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スタートライン  作者: 高坂 美月
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第2話

 中学校生活最後の文化祭が近づいてきた。私と葉月と佑はミュージカルの役者だったのだけれど、私は最後の文化祭ということもあり、一生懸命練習に励む。ところが私と喧嘩している(みやこ)と、葉月は練習に参加していなかった。そのことで葉月を何度も咎めてしまったのだ。真面目に練習に参加してほしいという気持ちがあって私は葉月に「ちゃんと練習に参加して!」と注意したけれど、その頃から葉月とギクシャクするようになった。

 文化祭の練習後、私は葉月・都・佑・佑の友達の石森(いしもり)くんの4人が自転車置き場に向かっているのを目撃する。私は頭に血が上り、その場に座り込んで泣いてしまった。葉月が佑と一緒にいたことか都が佑と一緒にいたことのどちらか、または両方が許せなかったのだと思う。そんな私の横を彼らが通り過ぎて行く。そんな中で葉月と目が合うも、無視されてしまった。

 仕方がないので私も自転車置き場に向かうことにする。葉月がそこで待ってくれていた。それから何も会話せず、私たちは自転車置き場の方に歩いて行く。

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