表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

第17話 青白い光

 「アシュタール様、なぜ、ジリアー族は総攻撃を突如しかけたのでしょうか?」


基地惑星の神殿で、弟子が尋ねた。


「なにか、焦っているようです。実は私もさっきからゾクゾクしています。なにか巨大な力が近づいているような・・」


神殿からアトラス連合艦隊とジリアー族の激しい戦いが見える。



ショーン達も戦いに参戦していた。

「よし、ビーム発射!」


ジリアー族の隕石型宇宙船に打撃を与えた。


「しかし、ジリアー族はなんの体制も整えてないな。攻撃を開始するのは早かったのでは?」

ショーンが言った。


「たしかになんかごちゃごちゃしてるな。やつら」ジルが言った。


その時、ジリアー族の攻撃が一斉に止んだ。


「なんだ?やつら、後退していくぞ」


ジリアー族はゆっくり、アトラス連合艦隊から後退していった。



「アシュタール様、連合艦隊総司令官から、無線です」


連合艦隊総司令官のダルス・ハスラーから連絡があった。


「アシュタール閣下、何者かが近づいてきています。ジリアー族も戦いを中断しました。なにか分かりますか?」


「はい。今感じます。とてつもない強大な戦闘力の集団が来ています。おそらく・・この宇宙ものではない」


「体制を一旦、集結します」ダルス総司令官は無線を切った。



近づいて来たのは、青白い光だった。光と言っても、月ぐらいの大きさはあるだろう。


ジリアー族は混乱しているようだ。

ジリアー族の一部が青白い光に攻撃した。

ビーム砲を発射したようだ。

しかし、青白い光はビームを攻撃されてもなにも動じない。ビームは無効化してるようだ。

ジリアー族の総司令官は攻撃を指示したか、総攻撃を開始した。

ジリアー族の隕石型宇宙船はビームをありったけ砲撃した。

しかし、青白い光はビームを吸収するかのように無効化にする。

その時、青白い光は落雷のような稲妻を無数に放った。

ジリアー族に落雷のような物があたり、ジリアー族は一瞬にして、消え去った。


神殿でアシュタール達は驚いた。

「アシュタール様、ものすごい戦闘能力です。ジリアー族が一瞬で全滅しました!」


「うむ。これは言い伝えにある、光の星か・・」


「言い伝えにあるのですか?アシュタール様?」


「言い伝えでは、見知らぬ宇宙から、武力ではなく「茶色の香りで世界を制す」と言うが」


「茶色の香り・・ですか?」


「うむ。その茶色の香りというのが、分からんのだ。いくら考えてもな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ