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【R15版】妹よ、俺をオカズに致すなよ! 〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜  作者: カグラ
第3章 バイブレーション茶道部【桃瀬春子】

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20/73

第17話.天使はふれてない

本日4/20 2話公開します。


第18話.ぶるぶる時間(タイム) ※春子 視点回

17時30分公開予定です。


「お兄ちゃん、パンツ脱いで」


「···何で?」


「妹の前でパンツを脱ぐことに理由が必要?」


「多分、必要だと思うけど」


「はぁ〜、お兄ちゃんは相変わらず察しが悪いな」


妹の前でパンツを脱ぐ理由を察することができる兄などいてたまるか。

いたらそいつは超能力者だ。


「夏希ちゃんと私で話してたでしょ。私用の”アレ”を作るために、採寸したらサイズを教えるねって」


そういえば、勝手にそんな約束をしていたような気もする。


「だから、採寸しに来たよ!」


この妹、行動力がありすぎる。






「いや、サイズを調べるにしても、俺が自分で測って、後からお前に申告すればいいだろ」


「もちろん、測るのはお兄ちゃん自身だよ。これ全年齢版だし、私は触りません」


ほっとしたような、ちょっと残念なような。


「ただ、お兄ちゃん見栄っ張りだから、一人で測ると絶対に過剰申告するでしょ」


まぁ、否定はできない。


「だから、私が見ててあげるから、目の前で自分で測って」


「はい?」


「私に見られてた方が、長さも太さもフルの状態になれると思うし」


それも、否定できない。

なんなら2割増だ。


16cmも、あながち嘘じゃなくなるかもしれないな。






「というわけで、さっさと脱いで」


「いや、せめてシャワーしてからとか」


「いいからはよ脱げや」


「···はい」


仕方なく、制服のベルトを外し、ズボンとパンツを降ろした。


そして、円香の目の前で、俺自身の”松茸”をさらけ出した。


「いや、松茸は自己評価高すぎでしょ」


「じゃあ、しめじで」


「えのき」


「···はい」


円香の目の前で、俺自身の”えのき”をさらけ出した。






「お兄ちゃん、何で既にそんな”準備万端”の状態なの?」


それは、緑川の功績だ。


「大好きな妹の顔を見てるだけでそうなっちゃうのか。情けない童貞さんだね〜」


お前も自己評価高いな。

やっぱ兄妹だよ、俺たちは。






「よっと」

円香が俺の前にしゃがみ込み、”えのき”に顔を近づける。


「ちょっ、おまっ」

円香、顔、近いって。


俺の醜い”えのき”と、円香の美しい顔の対比に、脳がバグりそうになる。


すぅーーー

円香が鼻で大きく息を吸い込む。


「くっっさ!お兄ちゃんのコレ、めっちゃ臭いんだけど」


スンスン

「くっさ!マジ臭い。ちゃんと毎日洗ってる?イカ臭さ染みついてんじゃん」


スンスン

「うげ〜、臭すぎ。これが童貞のクソざこ”えのき”の臭いなの。マジ終わってる、鼻が腐りそう。女の子に嗅がせていい臭いじゃないよ」


いや、お前が勝手に嗅いでるだけだろ。


なにより···


「お前、なんだかんだ文句言ってるわりに、顔がアヘってるんだけど」


息を荒げ、半開きの口からヨダレを垂らし、目がトロけている。


「こんな臭いの嗅いだら、鼻から妊娠しちゃいそうだよ」


スンスン

「くっっせー、この臭さたまんね〜」


「お楽しみ中のところ悪いんだけどさ、そろそろ測ってもらっていいか?」


あんまり長引くと、途中で果ててしまいそうだ。


「いけない、いけない。臭いでイってる場合じゃないんだ。この早漏”えのき”が立ってる間に測り終えないと」


そう言った円香は、俺の学習机に向かい、引き出しの中から15cmモノサシと30cmモノサシを取り出した。


円香、お前はどっちがお兄ちゃんに相応しいと思う?


しかし、円香はその両方を机の上に置いた。


「ただ測るのもつまらないから、お兄ちゃん、コレ使おうか」


円香が手に持ったのは、机の上に置いてあった緑川の髪の毛だった。


「これ、さっきまでお兄ちゃんの部屋にいた、楓さんの髪の毛だよね?これでお兄ちゃんの”えのき”のサイズを測ろうよ」






再び俺の前に(ひざまず)く円香。


「これが、R18完全版だったら、別の測り方もできたんだけどね」


「ちなみに、どんな測り方なんだ?」


「私のこの口で、お兄ちゃんの形を覚えるの」


んべっ、と口を開いて、口腔内を見せつけ、舌先をチロチロと挑発するように動かす。


粘度が高まった唾液が、ねっとりと糸を引いている。

彼女が発情しているサインだ。


「私の口が、お兄ちゃんの長さと太さと固さを覚えるまで、じっくりみっちり、叩きこまれるんだよ」


想像しただけで、早漏のクソざこ童貞は果ててしまいそうになるので、全年齢版の話に戻す。


「で、髪の毛を使うって、どういうことだ?」


「そのまんまの意味だよ」


緑川の髪を、両手で摘んで、ツー、と俺に見せつけるように伸ばす。


「さっきまで、楓さんの身体の一部だったもので、お兄ちゃんの”アレ”のサイズを測るんだよ」






円香は、流石に長すぎるからと、1本の髪の毛を真ん中でカットし、2本に切り分けた。


そのうちの1本の片側を俺に持たせる。


「はい、根本に当てて」


その指示通り、片側を自らの根本に当てる。


そこを起点に、もう片方の側を、円香が先端に向けて引っ張る。


「ほら、楓さんの髪が、お兄ちゃんの”えのき”に添えられてるよ」


つい1時間前までは、あの”緑川楓”という存在の構成の一部を担っていたそのパーツが、今や俺の臭い”えのき”の添えものとは、とんだ都落ちもあったものだ。


緑川と寝食を共にしていた、手入れだって欠かしたことのないであろうその分身を犯しているようで、俺の背徳感ゲージが上振れするのも至極当然といえよう。


そして、俺の”えのき”と同じ長さになるように、円香がハサミで髪の毛をカットした。


「はい、お兄ちゃんの”えのき”スケールの、楓さんの髪の毛のできあがり」


どうだ、緑川。

これがお前の身体の一部のなれの果てだ。





次いで、カットして用意した、もう1本の髪を俺に手渡してきた。


「これはどうするんだ?」


「太さを測るんだよ」


「どうやって?」


「巻きつけるに決まってるじゃん。お兄ちゃんのあそこに、楓さんの髪の毛を巻きつけて」






俺自ら、緑川の髪の毛の両端を持ち、くるっとひと巻き”えのき”に巻きつける。


「あはっ、お兄ちゃんのあそこを、楓さんが抱きしめてるみたいじゃない?」


妖精サイズのミニ緑川が、俺の”えのき”に抱きついている様を想像する。


俺の”えのき”に、(ほほ)も乳もアソコも擦り付け、全身で愛撫するミニチュアサキュバスの幻影は、今の”果ててはいけない状況”には刺激が強すぎる。


「バカみたいなことを言うな」


「でも、そんなバカみたいなことを言われて大きくなってるのも、バカみたいじゃない?」


ああ、そうだ。俺もお前も、どっちもバカだ。


そうじゃなきゃ、こんなバカみたいな状況にはなってねーよ。


俺は、髪の毛で作った輪っかが崩れないように”えのき”から抜き取り、それを円香に手渡した。


「ほらよ」


「うむ、ご苦労」


それを受け取った円香は、机に向かい、紙とボールペンで型取り作業を開始した。






「長さと太さも分かったし、後は私の方でやっておくから、お兄ちゃんはもう帰っても大丈夫だよ。お疲れ様。」


なんという素っ気ない対応。


こいつ、あれだな。

ヤッた後、ピロートークとか絶対にしないタイプだ。


なにより

「ここは俺の部屋だ。お前が帰れ」


「もう作業始めちゃったからな〜。じゃあ、私が作業してる間、私の部屋で好きにしてていいよ。パンツもブラも、好きに使っていいからさ」


まぁ、許可を得るまでもなく、普段から好き放題使ってるが。


そう言われ、渋々自室から退却しようとしたところで。

「お兄ちゃん、次の作戦も、よろしくね」

と、声を掛けられた。


先程までの茶番の時と温度差を感じる、心なしか真面目なトーンだったように思えた。


こいつも命が懸かっている以上、やはり心の底では不安に感じているのかもしれない。


「まかせろ。それに、今回の作戦の肝は、俺じゃなくて夏希と緑川だ。あいつらなら、大丈夫だよ」


「うん、そうだね」


そうして自室を後にした俺は、円香の部屋へ向かう。


そして、この後むちゃくちゃ独りでシた。

次回、春子視点の女性キャラ主役回です。

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