よし、電子書籍を作ろう
小説を一本書き終わって、せっかくなので記念に電子書籍出版でもしておこうと思いました。
いろいろ調べたので、次作を電書化する際の備忘として手順などをまとめておこうと思います。
また、同様の考えを持つ方のお役にたてば幸いです。
電子書籍化の流れ
1.元となる小説を書く
↓
2.表紙や挿絵などを用意する
↓
3.電子書籍(EPUB)化する
↓
4.電書出版サービスに登録する
1.元となる小説を書く
これがないと始まりません。
とりあえず、書籍化の元となる作品を書き上げましょう。
書き終えたあと重要なのはマスターデータをちゃんと管理することです。
マスターデータとはここでは校正などがすんで、品質が高い状態になっているデータのことです。
自分の場合はGoogleドキュメントで書いていて、小説家になろうに投稿した後で細かいところを直しているので、小説家になろうに投稿済みのものがマスターデータになります。
複数サイトに登録してらっしゃる方もいると思うので、どのデータが一番キレイな状態になっているのかしっかり管理しておきましょう。
後で出てくるツールを使用する際に小説投稿サイトを参照してEPUB化を行うので、小説投稿サイトの内容がマスターデータになっていると楽です。
※公開されている状態なので、基本的に公開済みの作品がマスターデータになると思いますが……
2.表紙や挿絵などを用意する
実際は表紙画像がなくても、電子書籍は作れるのですが見た目を良くしたり、お客さんの目を引いたりするためには表紙があったほうが良いです。
自分の場合は絵は描けないのでSKIMAというサービスを使って依頼しました。
SKIMAよりメジャーなところだとココナラなんかでも表紙を書いてくれる人が依頼募集をしているので、そのあたりのサービスを使って、依頼するのが良いかと思います。
自分の好みの絵柄の絵描きさんを探したり、するのは楽しくもあり結構大変でした。
こういったサービスを利用してイラストをお願いする場合、イラストの著作権譲渡の有無や、譲渡されない場合小説の表紙に利用可能かなど、条件面の確認をしっかり行いましょう。
3.電子書籍(EPUB)化する
は長くなるので次話に続きます。