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ネカマ君、異世界に落ちる。  作者: 舞茸 シメジ
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第1話 始まり

まったりと書きました。良ければ読んでやって下さい。


ルビの振り忘れを修正。バグか何かで話が半分消し飛んでいたのを修正。気付いて良かった……。


 VRMMOというものが広く行き渡って10数年。このファンタジーエクスプローラーズというありふれたVRMMOもサービス開始から数年が経とうとしていた。

 

 そんな平和なファンタジーエスプローラーズの中で事件が起きようとしていた。

 



 薄暗い遺跡の中をワイワイと喋りながら歩く男女4人がいた。


 「はぁ……。全くなんでこんな辺鄙なダンジョンまで来なくちゃならんのじゃ」

 

 クリクリっとした赤眼をジト目にして、文句を言いながらテコテコと歩くゴスロリ美少女。サラサラとしている長い白髪が不機嫌そうに揺れる。

 そんなぼやきに、傍にいる男が答える。


 「しょうがないですよ、ミカゲ様。今のところ、新規ダンジョンの噂がここにしかないんですから」

 「俺達もいるんですから、ミカゲ様は別になにもしなくていいんスよ?」

 「ハァハァ……。ミカゲちゃん可愛いッ!」


 まるで戦隊モノの登場人物達みたいに色分けされた3人が各々に口を開く。

 美少女もとい、十六夜御影(いざよいみかげ)は、「はぁ……」とため息を付きながら会話を続ける。


 「レッド、ブルー。言うてるじゃろ。ワシは姫プはもうしないと。もうこりごりじゃ。それとイエロー、お主は帰れ。キモい」 

 「ンンン!! ミカゲちゃんからの罵倒!! ン気持ちいい!!」


 グラマラスな肉体を両手で抱きながらくねくねと体をよじらせる変態。このイエロー、リアルの性別もアバターの性別も女性なのに美少女キャラの囲いの一員となって、罵倒してもらうために常日頃から変態発言をかます、凄まじい変態であった。


 「もうダメじゃなコイツ」「これはダメですね」「うん、ダメだな」


 3人の意見が合致する。

 そんな感じで、バカ騒ぎをしながら歩いていると、薄暗い通路の角から魔物が現れる。


 「ふむ、悪魔像(デビルスタチュー)が3体か。ククク、少々憂さ晴らしに付き合ってもらうかのぉ………」


 そう言いながら、御影は両手を怪しく光らせ前に進もうとすると。


 「ミカゲちゃんはそんな雑魚相手にしなくていいよー!あそこの野郎2人に殺らせればおkだよー!」と言いながらイエローが御影にいきなり抱き付く。

 

 「ぬおっ! 危ないじゃろ! 転ぶじゃろう………が………??」

 「アー! ミカゲちゃんイイ匂イー!!! スハーッ!って…………え?」


 地面の感触を感じられないと思い、2人が下を見るとどこまでも暗く深い穴が口を開いていた。


 「「ミカゲ様!!!」」

 

 咄嗟に伸びるレッドとブルーの手。

 2人は伸ばされた御影の手を掴もうとしたが僅かに、ごく僅かに御影の手に届かなかった。  

 そして、残されたレッドとブルーの前で非情にも2人が落ちていった穴は目の前で消え去っていった。


 「クソ! このダンジョンこんな場所に落とし穴の罠なんてありましたか!?」

 「いや、無かったはずっスけど! もしかしてアプデでひっそりと!?」

 「チッ! とやかく言ってる場合じゃありませんね! 急いで下に潜りましょう! ミカゲ様のことだからそんなに心配自体はいらないと思いますが、あの至高の肉体に傷が1つでも付いてみなさい! ピンクとブラックにぶっ殺されますよ!」  

 「たしかにそうっスね! 急ぎましょう!」


 ピンクとブラックというミカゲ狂信者の影に怯える2人はダンジョン内の魔物を蹴散らしながら奥に進んだ。

 だが、2人がどんなにダンジョン内を探しても、まだオンライン表示だから先に帰ってきてるかもしれないと思い、拠点としている街を隅から隅まで探しても2人が見つかることは無かった。


 そして………。


 「…………レッド先輩」

 「………なんでしょうブルー」

 「2人が………オフラインになりました………」  

 「………私達になにも言わずあの人がログアウトすることはこれまで一度もありませんでした。絶対に何かがあったに違いありません。明日もう一度あのダンジョンに行きましょう。他のメンバーには私が話しておきます」

 「…………分かりました」


 こうして、この日ファンタジーエスプローラーズからプレイヤー100人近くが忽然と姿を消し、消えたプレイヤー達は二度とログインすることは無かった。

 運営からはこの事件に関しては特に発表も出ず、結局事件の当事者では無かったプレイヤー達からの記憶からはすぐに消えてしまった。




===================  


 「グエッ! いたたたた…………」


 地面に叩きつけられる衝撃で意識が戻る。

 余りの落下時間に気を失っていたようだ。一緒に落ちていた筈のイエローがいない。先に起きて辺りを探索しているのだろうか。


 「しかし、まぁ長いこと落ちたのぉ………。あのダンジョンあんな深かったかの?」


 落ちてきた穴を見上げながらぼやく。

 自分が先ほどまで歩いてたダンジョンは、記憶している限りはこんなに深く落ちるほどの深さあるダンジョンでは無かった筈である。さらに、辺りをざっと見渡すと古びた遺跡の様相から自然に生成されたような洞窟の様相に変わっている。


 「む? なんで服がボロボロになっとるんじゃ? まぁ、違うのに着替えればええかの」



 おそらく、落ちてる最中に尖ったところに引っかけたのだろうと考え、即座に違う服のマイセットに変え着替える御影。



 「遺跡の下に新規ダンジョンか。噂は本当だったようじゃの」


 そう考察をしながら、とりあえずマップを開きマッピングをしながらダンジョンを歩き始める。歩いていればきっと洞窟の入口か洞窟の深部に辿り着けるだろう。入口を見つけられれば万々歳といったところか。


 「しかし、一緒に落ちたはずのイエローが近くにいないというのは少々おかしいのぉ。あやつのことだからすっ飛んで来ると思っていたが」


 いつまで、経っても合流する気配がないイエローを心配し始める御影。

 自分がinするときにはいつも一緒にいるイエローがいないとそれはそれで寂しいものだった。


 「むぅ。魔力探知をしても周囲1km内に人らしき存在はいないの………。魔物はうようよいるようじゃが」

 

 そんなことを呟いた瞬間に目の前に骨人(スケルトン)が数体現れる。


 「ちょうど、むしゃくしゃしてたところじゃ。気晴らしに塵になってもらうぞ? 文字通りの」


 そんな呟きを無視して近づいていた骨人(スケルトン)が、手に持っていた剣を振りかぶった瞬間、御影の魔法が発動する。


 「【ヒートフレア】」


 超高温の熱風が後方にいる骨人(スケルトン)達もまとめて塵にする。辺り一帯が一瞬にして灼熱の地獄に変わった。

 

 「不死系の魔物はやっぱり熱系が手っ取り早いの。炎系より魔法の出が分かりにくいというのが便利じゃ。上位の魔物は普通に魔法を見てから避けてくるからのぉ」とゲームに対する愚痴をぼやきながら歩みを再開する。


 しばらく、魔物を殲滅しながら歩き続けること20分。かなり長いこと探索をしたが一向に出口も入口も見つからなかった。

 

 「なんなんじゃここは……? マッピングしながら歩いて、逐一マップを確認しても同じ場所(・・・・)を一回も歩いておらん。つまりはこの新規ダンジョンバカ広くね?」


 あまりの広さについ()が出てしまう御影。


 「おっと、いかんいかん。とは思っても………」


 御影はキョロキョロと辺りを見渡しつつ、もう一度魔力探知をする。


 「うん。やっぱり誰もいねーか。なら別に今はロールする必要はねぇな」


 そこから、美少女の姿と可愛らしい声から溢れる男言葉。

 十六夜御影はネカマである。御影がこのファンタジーエクスプローラーズでネカマを始めた切っ掛けも、女の子キャラの方が姫プとかしてもらえそうだなというしょーもない思考回路によるものであった。


 だがしかし、良くも悪くも最初に彼のクエストを手伝ったのが一緒に落っこったレッド達のパーティーであった。彼らはたまたま初期アバターでうろちょろしていた御影を見かけ、初心者を助けるという名目で手助けをしたのだが、ピンクとブラックが御影のロールにガチハマリしてしまったのが事の発端である。一応、御影は自分は男だと言っても、狂信者2人は今目の前にいる御影様が俺達の御影様だという主張をして、特に気にもしなかった。


 そこから、吹っ切れたように御影はのじゃロリロールを普通にするようになった。そうして、吹っ切れた彼とその従者達のパーティーは色々な事件を起こしたり、冒険をし、気が付くと彼らはトッププレイヤーの一員になっていた。

 トッププレイヤーになってからも色々と事件は巻き起こしていたが、パーティーの中心人物である御影は他のプレイヤーから汎用姫型決戦兵器とかゴリキュアとか言われ、地味に恐れられていたが、一方で非公認ファンクラブの会員数も多く、そのファン達によるトラブルもそこそこあったりして、彼のファンタジーエクスプローラーズ生活はわりかし充実していた言えよう。彼の思い描いていた光景と多少は違ったが。

 ちなみに、のじゃロリは彼の趣味である。



 それから、かれこれ歩くこと10分。


 「さてと、ようやく道が広くなってきたがそろそろか………?」


 そう呟きながら角を曲がった御影の前に重厚で怪しげな紋様が描かれた扉が現れる。


 「ふぅ。ボス部屋はちゃんとあったか………。ほんとただの洞窟を歩いているのかと思ったぜ。さて、ささっと片付けてイエローを探さんとな」


 一向に姿が見えないイエローを心配しつつ、ボス部屋へと入っていく。

 重々しい音を立てながら、開いた先にいる存在が御影の存在に気付く。9つの骨の頭が御影をジロリと睨む。


 「九頭骨竜(ボーンヒドラ)か」


 その呟きに反応するように、九頭骨竜(ボーンヒドラ)が御影の方に体を向け咆哮をあげる。


 「毎回思うが、お前らはどっから声だしてるんだか」と全く九頭骨竜(ボーンヒドラ)が眼中にないような態度をとる御影。

 そんな御影を見て、激昂するかのように突進してくる九頭骨竜(ボーンヒドラ)

 だが、次の瞬間ピタリと九頭骨竜(ボーンヒドラ)の動きが止まる。目の前の人の形(・・・)をしたモノから凄まじい魔力が発せられていることに気付いて。


 「悪いな。お前は俺を初めて見るだろうが、俺はお前をそこそこな数を狩りとってるんだわ」


 そうして、御影は手を前に出し詠唱する。


 「凍てつけ【アイスコフィン】」


 詠唱が唱える前から、後ろに下がろうとした九頭骨竜(ボーンヒドラ)を容赦なく魔氷が包み込む。

 あっという間に氷の中に九頭骨竜(ボーンヒドラ)は閉じ込められ……。


 「【インパクトバレット】」


 衝撃の魔弾で粉々に打ち砕かれた。



 「うん、まぁいつも通りだな。しっかし、骨系統の癖にコイツ弱点氷なのクソだわ~。さてさて、どうせ転移陣出現したろ~? どこだ~?おっ、あったあった」


 残念美少女感を振り撒きつつ、転移陣を探し、乗る御影。


 「はぁ、イエロー………いやライカは結局どこにいるんだか……」

 

 唯一、自分がスカウトした戦隊メンバーの一人のプレイヤーネームを呟きながら、御影は転移の光に包まれていった。


 




   ☆






 あまりの激痛に強制的に意識が戻る。落ちる最中に、大切に掴んでいたはずの手には何も無いことに気付き…………。


 「御影様!?」


 そう叫びながら体を起こすイエロー。

 しかし、急激に体を動かした反動で体がまた悲鳴を上げる。 


 「つっ………! 御影様!?」


 御影の姿を探し、辺りを見渡そうとしたイエローの視界に飛び込んできた光景は。


 見渡す限りの大草原であった。


 「…………………ぇ?」

 「____________次はここをこう迂回して…………おっ?」


 そんな困惑をしているイエローに見知らぬ声が耳に入ってくる。

 声が聞こえてきた方に目をやると、少し離れたところにあるテント群から歩いてきたと見られる大剣を背負った金髪をオールバックにした軽薄そうな男が立っていた。


 「……………………………………」

 「ようやく起きたか、嬢ちゃん。全くビックリしたぜ? 空からいきなり美女が降ってくるんだからよ~」

 「………こに……った………」 

 「さてと、嬢ちゃんって何だ? まだ回復し切っていなかったか? おーい!メリッサ! 回復魔法をこの嬢ちゃんに……」

 「御影様をどこにやったァ!!!!!!」


 その瞬間、イエローは怪我人とは考えられない速度で立ち上がり、目の前に男に掴みかかろうとする。

 

 「おっと、落ち着けって」

 「むぐゅ!」


 しかし、男にあっさりと顔面を鷲掴みをされて、動きを止められてしまった。

 

 「もががががががが!!!」と叫びながら、ジタバタ暴れるイエロー。その様子を見て、男はテントの方に顔を向け、声を出す。

 「うーむ。メリッサ、回復魔法と一緒に鎮静魔法も頼む」  

 「はいはい~」


 いつの間にかに、近くにいたおっとりとした長いピンク髪の女性が杖を振り魔法をイエローにかける。


 「我らに癒しの手を【キュア】、我らに静けさと安らぎを【カーム】」

 「助かったメリッサ」

 「いえ♪ 一応、詠唱付けたのでばっちり効いたと思いますよ♪」

 「おう」


 鎮静魔法を貰い、じたばたしていたイエローも大人しくなったようであった。


 「よし、落ち着いたか?」

 「………えぇ。私のことはいい。御影様は………」


 御影のことを聞こうとすると、男は表情を曇らせながら言う。

 

 「残念ながら_____」

 「貴様、御影様を!」

 「空から落ちてきたのは嬢ちゃん1人だけだ(・・・・・)

 「………………え?」

 「それに嬢ちゃんは空から落ちてくるとき全身がボロボロだったぜ? 何があったかは知らないが、ここに俺達がいなかったら嬢ちゃんは死んでいたのは確かだ」

 「そん………な………」


 その言葉を聞き、絶望するイエロー。つまりは、今もどこかで大切なあの人は死にかけてるかもしれないのだ。

 

 「ち、近くにいるかも…………しれ………」

 「君が落ちてきたあと、念のために周りも見てみたが君以外はいなかった。それにここは一見平和そうに見えるが、ここはドラム大平原。ある古から生きる竜/龍(ドラゴン)が住む場所だ。彼のテリトリーに入ったら最後、塵も残らないだろうね」

 「どらむ大平原…………? 竜?」

 

 突如出てきた謎の単語に困惑するイエロー。だが、それでも彼女は諦めなかった。

 

 「私は………、御影様を探す……!」

 

 そう言いながら、体中から魔力が吹き出し、辺りに紫電が巻き散れる。唐突に膨大な魔力が辺りに流れ、テントの方からなんだなんだと声が聞こえてくる。

 しかし、その紫電は男には全く効いてないどころか、余裕の笑みを浮かべたまま、イエローの前に立ち塞がる。

 

 「おっと、嬢ちゃん。それ以上は進ませねェ」

 「どいて!」


 そう威圧するイエローに臆さず、大剣を抜き、地面に突き刺して仁王立ちする。

 ついでに、煙草にも火をつける。


 「すまねぇが、嬢ちゃん。無駄死にはさせねェ。見たところそこそこ強そうだが、ここの平原にいる奴は俺らなんて可愛らしいレベルのもんなんだぜ?」

 「そんなの戦ってみないと分からない………!!」


 煙草をくゆらせながら、男は続ける。


 「それに。俺らが助けた命だ。勝手に死なれちゃ後味がワリィ」

 「私は…………!!」

 「なら、俺達がしばらく一緒に探してやる。普通なら俺達を使うとたけぇぞ? なんせ、俺達はこの大陸に両手で数えることしか出来ない1級冒険者ギルドの【明けの明星】だ」 

 「……………くっ」


 助けてもらったという事実がある以上、イエローは無視は出来なかった。それに、イエローはファンタジーエクスプローラーズの世界を相当冒険している自負があるが、ここまで広い大平原はプレイしていた中で一度も見たこと(・・・・・・・)なかった(・・・・)

 

 「まぁ、なんか訳アリっぽいし、しばらく世話は見てやるよ」


 そんなことを男が言った瞬間。


 「ギル~。カッコつけは終わった~? そろそろ移動しないと」

 

 ピンク髪の女性が近付いてきて、そんなことを言い放った。


 「バッ………お前、折角良い感じだったのになんつーことを!」

 「あら~? 本当に格好つけていたのね♪」

 「あっ!」 


 そんなグダグダなやり取りを見てイエローはすっかり落ち着き、彼を頼って本当に大丈夫なのかと考えるていると。


 「えーと、彼は格好つけたがりだけど、言っていることは事実よ~。あぁ見えてきちんと強いから安心して♪」


 ピンク髪の女性がコップを差し出しながら、イエローに話しかけてきた。


 「そう……ですか………」

 「フフッ♪ まぁ、そのうち実力は見れると思うわ。私はメリッサよ。あなたは?」

 「イエロー………。いえ、ライカと言います」

 

 イエローもといライカの名前を聞くと、ニコッとメリッサは笑い、テントの方へ歩き出した。

 

 「じゃあ、ライカちゃん。早速だけどここから移動するから、テントを畳むのを手伝ってくれるとありがたいわ♪」

 「………分かりました」


 そう言って歩きだそうとすると、横にメリッサに茶々を入れられて凹んでいた男が来る。

 

 「すまねぇな。いきなり手伝わせて。まぁうちに仮入団って形で仲間達には説明する。新入りは雑用からやるべきっていう考えを持ってる奴もいるからメリッサのとこのテントを片すのを手伝ってくれ」

 「はい、分かりました……」

 「ちなみに、俺の名前はギルグエットだ。ギルでいい。これからよろしくな」


 そう言って、手を差し出すギル。

 

 「ライカです。しばらくお世話になります………」


 2人は握手を交わし、改めてテントの方へと歩き出した。

 これが、ライカとこれから意外と長い付き合いになるギルド【明けの明星】との邂逅であった。

 

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