黒木さんとルーカスさんの仲はマジっぽい
ボクは...あのメリーさんの熱いラブコールを少しの間だけ保留にしてもらった。
ボクの心の整理をする時間を貰うためだ。
メリーさんは可愛いし優しい。家事をよく手伝ってくれるほどいい子で、おねーちゃんとよく慕ってくれている。
懸念点のTS能力も、メリーさんならボクの事をよく知っているから気を使う必要もない。
それでいて向こうからえっちな雰囲気を作ってきてくれる...ボクだってそういうのしてみたい。
アンケートを取れば10人中10人が優良物件と言うだろう...
ただ、向こうからグイグイ告白を迫られた時、ボクは「怖い」と感じてしまった。
「うん。どうみたって付き合ってるよねアレ...」
「だね。あのジュース...カップル専用だもん。間違いないよ。」
メリーさんの告白から数日...ボクたちは、黒木さんとルーカスさんの後をつけていた。
何故なら、また2人でこっそりと遊びに行くとの情報をメリーさんが仕入れてきたから。
黒木さんとルーカスさんの恋路を陰ながら応援したいボクたちは、そもそも本当に付き合ってるのかを調べに来たわけだ。
そして結論...黒木さんとルーカスさんは付き合ってる!
カップル専用ジュースを仲良く飲んでるんだもん。もう確定でしょ。
あのジュースは1本のグラスに2本のストローがついてて、しかもその2本のストローはハート型になるように絡まってるんだよ。
そのストローを使って飲めば、2人の顔が急接近してドキドキ!っていう...バカップルか罰ゲームぐらいでしか頼まないやつだよ。
もう、2人はバカップルってことだよ。
ていうか、それ以外にも黒木さんがちゃんとオシャレしてるのにも驚きだし...
最低限の身嗜みを整えてれば後はオシャレなんでどーでもいいわって言ってた黒木さんがあんなに...恋ってヤバいね...
そんなことを思っていると...ボクの手が、いつの間にかメリーさんにそっと握られていた。
そしてメリーさんは、
「...あのジュース...おねーちゃんと飲みたいな......」
っとボクの耳元で少し照れながら囁いてきたのだった。
........うん...恋ってヤバいね(2回目)




