表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
World Travel Online  作者: マサロキ
第一章
13/13

第九話 合流(三回目)

(-_-)<第九話だ


(-_-)<今回は他のメンバーと合流するぞ


(^_^)<合流するのも三回目ですね


(^_^)<今回は無事に合流できるといいですね〜☆


(-_-)<知ってるか?そういうのをフラグと言うんだぞ


(^_^)<あっははは!


(^_^)<まさかそんなにトラブルがある訳ないでしょ〜☆


(-_-)<...だと良いがな

 さて、これからどうしようかな。

 今のLvじゃあの森では探索も難しいことがわかったから、まずはLv上げからだけど...


ーーーーーーーー

ゼロ:そっちってデスペナ終わってる?

金剛:こっちはまだだ

ララ:こっちもまだね

ゼロ:じゃあ俺は狩りしながら街に戻るわ

金剛:了解

金剛:こっちはどうする?

ゼロ:うーん

ゼロ:特にやることないでしょ?

金剛:ないな

金剛:デスペナ終わるまで戦闘はしたくないし

ゼロ:じゃあ街を探索してきて

金剛:街を?

ゼロ:そうそう

ゼロ:それで、武器とか防具買っとけば?

金剛:...そうだな

金剛:今はそれしかやることないからそうするか

ルル:街を探検ですね

ララ:面白そうじゃない!

ゼロ:予算は...どうしようか

金剛:バカ二人から巻き上げた金でいいんじゃないか?

ゼロ:確かにそれなら損失は実質0だからいいな

金剛:じゃ、それでいくぞ

ルル:了解

ララ:了解

ゼロ:さっきから鏡さんをチャットで見ないんだが

金剛:あの人ならウィンドウ開いて何かやってるぞ

ゼロ:まぁいいや

ゼロ:じゃ、街着いたらチャットする

金剛:了解

金剛:Lv上げ頑張れ

ゼロ:頑張るわ

ーーーーーーーー


 さて、Lv上げながら帰ろう。


「とりあえず目につく奴はすべて狩っていこう。"気凱"、"縮地"」


 早速犬を見つけたので狩る。

 ついでに"鑑定"をかけてスキルも育てる。


「よお、犬。悪いが死んでくれ。"ストライク"、"破砕"」

『ギャンッ!』

「まだHP残ってるな。"狼牙突"」

『ギャンッ!』

「終わりだ」


ーーーーーーーー

《鑑定》のLvが上がりました。

ーーーーーーーー


「やっぱり犬一匹じゃさっき上がったLvまでは上がらないか」


 まぁ、だったらここら辺の奴を倒しまくるだけだがな。


「次の獲物は...いた。"鑑定"、"縮地"!」


 まだ"ストライク"の効果時間はある。


 さて、効果時間が切れるまでに何匹倒せるかな?


 街に戻ってきた。


 一人で倒しまくった結果、Lvは2上がり《拳術》が2、《体術》が2、《鑑定》が1上がった。

 これで今のLvは6。

 ステ振りが終わった現在のステはこんな感じ。


ーーーーーーーー

PN:ゼロ 種族:人間 Lv:6

性別:男 主職業:拳士 副職業:薬師

STP:0

HP:100/100

MP:50/50

空腹度:50

STR:16(15)【1】

AGI:11

VIT:16(10)【6】

DEX:10

MID:5

INT:5

LUK:8

スキル

《拳術》Lv7 《体術》Lv6 《調薬》Lv1 《採取》Lv1 《鑑定》Lv5

SP:30

名声Lv1

ーーーーーーーー


 見事に生産系が育ってない。

 そんなことより新しくアーツを覚えた。


 《拳術》がLv5で覚えたアーツが"スラッシュ"。

 名前的には《剣術》Lv1で覚えるアーツだけど...多分手刀で攻撃するためのアーツかな。

 《体術》がLv5で覚えたアーツが"身体強化・弱"だ。

これも常に発動するタイプだ。パッシブとでもいうのかな?

 このアーツはステを強化するのではなくて...なんというのかな。

 キャラクターの身体能力が向上する感じ?

 運動能力が上がる感じ?


 まぁそんな感じ。


 結構SP余ってるからそろそろなんかに使おうかな?

まぁそれは金剛たちと合流してからでいいかな?


ーーーーーーーー

ゼロ:街についたぞー

金剛:了解

金剛:中央広場にいるから来てくれ

ゼロ:了解っと

ーーーーーーーー


 中央広場までちゃっちゃと行こうかな。


「よう、金剛。ただいま」

「お帰り、ゼロ。どんくらいLv上がった?」

「パーティーメンバー一覧で見れるだろ」

「まぁそうだが、一応聞いとこうかなってな」

「Lvは6まで上がった」

「そこそこ?」

「まぁ、とりあえず森の雑魚敵のLvは超えたかな」

「そうだな。さて、雑談はこのくらいにしといて。アイテムいらないのあったらギルドで換金できるぞ」

「そっか。じゃあやってこようかな。他の人たちはまだ来てないみたいだし」

「ああ。そうしとけ」


 金剛に言われた通りに冒険者ギルドまで来たんだが...PC()が多いな。


 みんなチュートリアル終わったのかな?


 そしてカウンターの中には忙しそうにしている職員たちが。

その中にカーリアさんは居ない。


 まぁあの人美人だからな。きっとPCがカーリアさんのところばっかり行って回らないから下がらせたのかな?


 まぁどうでもいいが。


 換金はどこでできるのかな?

軽く回りの見渡してみるとカウンター横に換金所と書いてあるところがあった。


 そしてそこにいたのはカーリアさん。

なぜ?予想が外れたかな?


 そう考えながら俺は換金所に向かう。


「換金をお願いします」

「はい、わかりました...あら?ゼロさん?依頼はどうしたのですか?」

「いや、ちょっと森行ってきたんですけど蜂にやられそうになって逃げてきました」

「そうなんですか。まぁあの森は推奨Lv7ですからね。Lv2のゼロさんでは厳しいでしょう」

「推奨Lv7ですか。できれば最初に言ってほしかったですね」

「いい忘れてました。すみません」

「いやまぁ生きてるからいいですけど。それで、換金をお願いします」

「わかりました。では、こちらの箱にアイテムを入れてください。そしたらこの箱が勝手に査定してくれるので」

「楽ですね」

「ええ。前は私たち職員が手作業で査定していたのですが、この箱が開発されてからはとても作業が楽になりよく回るようになりましたね」

「なるほど。それで、ちょっと質問なんですが」

「はい?なんですか?スリーサイズは教えませんよ?」

「いりません。そんなことよりなんで今回はカウンターにいないんですか?」

「そうですかー。それでその質問なんですが...転者の皆様がなぜか私のところばかりに来るので効率よく回らないとのことなのでこちらに移動されました」

「なるほど。それでも来る人は来るのでは?」

「きますよ?ですがその方々は他の冒険者の方にどこかに連れて行かれるのでわかりませんね」

「...そうですか」


 そのような雑談をしているうちに査定が終わったようだ。


「では、こちら査定額の1560ジルです。どうぞ」

「ありがとうございます」

「ついでに、クリアできる常駐依頼もありましたが、どうしますか?」

「えっと、それはお願いすれば完了できるのですか?」

「はい、です来ます。」

「では、お願いします」

「わかりました。それでは報酬金の1000ジルです。どうぞ」

「ありがとうございます」


 所持金が結構増えた。

現在の所持金は7560ジル。


「では、俺はこれで」

「はい。またのおこしをお待ちしております」

「あ、その前に」

「?なんですか?」

「いえ、ちょっとスキルについて質問をしたいのですが」

「うーん、私は専門ではないんですが...まぁいいでしょう。なんですか?」

「この"鑑定"というスキルなんですけど」


 俺がそういうとカーリアさんの雰囲気が変わった。


「...今、私に鑑定掛けましたね?」

「...なんでわかったんですか?」

「いえ、私はちょっとそういうのに敏感なんですよ」

「そうですか...すみません!ちょっと気になってしまったので」

「いえ、別に怒っているわけではないですよ?」

「そ、そうなんですか?」

「はい。ただ...その鑑定結果を他人に見せた場合...あなたは死にますよ?」


 そういうカーリアさんは威圧感が溢れていた。そしてその時、ウィンドウが現れた。


ーーーーーーーー

あなたは状態異常:情報開示制限の呪いを受けました。

これよりこの情報を他人に開示した場合、あなたのPCのHPは永続的に0になります。

この状態異常は隠蔽されます。

ーーーーーーーー


「...マジですか」

「まじですよ。それと、この呪いを解呪した場合は...私があなたを殺しに行きます」

「...わかりました。鑑定情報は開示しないと誓いましょう」

「では...質問はそれで全部ですか?」

「はい。ありがとうございました」

「いえ。それでは、またのおこしをお待ちしております」

「はい。また今度」


 俺は何事もなかったかのように冒険者ギルドを去った。


 カーリアさんの鑑定結果を思い出しながら。


ーーーーーーーー

CN:カーリア・ヴァーミリオン・ヴァンパイア 種族:??? Lv:???

性別:女 主職業:??? 副職業:???

ーーーーーーーー


 名前は見れるようになっていた。

おそらく意図的だろう。

 それでも種族とLvと主職業は見えなかった。

 けど...種族の予想はできる。

 名前に入っているヴァンパイア。


 カーリアさんの種族はおそらく吸血鬼。

なんで吸血鬼がこの最序盤にいるのかわからないけど。


 好奇心で見るのはやめよう。

 好奇心猫を殺すというが...これは、死ぬのは猫どころじゃなさそうだ。


 ギルドを出て中央広場に戻ってくると全員が揃っていた。


「さて、街はどんな感じだった?」


 俺がそういうとそれぞれ話始めた。

 俺は聖徳太子じゃないから一斉に話すのはやめてほしい。


「で、まとめるとなんだ?」

「武具は表通り以外にも取り扱っている店はある」

「あとは美味しいものが沢山ありました!」

「そうか...じゃあまずは飯を食べに行こう!」

「それで良いのか」

「どうせ今のLvじゃ勝てないしだったら少しは贅沢しても良いじゃん?」

「はぁ...まあ、リーダーがそう決めたならどうしようもないな」

「そうそう。じゃ、行こうか!」


 俺がそういうと女性陣は嬉しそうに案内し始めた。

(^_^)<…


(-_-)<フラグ回収乙


(^_^)<いや、今回は私関係ないでしょ!


(^_^)<ゼロが勝手にやったことじゃん!


(-_-)<その言い訳が通じるといいな


(^_^)<いや別に言い訳じゃないで...


(•_•)<キク?少し話があります


(^_^)<いや、今回は私は悪くない!


(•_•)<問答無用です


(•_•)<こちらに来なさい


(^_^)<いやだ〜


(•_•)<...『永遠の死(インフィニティ・デス)


(^_^)<ちょ!?...ぎゃー!


(-_-)<次回、レベ上げ


(-_-)<良ければ見てくれ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ