私の手を
私は出る杭
誰もが打たんとする
私は雑草の中でやっと土に落ち着いたタンポポのわたげ
誰もが蹴散らそうとする
私は海の上の空に浮かぶ気球
誰もが落としてやろうとする
自分と同じ姿をした生き物を妬むのは人だけ
自分と同じ姿をした生き物より優位に立とうとするのは人だけ
誰か奇抜であったり才の特別な存在を忌むのは人だけ
誰かを犠牲にして惰性に生きるのは人だけ
ああ、なんと人とは愚かな生き物か
もし本当に悪魔がいるならば
悪魔はあまりにも多くの人を奴隷にして
ありとあらゆるあまたの方法で人々を支配したがっている
しかし神はなにもかもご存じである
この世界のことについて
もちろん私たちのことも
なにかが起きれば、それを補うなにかが起こる
私たちはそのたびになにかを知らされ
閉ざされて変化しゆく世界に翻弄され
とある決められた場所に配布される
なにも恐れることはない
でもこういう時は、私の手を握っているといい
あなたからたくさんの人が神を遠ざけようとしていれば
あなたの心は迫られ苦しめられるに違いない
ここは神から見離された場所だから
でも決してあなたは見離されてはいない
そのことの証明として