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あやまりの古事記

古事記について、付け加えたい事がある。

第一のあやまり:アメノミナカヌシノカミがヤハウェと言っているからと言って、タカミムスビノカミとして、御子が現れてしまった。

第二のあやまり:アメノミナカヌシノカミがヤハウェと言っているからと言って、カミムスビノカミとして、御霊が現れてしまった。

第三のあやまり:御父、御子、御霊が三位三体として現れてしまった。


第一のあやまり、いわば、タカミムスビノカミは、高天原の神の諸原理に当たる神なので、そもそも人格神ではない。

第二のあやまり、いわば、カミムスビノカミは、その他諸々の神の諸原理なので、そもそも人格神ではない。

いわば、アメノミナカヌシノカミとタカミムスビノカミ、カミムスビノカミは同格の神ではない。アメノミナカヌシノカミは超越神であり、タカミムスビノカミとカミムスビノカミは汎神論の神。それぞれ、アメノミナカヌシノカミを始めとして、タカミムスビノカミ、カミムスビノカミは、三つの位格を持ち、アメノミナカヌシノカミが父、子、聖霊なのに対して、タカミムスビノカミ、カミムスビノカミは全、(いつ)全一神(ぜんいつしん)の三つの位格を持つ。つまりは、タカミムスビノカミは高天原の総意。カミムスビノカミは八百万の神の総意。

第三のあやまり、三一神は、三三神と成ってしまった。結局の所、混乱があるが、三体として、現れているのは、うしとらの金神が原因、アメノミナカヌシノカミは、死んでしまわれたが、生きようとする意志は、御父も御子も御霊も持っている為に、それぞれが独立して、分断して、先行して、生きようとしている。その為、統合される為には、復活しかない。いつ、復活するのかは分からないが、ペルソナが先行して、生きているなら、復活は都合がいいと言える。

いわば、日本神話におけるアートマンとブラフマンがタカミムスビノカミとカミムスビノカミであり、それは神の名によって、本来存在するものであると言える。

ちなみに、アメノミナカヌシノカミと違って、(彼は絶対神として存在しているが為に、)タカミムスビもカミムスビもタカミムスビノミコト、カミムスビノミコトと呼ぶ事が出来、その場合、完全に体さえ喪失(そうしつ)された宇宙の原理として、受諾(じゅだく)される。というより、ミコトは宇宙の原理としての神であるから、体は要らないものである。ただし、アメノミナカヌシノカミ、アマテラスノオオミカミ、タケミカヅチノヲノカミに限っては、ミコトと成る事はない。

あえて言うなら、クニノトコタチノミコトは地球の増長を治める宇宙の原理としての神であり、体を持っていると言える。クニノソコタチノミコトも地球の減退を治める宇宙の原理としての神で、これも体があると言える。立とある様に、クニノトコタチノミコトは地球の上に立ってこれを押さえており、クニノソコタチノミコトは地球の底に立ってこれを押さえている。

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