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出会い

場面は変わり、とある空間で何かが落下している。

よく見ると一人の少女だった。


  (・・・私、このまま死んじゃうのかな・・・・・。)


  そして、少女の意識が飛んで行った。


地球に向かっている海賊船では、気持ちよく昼寝をしているクオンをルルが必死で起こしている。


 「クオンっ起きてってばっ!!」


「もうちょっと寝る・・・・・。」


  寝返りをうってちっとも起きようとはしない。

 

 「用がなかったら起こそうとなんかしない!!」


 「じゃあ、用って何?」


  と聞き返してきたので少驚いたしたものの、言葉を続ける。


 「えっとね、カイからで、結構上のほうから何かが落っこちてきてるってよ。」


  それを聞いたクオンは、ガバッと起き


 「早く言えよ!!」


 「起きなかったのはクオンでしょ!?」


 「それは・・・・・、そうだけど・・・・。」


  と口ごもっていると


 「そんなことより早くっ!!」


 「うん!!」


  と言って二人はカイがいる研究室に走って行った。



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