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俺は、異世界転生して、ハーレム作りたい系男子

就活の作文練習のために何となくやらせて頂きました。

何も目指してはいないですが、これから先も暇さえあれば投稿してみたいと思います。

死ぬほど暇な人は読んでみてください。

そんなに暇じゃない人は読まないでください。時間の無駄なので。


では、よければどうぞ~

「まるで将棋だな」


 太郎は心の中でつぶやいた。

 異世界にきて早々、村々の争いに巻き込まれるなんて夢にも思っていなかったのだ。


「どうしてこんな事に...ダルぃ」


 太郎の言葉が虚空を射た。






 2020年の東京五輪ピック真っ只中。1人の男が職を求め、ダウンワークへやってきた。


「お客様、履歴書はお持ちですよね?」

「いや、書いてみたら学校の欄以外真っ白だったんで持ってきてません。アハハ」


 25歳無職の太郎は白い歯を輝かせ、笑うのだった。


「...はあ、じゃあ簡単な質問だけで構わないのでお答えください。お客様が希望されるご職業は?」

「ないですね」

「は?」

「いや、親にね、このまま働かずに過ごし続けるつもりなら家から追い出すって言われて、ハハハ」

「...」

「僕の希望としては、できるだけ楽な職業で、体使う系はNGね。時給は1200円以上。あ、あと管理職とかになるとめんどくさそうだからずっと平社員でいられる仕事がいいな。あ、可愛い子は必須ね。」

「...畏まりました。裏に言って条件に合う仕事があるか確認してくるので少々お待ちください。」


 彼女は席を立ちバックヤードへと向かうのだった。


 5分後、彼女が戻って来た。その手には身の丈を大きく上回るハンマーが備えられていた。


「...あの、大工とか僕絶対無理なんだけど」

「心配なさらないでください。これを振るう相手が『あなた』なんで」

「...ちょっと何言ってるか分からない」


 ドン!!

 ハンマーは太郎の前にある机を粉々にした。そして彼女は放ったのだった。


「おい、ゴミ。お前人生舐めてんだろ?お前みたいなどうしようもないカス!この現代社会じゃ誰も必要としてねえんだよ。体使う系はNG?てめえアイドルか!」


 さらに罵倒は続いた。


「だいたいよ、25で職歴なしって何だ?てめえ坊ちゃんか!何でこんなクズの為にこっちが仕事探してやる必要あるんだよ、ああ!?」

「で、ですよね~」


 そう答えるより他に無かった。

 そして、彼女は先ほどまでの仁王のような顔を素早く笑顔に変え、こう続けるのだった。


「そこでお客様にはぜひ!実験台になっていただこうと思い、ハンマーを持ってこさせて頂きました!」

「...実験台ってなんの?」

「異世界転生です!」


 どうやらこのハンマーで殴られた人間は、あっちの世界にヘブンしてしまうらしい。


「え、何それ!めちゃ楽しそう!」


 太郎の心の中で妄想が膨らむ。


「え、例えば俺が異世界だったら英雄になれたりとか、滅茶苦茶強くて夢想しちゃったり、ハ、ハーレム作れちゃったりとか??」

「それは無理でしょうね」

「へ?」


 太郎の顔から笑みが消えた。


「お客様にはその身一つで戦乱の世に行っていただきます。そこで、現代人がどれだけ生き長らえられるかの検証をさせて頂きたいと思います。私の見立てではそうですね、持って1年ですかね」

「いやダメじゃん!死ぬじゃん!!」

「ダメなのは元々。死んでもいいじゃん」


 彼女の毒舌がまた太郎の心を抉る。


「この世界でひたすら駄目だった男が生にしがみついてんじゃねーよ。失うものなんて命しかねえだろ?最後にその命かけてみろよ。もし仮に、お前が1年生き長らえれたら、何でも1つ言うこと聞いてやるからよ」

「!!何でも...」


 太郎の喉が鳴る。


「何でもっていうのは勿論...?」

「ええ、何でも♡。こっちの世界に戻してから、あんなことやこんなことしてあ♡げ♡る」


 太郎は鼻血を抑え、言うのだった。


「やってやりましょう!」と。


 太郎を異世界にやって数分後、彼女はある事を説明し忘れていたことに気づく、

「あ、やべ、『将棋』が全ての世界だって言うの忘れてた」







 太郎は目覚めると将棋盤の上にいた。場所は「右の銀」の位置だ。


「いや、将棋盤って何がどうなってるんだよ!!」


 太郎がツッコミを入れてすぐ、「王」の位置にいる一人のブロンド美少女と目が合った。


「旅の御仁、申し訳ございません。隣村と小競り合いになってしまい、将棋対決をする事となってしまったのですが、どうにも一人集まらず...寝ていた御仁をこちらの陣に置かせて頂きました。許してください、後で何でもしますから!」


「ok!全部了解!!」


 太郎の軽快な了承の声が響き渡る。


「え!?あ、はあ、ありがとうございます」


 彼女からこの対決のルールを聞いた。

「王」「飛車」「角」1体。「香車」「桂馬」「金将」「銀将」2体。そして「歩兵」は8体。

 取った駒は、自軍の駒とすることができ、「王将」を先に取ったほうの勝ちだという。

 そして、この勝負の勝ち負けは現実世界にも反映されるという。つまり、負けた側は勝った側の「奴隷」になるという事だ。

 彼女が相手方の「王」にあたる男からの求婚を拒絶し、現在の状況を招いているのだという。



 ひとしきり説明を受け、太郎はこうつぶやいた


「まるで、将棋だな」








とりあえずEND






どうでした?クソつまらないでしょ?(笑)

あなたの貴重な時間を奪えたことに~ハピネス!!



では、また会う機会があれば(@^^)/~~~

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