表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツッコみ勇者、この世界をツッコみで救います?俺しかツッコみ役いないの?そうですか…。  作者: とびし
一章 世界の仕組み?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/38

二話 何すればいいの?

「ねえねえ、平突?」

「毎回この始まりかたなのか?」

「パンはパンでも食べられないパンは何?!」

「フライパンだろ?あれ、パンにもちゃんと意味があるから面白いよな。」

「でさぁ…何処に向かってるの?」

 うん、自分の得意分野から外れるともう聞かないよな。そう、なんの目的も無くただ彷徨ってるだけだよ。だって考えてもみろ、異世界っぽいだけの何かだぞ。夢の可能性をまだ捨てきれたわけじゃない。大体、どうやって来たのかさえ覚えてないんだから。

「あ!見て見て!家がたくさん!あれ、東京じゃない?!」

「東京の周りって大草原だったか?良く思い出してみろ?」

 まぁ…村か?見た感じは…ん?木造の家?普通に木造二階建ての家がずらっと…ベッドタウン埼玉みたいだ。

「お邪魔しまーす!」

「待て待て!!!危なくない保証がどこにもないだろ?!」

「来たな、勇者よ。」

「え、村人の順応速度が速すぎる?!」

「心理テストを開始する!」

「心理テストってなんだよ?!普通にクイズとかでもなくて?!」

「貴方は今廊下に閉じ込められている。閉じ込められているのは誰だ?」

「それ、お前しかいないじゃないか!!」

「正解だ」

「正解?!心理テストに正解とか無いだろが!」

 正拳でツッコみを入れたら、普通に元に戻った。ていうか、村人は消えないシステムなの何?

「ああ、正気に戻れたみたいだ、ありがとう、勇者よ」

「うん?それは何よりです?」

「平突も勇者に順応するの早いね?」

「木瓜で慣れてるからだろうな?」

「でへへ…!」

「だから褒めてねぇって!」

 ポカリ。また木瓜は浄化された。木瓜はいつ…浄化が効かなくなるんだろうな?通常で汚染されてるのって、どうかと思うぞ?

「この世界での私の役割は何だと思う?」

「え?こういうのって勝手に話してくれるんじゃないの?」

「そうだ、正解だ」

「狂気だよ、ここの村のノリ。話聞いてくれるだけマシなの?」

「そうだ、マシだ。この先数々の試練をクリアせねばならないからな?」

「なんで俺らの道中の情報を知ってるんだよ。」

「女神様から聞いた、ただ、儂がボケ続けたら居なくなったようだ」

 あの女神…。人に任せるだけ任せて自分は居なくなったのか?くそう…俺だってツッコみたくてやってる訳じゃ無いってのに…。大体、プロじゃないんだぞ?素人だぞ?

「ここの国はボケテール王国!」

「名前がボケてるじゃねぇか!そんなところによく住んでたな?!」

「貴族の一人が謀反を起こしたようだ。その名は…コテコテ・ボケテール侯爵!」

「それ、王族じゃん?!この国終わってるじゃないか!」

「見た目は太っていて、ザ・貴族という感じだ」

「世界観知らないから分からないけど、太ってるから貴族って訳じゃないぞ?」

「さあ、冒険の時間だ」

「いや、お前が仲間になるのかよ!」

 ポカリ。また浄化された。ていうか、この仕組み何?大気中に何が舞ってるの?埃みたいにボケ成分が舞ってるのか?

「一回で終わりじゃない所もなんだかふざけた世界って感じだな。」

「そうかな?僕には住みやすいかも?」

「木瓜…ボケにボケが重なって無限にボケ続ける世界に居たいのか?」

 収集つかなくなって、最終的に誰とも会話しなくなるんじゃないか?誰かがツッコんで止めないと…ってそれが俺の役目なのか…。はぁ…骨が折れすぎだろ。

「木瓜、行くぞ」

「え~?もうちょっとここに居ない?」

「なんで?」

「疲れたよ~。」

「すぐに行くぞ、お前がまき散らしている可能性もあるんだからな?」

「おお、魔王よ!儂の孫だけは…やめてもらえぬか?」

「え、僕魔王なの?ぐへへ!魔王だぞ~!」

「よし、お前を倒せばこの変な所からさらば出来るのか」

「ちょっと?!」

 ポカリ。何回でも殴る。この埃みたいなのがボケ成分なのか?ん~もう少し殴り続けて見るか。

「平突…痛いよ?」

「木瓜、お前のためだ。ちょっとぐらい耐えてみせろ」

 う~ん…埃は目に見えて減ったけど、まだ出るのか。流石魔王、このぐらいじゃ消えたりしないか。ていうか、魔王ってもっと冒険の終盤で出てくるものじゃないのか?

「うむ、その辺で良かろう」

「いや、いつから仲間になったんだって」

「そ奴は魔王ではないからな」

「自分の発した言葉に責任を持て。」

「うん?儂は誰じゃったかの?」

「いや…え?それダメなやつじゃないか?」

「よし、行くよ、平突!」

「いや、木瓜、お前は黙ってろ!」

 本当に良く分からない。なんなんだ?この世界。それで、木瓜は俺をどこに連れて行くつもりなんだ?

「魔王の居場所が分かった!」

「ど、泥棒!!!」

「嘘つきは泥棒の始まりを省略しすぎじゃない?!」

「え?木瓜…お前…ツッコみを?!」

「今なら、降りてきている気がするんだ!魔王が!」

「やっぱりお前が魔王なんじゃねえか!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ