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わかりにくい詩たち

生きにくい朝

ねこが

キラキラしてる


山が

キラキラしてる


風が

白い毛を

吹き上げて

高い空の

雲になる


あなたが

キラキラしてる


あの子も

キラキラしてる


私はあなたのことが

大好きだからね


たとえあなたが私を大嫌いでも

私はあなたが大好きだからね



私はこの世界が

大好きなんだから


たとえ世界が私を憎んでいても

私はこの世界が大好きだからね



ふふふ


今日も元気に病んでるよ



この先

一生交わらないあなたなら

いいのに


愛してるって

私が言ったら

写真の中みたいに

ずっと黙って笑っているあなたなら

いいのに



世界が

キラキラしてる


眩しすぎて

私は下を向く



私はあなたのことが

大好きだからね


復讐のことばのように

繰り返す


そうでなきゃこの朝を始めらんない







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― 新着の感想 ―
[良い点] (;'∀')怖っ! こっわっ! [一言] 生きにくい朝……という、タイトル。これ又、最後で生きる皮肉さ加減がなんとも……。
2021/10/15 19:43 退会済み
管理
[一言] つのる愛しさがせつなく苦しいですなぁ
[一言] 最後の1行にハッとさせられます。 胸にくる詩です。
2021/10/15 12:05 退会済み
管理
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