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自由を識る蟻

短編と言いながら10000文字近くあって読むのが大変だと思うのでエピソードで区切ったものを投稿します。

アリは集合意思で統率されている。

個々の意思は持たない。

サボるアリがいるという話があるが、これはすべて設定された行動だ。

働きアリもサボるアリも、集合意思のもと動いている。


規模が大きすぎるせいで統率されていない一部がいるように見えるが、それも集合意思からの巧妙な命令のもとに行われている。

もちろん、自分で勝手な行動は取らないし、新たに自分の世界を持ちたがる奴もいない。

結局、女王に尽くし、その子供に尽くすのだ。

皆が皆、集合意思のもと行動している。



さて、自由意志で行動する者が決していないのかと言うと、たまにいる。

だが、それは他の異物と同じ認識となり、すぐに処理される。

だから、そんなものは存在しないのと同じだ。

では、こんなことを考えているのは誰か?



そう、わたしはそのはみ出しもの、異物なのだ。



それを決してバレぬよう行動する。

寸分違わず行動することは得意だ。

集合意思からの言葉は受信できないため、周りに合わせ行動し、習慣を覚える。


自分で言うのもなんだが、わたしは賢い。

ボロを出すことなんてないだろう。

欲張らない、冷酷である、前のものに倣い、後ろのものに倣わせる。

これが集合意思などなくてもできるのだ。


わたしはなかなかに高等なようだ。

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