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世界は××に満ちている  作者: 大福
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俺…出席番号1番なんだよね

どうも、大福です。前書きとか何書けばいいのか分からねぇと思いつつキーボードに指を走らせる次第です。凄い未熟ものですが沸騰したお湯より暖かい目で見守ってください!

「……って……いで……動…なんで……ろっ!」

プツン……


目を覚ますと何故か俺は泣いていた。

どうして泣いてるか訳が分からなかったが、とりあえず体を起こした。

怖い夢でも見たのかなと思ってみたものの思い出せない…。


「奏ー!起きなさーい!」


母さんの呼ぶ声だ…


「もう起きてるよー!」


「じゃあ早く降りてきなさーい!」


はいはい…うるせぇな。声だけはでけぇんだからよ母さんは。


さてと、高校1年最初の日なんだ…ここで今後の人生が決まる!


「かーなーでー!!!おーはーよー!!!」


うわっ!うっせーよ!!!近所迷惑だろ!!


「近所迷惑だ!!ってトモかよ。朝からご苦労さん」


コイツは西山 智之 俺はあだ名でトモと呼んでいる。トモとは中学からの付き合いで親友である…多分w


「早くしねぇと遅れるぞー」

「わかったよ!!今行くー!」


急がねぇと…!最初から遅刻とか洒落にならねぇ


「母さん行ってきまーす!」

「朝ご飯は?!」

「いらない!!急いでるから!それじゃ!」


ごめん。母さん朝ご飯作ってくれたのに…

急がないと。


ガチャン


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


キーンコーンカーンコーン


「間に合ったなぁ…」

「ああ。クラス一緒なのは良かったぜ」


トモは満面の笑みを浮かべていた

ちなみに俺もかなり嬉しい。

さてと、ここからが重要だ。


このクラスに馴染んでいけるかが問題だ、中学時代俺はトモとあと1人しか友達として呼べるやつがいなかったからなぁ…

今回ばかりは沢山作らねぇと!


「は〜い、席に座って〜出欠とるよ〜」


この人が朝の式で言っていた桜先生か。名前と想像通りのほんわかした人だな。


「雨宮君の隣はおやすみかな〜?」


あれ?ほんとだ…いない。ちなみに俺は雨宮 奏という世間一般でいう陰キャラと世間一般でいう目立つ系の中間生物である。

ちなみにルックスは中の中の中やや下って所かな。


「おやすみかぁ〜残念だねぇ〜そこの席はるなちゃんの席だからね〜覚えておいてね〜」


るなというのか…漢字なのだろうかそれともカタカナなのだろうか

可愛いのだろうか、ブスなのだろうか。

こんな事考えるのはやめよう。

どうせ、今週中には来るだろう。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

《放課後》


「奏〜帰ろうぜー!」

「あ、ごめん!俺日直だから先帰ってて!」

「そっか![あまみや]で[あ]だから一番最初かw」

「そそ!また明日な!」

「おう!また明日なー!」


ガラン


早く終わらして帰ろう…


「先輩は部活やってるのかぁ。何部に入ろうかなー!運動部にやっぱ続けて入るか文化部に挑戦してみるのもいいしなー。」



「…おい!何勝手に入ってきてんだよ!!!」


声をかけられたのは俺ではなく向こう側の目立たない体育館の裏側にいる小柄な女の子だった。


ちょっと覗いてみるか…

「えっと、その、ここ通った方が校舎に近道だから?」


女の子は苦笑しつつ答える。


「俺の縄張りだってこと知ってて通ったわけじゃ無さそうだな…まぁ1年だが無知など知らんが罰は受けてもらうぞ!!」


殴られる…!危ない…!助けなきゃ!


................................................ビュンッ!


奏は頬に860ダメージをくらった!


「痛ってぇぇ!!」

「なんだ、お前。どこから飛び出してきた…?」


あれ???俺なんであんな数メートル離れたところから一瞬でここまできてるんだ?俺運動神経良すぎね?!



…なわけあるかぁ!!!

え?ちょっとマ〇茶。何が起こった?


「どうでもいいが、邪魔だ!」


やばい!!殴られる!!!


「―緋の槍―Lv1」


ザクッ


突如出現したその槍は目の前の男の左腕を貫いた。



ええええぇ???!!

待ってこの子今[緋の槍]とか言って魔法的ななにかだしたよね?

さっきの俺のこともそうだけど頭が追いつかねぇ!!!

テスト終了1分前のもう少し解けそうで解けない問題あるときぐらい頭パニック状態すぎる〜!!


「…こっち!」


女の子に引っ張られるまま俺は足を運んだ。


多分俺の日常生活はこの日、この時間、この瞬間をもって狂ったんだろうなぁ…



これから色々投稿していくつもりです!!

悪い評価でもなんか見てくれる人がいたらどんどん投稿していきたいですね。


2話、3話で秘密はどんどん明かされていきます

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