第28話 俺が捕まえに行く
ショーンはちいたちのホテルに向かった。
「急がなきゃ。なんとしても、MINKUハンターより先に香りのMINKUを捕まえたい」
ホテルの廊下でキューと会った。
「あ、ショーンさん。どうしたの?」
「キュー君。コングたち、みんなはいる?」
「いるけど、酔っ払って寝てるよ」
「そうか」(今日は交渉はやめておくか。みんな疲れている)
「また来るよ。キュー君」
「あ、そう。またね」
ショーンはアシュタールのところへ行き先を変えた。
「ショーン。なんとしても君の4つのMINKUと香りのMINKUを集結させなければならない」アシュタールが言った。
「10億ギーグ。これぐらいいただきますよ。アシュタールさん」
「なんと!高額だな」
「4つのMINKUを見つけるのに相当の労力がかかった。維持費も高い。これぐらいが妥当さ」
「MINKUハンターを集結させ、今からMINKUを集めることもできる」とアシュタール。
「残念だな。ガス惑星のMINKUは俺のが最後の一匹だと思うよ」
「く...」アシュタールは顔をしかめた。
「俺は香りのMINKUを捕まえに行く。MINKUハンターより先に見つけてやる」
「....」
「では、10億ギーグと香りのMINKU代を用意していてください」ショーンはアシュタールの神殿を後にした。
(惑星ガニメデは神聖なる香りの惑星。やつの匂いが受け入れられるかな)アシュタールは思った。
翌日、もう一度ショーンはコング達のところに向かった。
「あ、ショーンさん。また来たの?」キューが言った。
「ああ。みんなに話がある。ちょっといいかな?」
ホテルの部屋にみんながいた。
「どうした、ショーン。こんな朝早く」コングが言った。
「単刀直入に言おう。惑星ガニメデについてきてほしいんだ。香りのMINKUをどうしても見つけたい。協力をお願いする」
「しかし、アシュタールはハンターを行かせたんだろう?待ったらどうだ?」とコング。
「ハンターって言っても素人みたいなものだ。MINKUを捕まえるのは俺じゃなければ。一ヶ月待って、捕まえられなかったら、宇宙の平和に関わる」
「俺達が行く意味があるのか?」とジル。
「ガニメデは魔物も多いと聞く。皆の戦闘能力の助けがほしいんだ」
「そうか...俺達は戦闘能力を買われてきたしな。だが、ちいとキューは危険に晒すことになる」とコング。
「いまさらなんだよ、コング。僕も戦えるよ!」とキュー。
「ちいはそんな危険な所はだめだろ」とジル。
「私、一人でここに残るの?また連れて行かれちゃう!」
部屋の中でゲージに入っている原種MINKUがキョトンと見ていた。




