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ネカマ君、異世界に落ちる。  作者: 舞茸 シメジ
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第20話 ルメリアの実力

累計PVがさらっと6000超えてました。感謝ァ!(なんならもうすぐ7000だったりする)


 「ということで、今からお主の実力を図ります」


 ダンジョン近くの草原で腕を組みながらルメリアに言い放つ御影。

 ちなみに、少し気になるからとラウも一緒にいる。職務は少しぐらいサボってもいいだろうと本人は言っている。


 「えーと、何をすればいいのかしら?」

 

 ルメリアは困惑気味に御影に言い返す。

 御影はニッコリと笑いながら組んでた腕を広げて、ルメリアに向かってすしざ○まいをする。


 「お主はワシに本気で向かってくればいいんじゃよ」

 「本気で…………」

 「そうじゃ。本気でかかってくるのじゃ」


 そう言って、御影は構えを取る。

 御影の様子を見て、言っていることが本気だと悟ったルメリアも拳を構える。


 「ん? お主も素手か?」

 「お父様からの直伝よ!」


 御影からの質問にドヤ顔で答えるルメリア。

 

 「なるほどの。まぁ、掛かってこい」

 「分かった!」


 そう言ってルメリアは御影へと肉薄しようとし、走り出す。

 しかし、御影に向かってルメリアは拳を振り抜こうとするが、御影の前に透明な壁が現れてルメリアからの攻撃を防ぐ。


 「え!?」

  

 突如として、現れた透明な壁にルメリアが驚く。

 

 「驚いている暇はないぞ?」


 その言葉と共にルメリアの目の前にゴーレムが召喚される。


 「うぇ!? いきなり!?」


 そんな言葉と共に一撃でゴーレムを粉砕するルメリア。

 

 「ほう、一撃」

 「る、ルメリアちゃん凄い………」


 そこそこの固さがあるゴーレムを粉砕するルメリアにリエナが驚く。そして、先程よりスピードを上げて御影に向かってくるルメリア。

 やはり、あのゴリラから直接師事されているからか、結構なゴリラ力があるようである。


 「てやああああ!!」


 正面からの攻撃は効かないと考えたのか、空中に飛び上がってから流れるように2連続で回し蹴りを叩き込んでくる。   

 しかし、これまた透明な壁が御影の頭上にもきちんとあり、ルメリアの攻撃は鈍い音を発しながら防がれる。


 「空中にもあるの!?」  

 「もちのろんじゃ」


 ルメリアが着地をする瞬間に、御影はまたゴーレムを召喚して着地狩りをしようとする。今度は先程とは違ってゴーレムは3体に増えている。

   

 「ハァー! 【回天脚】!!」


 ルメリアは地面に手を付いて魔力を纏わせた足をグルッと回して、着地狩りをしようとしたゴーレム3体を次々と粉砕する。


 「ひょわ!? 一気に3体!」

 「キュイキュイ!」   

 「流石はアイツが溺愛しているだけあるな。普通の7級冒険者よりは動けるんじゃねぇか?」


 完全に観戦モードに入っている2人と1匹がルメリアの技に盛り上がっている。

 だが、ラウの評価は流石は冒険者組合の長というべきか、ルメリアの実力は明らかに登録したての7級冒険者の腕前ではなかった。


 

 「まだまだ!」


 そんな言葉と共にルメリアは御影へと向かっていく。かなりのスピードで向かってくるルメリアに対して、御影は特に身構えることなく悠然としていた。

 


 「(前もダメ。上もダメ。なら、死角から!!)」

 

 ルメリアはそう考え、身体強化魔法をかけて瞬時に御影の後ろを取る。

  

 「【魔拳 連爆】!」


 ルメリアは御影の真後ろの死角から爆発魔法を纏わせた拳でラッシュをかける。そこそこの爆発の衝撃と煙が2人を包み込む。

    

 「これは流石に……!」

     

 煙の中から飛び出たルメリアがそう言葉を漏らす。しかし…………。


 「うーん、まぁまぁじゃな」

     

 そんな言葉を漏らしながら、傷1つない御影が煙を風魔法で吹き飛ばしながら歩いてきた。


 「嘘!? 無傷!?」

 「まぁ、そのへんはまだ火力が足りんの」

 「か、火力…………」

 「安心せい。お主は普通に強い部類じゃ。慢心しないで努力すれば、あのゴリラみたいな父親を超えられるかもしれんぞ?」

 「ほんと!?」 

 

 御影の言葉に一瞬しょぼんとしたが、父親を超えられると聞いて、すぐさま機嫌が目に見えてよくなるルメリア。ちょろい。


 「ラウもどうじゃ? なんか見てて感想は」

 「んー、まぁ普通に冒険者としてやっていける程度には能力はあるんじゃないか? アイツ、おっと陛下に元々溺愛………ウゥン! 鍛えられていたようだしな」

 「まぁ、ワシも同意見じゃ。ダンジョンの潜り方等はその時その時で教えるとしようかの」

 

 こうして、ルメリアの実力確認が終わった。     







 場所が変わって、ダンジョン1層目にあるそこそこの大きさの広間。現在、御影とリエナとルメリアはダンジョンに潜っていた。ラウはうーちゃんを連れて家に戻ってもらったあとに領地へと帰っていった。

 

 「私はなんでいきなりダンジョンにいるの…………?」


 ルメリアはそうぼやきながら、襲いかかってきた骨人(スケルトン)を粉々にする。

 本来なら、ダンジョンには5級冒険者からしか入れないのだが、御影が「別にまだココは組合の管轄になっとらんし、そもそも冒険者じゃないお主は級すら存在しないのだから勝手に入ろうが別にええじゃろ」と屁理屈をこねて、ルメリアを無理矢理ダンジョンに連れてきていた。  

 で、わざわざ連れてきた理由はリエナにもやった地獄のレベリング作業である。ルメリアを鑑定でステータスを見たところ、まだLvが100に到達していなかったことが判明したので、ブートキャンプツアーが開催されることとなった。

 既にリエナも死んだ目で短剣片手に骨人(スケルトン)達をバッタバタと切り倒している。


 御影は2人がギリギリ相手取れる数に敵を調節し、2人をしごきまくる。リエナには魔法の構築スピードを、ルメリアは魔力を込めて拳で殴る時のスピードと威力を重点的に。


 「ほれ、リエナ! そんなちんたら魔法を構築してたらあっという間に敵に囲まれるぞ! エンチャントは2秒で唱えるんじゃ! ルメリア! 敵の優先順位をきちんと把握するのじゃ! 最初に自分に一番近い奴! 二番目に遠距離持ちと回復持ち! 三番目に残った奴等じゃ! 判断を間違えたら即座に死ぬと思え!」

 「は、はい~!」

 「分かったわ!」 


 返事と共に2人は集まってくる骨人(スケルトン)やストーンエレメンタルを蹴散らしていく。


 「(うむうむ、まぁ動けるようにはなってきたの。まだ下には連れていけんが)」

 

 そんなことを考えながら、2人にとってキャパオーバーになる数の骨人が通路の奥から来ようとしたので、魔力刃を飛ばしてバラバラにする。すると……………。




 [十六夜 御影はLvが1上がった]




 そんなメッセージが脳内に浮かぶ。

 そういえば、ここしばらくレベルが上がってなかったなと思い返す御影。とりあえず、ステータスを確認しようと思い立ち、通路に大量に罠魔法を仕掛けておく。


 「さて、何か変化があるかの?」  

 

 そう言って、若干ワクワクしながら御影はステータス画面を開いた。


 _____________________________________________



  名前 十六夜 御影 Lv3



  種族 魔人  職業 極魔導師



  HP 417115/417115 MP 999999/999999



  物攻 235617 魔攻 999999 



  物防 556179 魔防 999999



  敏捷 407872 



  スキル



  【魔導神】Lv10 ………… >>スキル一覧を開く…



  称号



  【魔を極めし者】………… >>称号一覧を開く…


 ______________________________________________


 「ほとんど変わってないのぉ…………」


 最初のステータス確認からレベルが2つ上がったが、ステータス値の上昇量は微々たるものであった。しかし、御影的にはまだ上がる余地があるということは良い情報だが。


 「むぅ、まぁワシにまだ成長の余地があることが分かっただけ良しとするか………」


 そう言ってステータス欄を閉じて、2人の方に視線を戻す。2人はちょうど広間にいた魔物達を全滅させたところであった。

  

 「そういえば、じっくりと2人のステータスを見たことないのぉ。この際に見ておくか」

 

 そう言って、御影は鑑定スキルを発動させた。


感想お待ちしてます(乞食)

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