22/22
自分の立場は?
「ん...」
レイカが瞼を開けるとそこは学校の保健室の様な部屋だった。
だいぶ体調も良くなってきたみたい。
これで残りの課題も頑張れそうだ。
所で、私は一体何時間位意識を手放していたんだ?
テーブルにはさっき持っていたタブレットがあった。
ホーム画面をみると時刻は22:30を差していた。
!?
4時間半も寝てたの!?
ヤバい。
はやく戻らなきゃ。金ヶ崎さんはあの後どうなった?
東雲幸は?
残っていた生徒たちは...?
急ごう。役に戻らなきゃ。
その時レイカが感じたのは、異変。
校内案内を見たときに保健室らしき文字はなかった。
1から4階までは学年棟。5階が劇に使うものがある階。6階は講師のみ入れる階だったはず。
ならここは6階...?
窓も何もないため、現在位置が特定できない。
即興は役を続ければ自分が演じるものとして終わる事はない。
あの後どうなった?金ヶ崎さんはどうした?
まさか、私は脱落したのか?
そんな不安を抱えながら、レイカは動き出した。




