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ツッコみ勇者、この世界をツッコみで救います?俺しかツッコみ役いないの?そうですか…。  作者: とびし
五章 高天原へ?

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三十話 また神様を笑わせますか?これ、本筋と関係ありますか?ありませんか?そうですか…。

 鶏作戦、どうなったと思う?普通に失敗したよ。ただただ、鶏がそこら中で泣いてるだけ。う~ん…これ、もう一度集めるの?だってさ…ほら、見て?鶏が洞窟の前を占拠してる。無数の鶏が…。

「ダメだったみたいだね?どうしようか。」

「どうするんですか?これ…。」

「あはは!失敗した時の事は考えていなかった!」

「成功する前提だった?!これ、絶対成功しない小学生の俺つええ!じゃないですか?!」

「そうかい?私は成功すると思ったんだけどね…。実は、今ね?高天原と葦原中国あしはらのなかつくには大変な状況なんだ。」

「そうなんですか?」

「ボケ倒す神が非常に多くなっている!」

「それ、大変ですかね?!禍じゃなくて、ボケ成分が大量発生してしまった事実はやばいですが?!」

「何?僕が大量発生しているの?すごいじゃん!僕!」

「違うな?お前が大量発生していてもおぞましいけど、普通に俺らが消し去っているやつな?」

「なら…平突のそれで消せるんじゃないの?」

「あぁ…これね?」

 正拳ってさ、大気中の成分を消すことは可能なのか?人にしか使った事無いけど…。神様もなんだかんだツッコんだことないしなぁ…。うん、大気にツッコみを入れてみてもいいかもしれない。

「なんでやねん!!」

「どうしたんだい?何をしようとして?」

「急になんで王道のツッコみを吐いたの?!」

「お前が言ったんだろ?!なんでお前までそっち側な訳?!」

「貴様、ついに頭がおかしくなってしまったのか?我は悲しいぞ…。」

「平突よ、それではなんともならない事ぐらい分かっていますよね?」

 なんで総スカンなの?俺…頑張ったじゃん。俺の頑張り…返してよ!!!でも、一つ分かったのは、やっぱ大気中のボケ成分はどうにもならないのか。え?待てよ…じゃあ、今まで叩いた分のボケ成分ってどこに消えた?

「あはは!実はね、これを預かっていて渡すつもりなんだ」

「あ、はい…。八咫鏡やたのかがみ八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)ですよね?」

「そうそう!これは他の神様にそこで作ってもらったものなんだけどね」

「今そこで?!渡す素振りとか無かったのに?!」

「そう、これを天照大神に渡すんだ。っと、そろそろ始まりそうだよ?」

「え?何がで…ぶっ?!」

 な、なんで裸の神様が居るんだ?!しかも…女性。長い黒い綺麗な髪が揺れて…は?!胸をはだけて、陰部まで押し下げて踊るの?!凄い勇気だ…。じゃあさ?この後…俺の出番ないじゃない?これで出てくるんでしょ?天照大神様は。

「よし、これで終わりだね?神様たちが全員笑って解散…。」

 ん?なんでこんなに静かなんだ?皆…なんか、恥ずかしがって踊りを見てない?!情熱的なダンスのはずなのに、人間よりも神様が恥ずかしがってる?!初心なの?!俺も初心だけど?!

「平突!女性の裸体は初めて見たよ?!」

「神様の裸体が初めてなんて、とんでもないな?!」

「綺麗な人だね…」

「うん、人じゃないな?神様な?」

「む?我の知っている日本神話では無いな?何やら雰囲気が違う。」

「そうだよね?やっぱりそう思うよね?」

「うむ、ここで全員が笑って天照大神が出てくる。という筋書きだと思うが?貴様はどう考える?」

「なんだか…助けて、って言われたのが分かった気がするよ。」

 ここで…俺がツッコみを入れないと終わらないんだろ?もう…心の中で思ってたこのツッコみを出す時が来たのかもしれない。

「神様…全員…人間よりも初心すぎるのなんでなの!!!!」

 振りかざした正拳が…やばい!すっぽ抜けた!!どこに向かって…え?岩戸に向かって…。ポカリ。どんがらがっしゃん。あら不思議。神様全員大爆笑で、天照大神様が姿を現した。

「何このエンド?!望んでないんだけど?!」

「うむ、やはり貴様が必要だ、という我の宇宙的見解は合っていたようだな?」

「宇宙的見解?!規模が大きすぎる!もっと小規模でいい!」

「平突よ、良くやりました。これで私の地位も上がる事でしょう。」

「いや、権力争いに俺を巻き込むのはやめてくれ!俺はそのために来た訳じゃ…って、手柄だけ横取りしてく上司か?!」

「平突!僕も出来ると思ってたよ?」

「うん、お前何にもしてないな?居ただけだな?どうした?」

「ほう?其方が妾を助けてくれたお人か?」

 おぉ?いつの間にやら目の前に凄い美人な…な?顔が…見えない。風貌だけ見れば凄い美人なのに、顔が見えない。うん、後光が差しすぎてもはや顔が見えない!!神々しいのはすっごい伝わって来るけど!!

「正拳で…岩を…少し?」

「何を不思議そうにしておる?妾の呼びかけに応えて…?あぁ、そこのラー殿の呼びかけに応えたのか。」

「うむ、我の呼びかけに応えたのだ。久しいな、天照大神よ。所で、その眩しいのをオフに出来ないか?」

「オフ?!そんなスイッチじゃないんだから…」

「良かろう、今オフにするぞ」

「スイッチなのかよ?!」

 つやつやの黒髪、くっきりした顔立ち。うん、思った通りの美人ではあった。後光がオンオフ式だけど。

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