人(スペル・マスター)の特異性っていうのは、その”行為”自体に対してのものじゃないんだよ」


「というと?」


「例えば、桃瀬さんのケースだと、玩具を使って性的快楽を得ること自体は、別になんら”特殊”ではないでしょ。私だってヤッてるし」


「確かに、部活中であることを除いて、本質だけで捉えるとそうだな」


「じゃあ、普通の人と性力の達人(スペル・マスター)のいったい何が異なるのか。何が彼女達を”特別”にしているのか」


「何がその要因なんだ?」


「それはね、その”非生産的性衝動”そのものに対しての、精神的な信仰度,汚染度,倒錯度に依るものなの」


「もっと分かりやすく頼む」


「客観的,相対的に見て”変態的行為を行っているか”ではなく、あくまでも本人がその非生産的な性的欲求,性衝動にどこまで心酔しているかが重要ってわけ。どう、なんとなく理解できる?」


「俺の解釈としては、”男女間の営み”としての性行為に対する欲求とは関係なく、自らの快楽を求める為に行う”致すこと”自体が好きで好きでたまらない奴らの中でも、更にその性衝動に支配され、自分自身でも制御できなくなったのが性力の達人(スペル・マスター)。そういう認識でいいか」


「この作品ぐらいの軽い話なら、それぐらいの解釈でOKかな」


妹よ、自分の余命が5年しかない作品を”軽い話”呼ばわりは肝が据わりすぎだと思う。


「お兄ちゃん、話をちゃんと聞いてくれてたのは嬉しいんだけどさ、そろそろ私のジャージ越しのパンツラインを指でなぞるのヤメてもらってもいいかな」






俺たちがそんな話をしているうちに、どうやら部活の終了時間となったらしい。


JKの乳揺れを眺めながら、妹の尻を撫で回す至福の時間が終わりを迎えた。


「だから、その尻を撫で回す手を止めろと言うとろうが!」


渋々右手を引っ込め、下の様子を伺う。


「歩夢、今日もありがと」

「おつかれ〜、あたし達も片付け手伝うよ」


「いいよ、いいよ。みんな練習疲れたでしょ。後はマネージャーの私がやっておくから、みんな先に帰っていいよ」


「歩夢先輩、せめて1年の私達だけでも一緒に片付けさせてくださいよ〜」


「あれ〜、みんなもしかして、体力あり余ってるの?それじゃあ岡部先生に言って、明日から練習メニューもっとキツくしてもらおうかな〜」


「うえ~、それは勘弁だわ」

「みんな、歩夢が機嫌良いうちに逃げろー!」

「わー、歩夢先輩バイバーイ!」

「歩夢、ほんとありがと、また明日!」


体育館には、紫藤と俺たち兄妹だけとなった。


紫藤に見つからないように、ナゾエリアの窓際に2人で並んで腰を降ろし待機する。


「なんか、お(あつら)え向きな状況になったね。これも私の新たな超能力だったりして」


狙いのJKを1人きりにできる能力とか治安が悪すぎる。

そんな能力、めちゃくちゃ欲しい。






「あ、紫藤さん、用具を台車に載せて、体育倉庫の中に入っていったよ」


「ボールとか片付けるだけなら、直ぐに出てくるだろ」


と言ってから、もう5分以上経ったが、彼女はまだ出てこない。


「お兄ちゃん、これ、どう思う?」


「ん〜、ヤッてるかもな」


そう判断した俺たちは、急いでハシゴへ向かい、俺,円香の順に降りる。


途中、頭上に円香のデカい尻が見えたわけだが、先程ナゾエリアに腰を降ろしていたため、円香のその尻の丸みの頂点がホコリで汚れていた。


美少女のケツが汚れているの、なんかエロく感じるよな〜と思いながら、体育倉庫の前へ向かった。






倉庫の扉に、2人で耳を当てる。


ズズッ、スズズズズ、ズズズ、ズズッ


なんか、勢いよく鼻をかんでいるような、そんな品のない音が微かに聞こえる。


まさか、紫藤がただの鼻炎持ちだったというオチではないだろうな。


「開けるぞ、円香」

「うん」


そ〜っと、片目で覗ける程の隙間を開き、中を見る。






俺たちの目に飛び込んできたのは、光悦とした表情の紫藤だった。


先程まで、女子バスケ部のプレイヤー達が汗を流しながら着用していた練習用のビブスの、その最も汗が染み込んでいるであろう襟元にしゃぶりついている、紫藤歩夢がいた。


良かった、鼻炎に苦しむ女子マネージャーはいなかったんだね。


俺は、ほっと胸を撫で下ろすべきか、頭を抱えるべきか悩んだ末、とりあえず手頃な妹の尻を撫でた。

本日4/27 2話公開します。


第22話.「汗が好きだと叫びたい」は、

18:30公開です。

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