表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツッコみ勇者、この世界をツッコみで救います?俺しかツッコみ役いないの?そうですか…。  作者: とびし
五章 高天原へ?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/38

二十七話 高天原って結局どうやって行くの?どこから行くの?え?ここから行ける?そうですか…。

 四天王70と魔王1、神…無数。俺はこの後寿命までに一体何柱の神様を助けるのだろう。四天王…ね。最初は何だろうと思ってたけど、神様を助けるのがメインの話になっちゃったじゃないか。どうしてくれるんだ?

「さぁ、準備が出来ましたよ?平突ここに入るのです。」

「ここ…ってどこ?」

 至って見慣れた部屋で、指さされたのはベッドの上。何故?霊体になるってどういう感覚なんだろう?幽体離脱的な感じなのだろうか?きっとそうに違いない。うん、考えるのはやめよう。

「行くぞ?でぇい!!」

「見慣れない葉っぱでただ殴られるだけ?!」

 すぐに意識が薄くなって……。なんじゃこりゃ?!自分で自分を見てる…気持ち悪い!!顔じゃないぞ?おい、誰だ今顔が気持ち悪いって考えた奴!!許さんから出てきなさい!あ、俺ですか?そうですか…。

「これで行くのです。私の背に乗りなさい」

「どこに乗ると?!ていうか、女性の背に乗るのはなんだか許されない感じがする!!」

「良いのです、女神というだけの事。平突よ、これから起こる事への対処を考えておくのです。」

「そうであるぞ?貴様にしか出来ぬ事を為せ。」

「ていうか、誰?!さっきまでと顔が違うけど、話し方的にはラー神だな?!」

 これは、ラー神が…ハッキリ西洋イケメンになっていた話。違う、そういう話じゃない。ていうか…なんで神様は美男美女が多い?それでさ?たまに、しこめが出てきて騒がせる的な事が起こるんだ…。俺もその類なんだろうな。

「顔面を気にする余裕があるなら良かったです。木瓜を見なさい。木を失っていますよ?」

「え?あいつ結構アトラクションとか強いタイプなのに?」

「そういう問題では無かろう。初めての体験なのだ、貴様のように飲み込みが早い方が驚かれるであろう。」

「あ、これって物理的にどんな事になるんだ?"正拳"は使えるのかな?」

「あれは生前持っていたものですからね?使えますよ?」

「冗談かな?!今"生前"って言わなかった?!」

「ふふふ、冗談ですよ。」

「冗談で済まされる問題じゃないんだが?!死んでるじゃんね?!」

「生と死は軽く踏み越えられるのだ。問題は帰り方が分かっているかどうか、である。」

 格言みたいに言ってらぁ。生涯に一度あるかないかの体験を…。あぁ…どんどん地上から離れていくよ…。どんどん宇宙の方に…宇宙?!高天原って宇宙の方にあるの?!俺、詳しくないけど、日本にあると思ってたんだけど?!

「ここは日本ではないでしょう?こちらの世界にある日本に行かなくてはならないのです」

「あぁ…そういう?!どういう?!日本があるの?!」

「ええ、違う軸ですが、存在しています。そこの神話はまだそこまで進んでいないのですよ。」

「急なタイムスリップ物?!大変だ?!関わったら時間が…あれやこれやして…。」

「神様の話なので、別に大丈夫ですよ?ほら見えてきました。あれが私達が住んでいた日本ですよ?」

 わぁ…のどか。のどかな田園風景とそれに…なんだか教科書で見た事あるような風景だ?!凄い、これ!た、楽しい!こんな日本を見れるなんて…俺、この世界に来て良かった!

「ここで嬉しさを感じてもらうのは…少しだけ悲しい事ですね。」

「であるな?横に神が居るというのにな?」

「あなた方が神様みたいな感じがしないので…。」

「平突?!これ、日本昔話?!凄いよ?!」

「日本昔話の世界に来たと思えるお前の方が凄いよ?」

「いやぁ…あり得るかな?って思ってさ?」

「あり得ないだろ?!」

「でもさ?神話の世界に来てる方がどうなの?」

「うん、急に正論言うな!!びっくりするから!」

「む?迎えが来たのではないか?」

 な、なんだ?仰々しいな?あ、そうか。神様の歓迎だし、まぁあれか。いっぱい来るか。でもさ、なんだか…武器を構えてない?!

「ほぉ?神に向かって何をしておる?」

「そこに連れている人間を放しなさい。」

「平突よ、説明してあげなさい。」

「俺がするの?!神様である貴方たちから言うんじゃなくて?!」

「ここに人間が来るという意味が分かっているのですか?」

「まぁ…説明を聞きました。けど、天照大神様が籠っていて大変だ、と聞いたので。解放させていただきたく…。」

「うぅ…天照大神様…。」

 なんか急に泣き出した…。向かいに居る数えきれない神様が泣き出した…。俺が泣かせたみたいになるよ?!それはそれで…どうなの?

「では、連れて行きます。」

「いや、展開早すぎるだろ?!」

「天界だけにね?」

「やかましい!」

 仰々しい一行と一緒に向かう。天岩戸って実物を見るのは初めてなんだけど…一体どんな感じなんだろうね?結構頑丈な岩なのかな?

「着きました、ここが天岩戸です。」

 ここが…そうか。普通の洞窟だった。なんか、洞窟の前でキャンプしてるみたいな感じ。うん、これじゃ出てこなそう!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ