第24話 女医さんによる触診!だまんごー。
高村まんごと桃矢のおたふく風邪は、無事に治った。
お尻の穴にネギを挿した効果があったのかどうかはわからないが、2人とも1週間程度で完治した。
そして2人は、久しぶりに元気に学校に向かった。
事件が起きたのは、桃矢が学校から家に帰って来た時だった。
桃矢は、机の上に一冊のエロ本を見つけたのだ。
『ザ・巨乳〜Fカップいちのゆらぎ〜』
という、巨乳好きの桃矢の心を鷲掴みにするタイトルのエロ本が、桃矢の机の上に堂々と置いてあった。
もちろん、桃矢の本では無い!
誰かがここに勝手に置いていったのだ。
「ちょっと……、なんでこんなものが俺の机に置いてあるんだ……?」
桃矢は、ゴクリと唾を飲んだ。
これをここに置いたのは誰だかわからないが、桃矢にとってはそんな小さなことはどうでもよかった。そう、そんなことは小さなことだ。目の前に広がっている巨乳に比べれば……。
そして、この子供部屋には、桃矢一人である。
まんごは、まだ学校から帰って来ていない……。
「……。」
桃矢は、エロ本を机の上に戻し、おぼつかない足取りで、扉の方に向かう。
そして、部屋の扉を開け、廊下を見渡す。
廊下には誰もいない。
廊下の先のキッチンでは、母親の綾子が夕飯の準備をしているようだ。仕事から早く帰って来た父親の甜瓜もリビングにいるらしく、2人の会話がかすかに聞こえた。
「……。」
桃矢は、音を立てないように、扉をゆっくりと閉める。
しかし、この子供部屋の扉には鍵は付いていない。桃矢にできることは、誰かに急に扉を開けられないことをただ祈るのみである。
「……。」
桃矢は、高鳴る胸の鼓動を抑えながら、机の前に戻った。
そして、机の上に置いてあるエロ本を手に取り、そっとページをめくった……。
――――――――――――――
「う〜ん、なんか変なんだよなぁ〜」
桃矢は、机の上に置いた一包みのティシューを前に頭を抱えていた。
「ねぇ、お兄ちゃん? どうかしたの?」
子供部屋の扉を開けたまんごは、すぐに、頭を抱えた桃矢が目に入った。
「おっと、まんご、いつの間に? いや〜、なんかさぁ……。」
桃矢は、まんごにティシューを見せ、何が起こったのかをありのまま話した。
液体が出て来ると思っていたのに、固体が出て来た……。
「え……、でもぉ……。う〜ん、私じゃわかんないかなぁ……。パパかママに聞いてみた方がいいと思うよ」
もちろん、まんごには、どうしていいかわからない。子どもだからわからないのだ。
「うん。だよなぁ……。じゃあ、そうするよ……。」
桃矢は、そのティシューを右手でつまみ上げ、リビングに向かう。
リビングでは、甜瓜は、枝豆と『ト○スハイボール・栗』で一杯やっていた。焼き栗はまだ残っており、まだ何杯か飲めるのだ。
「ねぇ、パパ……。あの……、あそこから、なんか変なのが出たんだけど……。」
桃矢は、甜瓜にティシューを見せ、起こったことをありのままに話した。
「そうかぁ……。じゃあ、桃矢、パパと一緒に、明日病院に行こうか……。」
甜瓜は頭をボリボリと掻きながら、言った。
甜瓜は、もしかしたらこうなることを予想していた。
もちろん、何も問題が無いことを願ってはいたが、おたふく風邪によって桃矢が睾丸炎を併発した可能性を疑っていた。そのため、甜瓜は、桃矢を検査に連れて行くために、エロ本を桃矢の机に置いたのだった。
甜瓜には、桃矢が巨乳好きであることはバレているし、桃矢があの本を手にしたらどういう行動に出るかまでお見通しだった。
これには一つ大きな理由があった。
親であるという以前に、同じ巨乳好きであったからだ。
もちろん、桃矢の机に置いたエロ本は甜瓜愛用のとっておきの一冊だったのだ! これを手にした桃矢がどうなるかは、明白だった……。
――――――――――――――
「高村さ〜ん! 高村桃矢さ〜ん! どうぞ〜!」
看護師さんが名前を呼ぶ声が病院の待合室に響いた。
桃矢は甜瓜と一緒に病院に来ている。桃矢のあそこを診察してもらうためだ。
「は〜い」
と、恐る恐る返事した桃矢は、甜瓜と一緒に診察室に入る
「初めまして。竹村です」
診察室に入った2人を迎えたのは美人の女医さんだった。
桃矢を担当するのは女医の竹村岳子である。
若くて美人でその上、巨乳と来たもんだ。
2人は、竹村に挨拶をするふりをして、視線を巨乳に向けた。親子揃って同じところに視線を向けたのだ。これは巨乳好きの性と言っても過言では無い。
「……で、どういった症状でしょうか?」
竹村は、2人の視線に気がつくも、いつものことなので、大して気にすることもなく、話を進めた。
「あ、はい。ええと……。」
甜瓜が、桃矢の症状とその背景を竹村に説明した。
「……そうですか。ということは、睾丸炎を併発していた可能性が高いですねぇ」
「それに加えてですが……、この子は熱いお湯が好きで、いつも熱湯に入っているんですよ。それも心配で……。」
「なるほど……、わかりました」
竹村は、冷静な声で言い、大きく頷いた。
「じゃあ、桃矢くん。ズボンとパンツを下ろして、そこの診察台の上に仰向けになってもらえるかなぁ」
竹村は、桃矢の方に目をやり、診察台を指差す。
診察をするのだ。
「あ……、はい」
桃矢が椅子から立ち上がってズボンに手をかけると、近くにいた看護師が着替えを入れるカゴを準備する。
診察台に乗った桃矢は、仰向けに寝て、おパンツを脱ぎ去った下半身を、美人女医の前に露わにした。
「じゃあ、触診しますね〜」
竹村は使い捨てゴム手袋をはめて、触診した。
「はい。陰茎にも睾丸にも外的な損傷はないようね。そして、勃起もするようね……。はい。わかりました。じゃあ、桃矢くん、一旦パンツとズボンを穿いてね」
桃矢は、そそくさと診察台の上から降りて、パンツとズボンを穿く。
「問題は、精子の機能ですね。それを調べるために、精液の採取をお願いします。桃矢くん、今からこの精液採取用の容器を渡しますので、これに精液を採取してくれる?」
竹村は、小さいジャム容器のようなプラスチックの器を準備した。
「え、あ……、はい」
桃矢は、おびえながらそのプラスチックの器を受け取る。
「ちなみに、お父様。桃矢くんは、採取の方法はご存知でしょうかね?」
「えっ、あっ、はい。大丈夫です!」
横からオパイを凝視していた甜瓜は、急に話を振られて驚いた。動揺しつつも、甜瓜は大きく頷いた。
「そうですか……。じゃあ、桃矢くん、今から看護師さんに案内してもらうから、その部屋の中で、精液を採取してきてね」
「はい」
桃矢は、そう言いながら、精液回収用の容器をしげしげと見る。
「桃矢、一人で大丈夫か? パパも一緒にいてやろうか?」
「いや、いいよ。一人でできるよ」
桃矢は首を振る。
桃矢は、『精液を採取する』ということの意味は、なんとか理解はしていた。そして、その部屋の中で何をすべきかを知っていたため、その行為を誰かに見られることは恥ずかしかったのだ。
「高村桃矢くんね! この部屋で、精液を採取してね。採取したら、部屋の壁にある回収用の扉の中に置いてね。容器を置いて、扉を回転させればいいから」
看護師に案内されて、桃矢は、精液採取用の部屋に入った。
「へぇ〜、なるほど〜」
桃矢が入った個室には、椅子と机と小さな水道があった。桃矢は、先生に言われていた通りに最初に手を洗った。
そして、ズボンとパンツを下ろし、椅子に腰掛けた。
机に置いてあるパソコンにはそれ用のWebページが映っていた。
「へぇ〜、色々あるんだ……。」
桃矢は、画面に写る色々なタグに、ゴクリと唾を飲む。
タグには、『熟女』、『巨乳』、『素人』などの言葉が書かれている。
そのタグをクリックすれば、そういうモノが見れるのであろう。
「じゃあ、『巨乳』っと……。」
桃矢は、ドキドキとしながらタグをクリックした。
(作者注:診察のために必要とはいえ、さすがに無理ですよね。書けません!! 脳内で補ってください!)
「ああっ、容器、容器っと……。」
桃矢は大慌てで容器に手を伸ばす。
ビリッ
滅菌確認用のシールを破り、容器の蓋を開けた。
そして、こぼさないように精液を容器に採取した。
蓋を閉めて完成だ。
桃矢は、壁のところにある容器を回収する扉の中に、その容器を置いた。
クルリッ
そして、その回転扉をクルリと回転させた。
クルリッ
と外からもう一度扉が回転した時には、容器は回収されていて、そこには何もなかった。
「よしっ、と……。」
桃矢はもう一度手を洗い、パンツとズボンを穿いた。
――――――――――――――
「じゃあ、結果は3日後に出ますので……。受付で予約を取っておいてください」
竹村岳子は笑顔を浮かべて言う。
女医として患者に接する時の、営業スマイルだ。
その営業スマイルでも、若い美人女医の笑顔は甜瓜の鼻の下を数センチ伸ばすほどの威力はあった。
「竹村先生、ありがとうございます。ほら、桃矢も、お礼を言って」
「先生、ありがとうございます!」
一方で、賢者タイムの桃矢は、巨乳美人女医の巨乳に目をやることなく、いたって普通に、お礼を言った。
「お大事に〜」
竹村岳子は、笑顔で桃矢に手を振った。
診察の結果は如何に?
次回を待て!
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私、高村まんご。小学3年生。
高村桃矢の妹だよ!
お兄ちゃんが大変なことになってきちゃったねぇ〜。心配だね!
まぁ、今回は色々大変過ぎて、色んなところで描写を消しまくったわよ……。
ごめんね、描写が不十分なところが多々あるけどね。
脳内補完してくれると、ありがたいな〜。
さすがに、ギリギリってゆうか、ガッツリはみ出しちゃうからね……。
それにしても、不穏な感じになってきたよねぇ〜。
え?
予想通り?
またまたぁ〜。
伏線は張ってたけどねぇ、ここまで読み切れた読者さんもいるのかなぁ〜。
熱湯に入ってるお兄ちゃんから、あっ……、察し……って?
おたふく風邪で、あっ……、これは確定だな……って?
さすがにねぇ〜。
まぁ、これは執筆当初から仕組まれていたネタだからね……。
やっとここまで来たよ〜!
気がついたら10万字超えてるよ〜。
じゃあ、今回は、次回予告の雰囲気をちょっと変えていくよっ!
タララ〜タ〜ラタ〜
熱湯とおたふく風邪のダブルパンチで、お兄ちゃんの精巣は死にかけよっ!
熱さに弱い精巣は、体温から身を守るために、体の外に出てるっていうのに……。
そんなに痛めつけられて、もぅ、お兄ちゃんの精巣の生殖機能はゼロよっ!
でも、お願い!
お願いだから、耐えてっ!
あんたが死んだら、お兄ちゃんはどうなっちゃうの?
あんたがガンバらないと、お兄ちゃんが、種無しになっちゃうのよ!
お願いっ! 死なないでっ! お兄ちゃんの精巣!
次回!
魔法少女 マンゴ☆スチン
『第25話 桃矢の精巣、死す!だまんごー』
だよっ!
絶対に読んでねっ!
マンゴスチン! カジュー! ヒャクパーセントー!




