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先生はたぶん、人じゃない  作者: 国栖乃羽
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まだまださきはながいって

思ったよりも漢字が増えなかったです。

あの人に助けられてスープをたべさせてもらってから何ど目かのあさをむかえた。

あの人はあの日から三日は姿が変わらないかったけど、四日目の夜には変わってたみたいで、あさおきたときにはあのきれいな人の姿だった。

姿が変わってもつきっきりでめんどうを見てくれた。

きがえができないぼくにふくをきせてくれて、ひびだらけのツメとキレイにしてもらったかみのけをととのえてもらったり、いっしょにおふろにもはいった。

スプーンがまだにぎれなくてもおこらずにたべさせてくれた。

スープにちょっとずつおやさいとやわらかいおにくがふえていってパンもたべられるようになった。

しばらくしてから歩くれんしゅうと声を出すれんしゅうをした。

やわらかいじゅうたんの上で一人で立てるようになるまで、のどもヒリヒリするけどちょっとずつみじかいことばをいえるようになった。

あるけるようになってからおそとにもすこしだけ出られるようになった。

さくがあってそこまではけっかいがはってあるからおさんぽしてもいいっていわれてる。でもさくがあるところまではまだ今のぼくにはとおくてい行けなかった。

あの人はぼくがたいくつしないようにって『まほうのじゅぎょう』をしてくれる。

いろんなばしょの「ぐうわ」とか「でんせつ」「どうわ」もねるまえとかにはなしてくれる。これも『じゅぎょう』にこんごかかわってくるからおぼえておくようにって。

『まほうのじゅぎょう』はかんたんな風とか火おこしとかのみ水のかくほとか生活にかかわってくるものからのじゅくやたびをするときにも役に立つのをおしえてもらってる。

灯りのまほうは火ととくべつな灯りのまほうをおしえてもらった。

火は「たんこう」とか「どうくつ」ではあまりつかわないようにって。体にわるいものに「いんか」してばくはつしたりするからダメだって。

「ふんじんばくはつ」ってじっけんを見せてくれてぜったいに火をつかわないって心の中でちかった。

とくべつな灯りは「かがく」って『ゆうしゃ』とかがよくもってくるちしきでできるんだっておしえてもらったけど、とてもむずかしくて分からない。

分からなくてもあの人はおこらない。

「やっぱり難しいよね、でもその内に解るようになるから知識として蓄えてくといいよ」

そう言って頭をなでてくれる。なでてくれるのはきもちくてすきだよ。

まだからだがばんぜんじゃないからできることがすくないけど、ちゃんとかいふくしてるからあるけるようにもしゃべれるようにもなる。

だからそれまで、がんばるよ。

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