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少女との出会い

いつもと変わらず街を単車で流している帝夢達。

この先の見通しの悪い道を曲がると集会場所に着く。

単車の運転がチーム1上手い帝夢が鋭く先頭で曲がっていくと、、、

「危ねえ!!!!」


クマのぬいぐるみを持った赤いワンピースの少女が道路に立っていた。

急ブレーキをして転倒してしまう帝夢。


「あぶねーだろ糞ガキ!!」

仲間たちが怒鳴りながら少女に近づく。


「おじさん達がそんなスピード出すから危ないんでしょ?」

恐がる素振りもなく帝夢達を咎める少女。


「やめろお前達、、、俺は大丈夫だから。嬢ちゃんは大丈夫か?」

その言葉に安心したのか急に大泣きしだす少女。

事故で左腕を骨折してしまった帝夢は右手で少女の頭を撫でる。

「ごめんな、お兄ちゃん達が恐い思いさせて、、、」


涙で真っ赤に腫れた翡翠色の瞳で帝夢の顔を見上げる少女。

「違うの、、、」

「あのね、、ここでね、ママとパパが事故に遭ってわたし1人になっちゃったから。ホントは引かれてママ達の所に行きたかったの。」

小さくか弱い声を振り絞って伝えてくれた内容に衝撃を受ける帝夢達、、、

全員の時が止まったような感情になっている中、シルクのような白髪ロングの少女の髪が哀しくも穏やかになびいていた

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