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ツッコみ勇者、この世界をツッコみで救います?俺しかツッコみ役いないの?そうですか…。  作者: とびし
二章 怖がりには酷な世界?

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十話 まさか、こんな所で固定概念が崩されるなんて…。

 ゾンビって何だろう?ゲームの中では寄生虫とかでなって…伝染して、ゾンビが増える。この世界のゾンビはどういう存在なのか?それが全く分からない。

「噛んだら伝染するの?」

「しませんよ~?(ヴァ~)」

「そんな怖い事起きてたら、今ごろゾンビだらけですからね?(ヴァ~)」

「なんで全員、自分の特性みたいな物に対して怖がる?!」

「あはは!面白いね~!」

「面白い訳ないだろうが!」

「ヴァヴァヴァヴァ!」

「笑い声こわ!!!それ呻き声って言ってたじゃん!」

「ヴァ~?」

「相槌に使うな!」

「細かいですね~モテないですよ?(ヴァ~)」

「なんでモテるモテないをゾンビに諭されなきゃいけないんだ!」

「ヴァ~!!!」

「怖いって!!」

 なんなんだよ?!生物か、もギリ怪しい物に生物の何たるか、みたいな物を諭される。気づけば脅かされてるし。天然のお化け屋敷じゃねえか!天然のお化け屋敷って、人口じゃない分一番怖いじゃねえか!!!

「平突!ポカリしないと!消えて行かないよ?」

「なんか…嫌じゃない?臭そうじゃない?」

「ヴァ~!!!!」

「うわぁ?!怒ってる?!」

「貴方は失礼ですね、ツッコみはなんでもいい派閥の人ですか?(ヴァ~)」

「え?そんな派閥とかあんの?!」

「もちろんありますよ?配慮派と武闘派です(ヴァ~)」

「あぁ、穏健派と強硬派的なあれって事か?」

「貴方はツッコみヤンキーって事ですね(ヴァ~)」

「認めたくない。嫌だ。」

「こっちがそう思っているので、貴方の評価は貴方がくださないと変わりませんよ?(ヴァ~)」

「なんでそんな人生の大先輩みたいな事ばっかり言える訳?!」

「そりゃ…大先輩だからですかね?かれこれ数千年程生きてるんじゃないですか?(ヴァ~)」

 生きてないと…誰でも悟れそうな勢いだ。数千年も生きていれば…って体が腐るのも当然と言えば当然なのか?というか、毒されてね?もしかして…毒を撒いている?!

「毒では無くて、これは良きエネルギーでしょうね?(ヴァ~)」

「ゾンビの本懐を果たせ!!」

「ん?言ってるじゃないですか?これが本懐なんですよ?(ヴァ~)」

「結果として神とゾンビという相容れない存在が出来上がってしまったかぁ…。」

「貴方がしているのはゾンビに説法ですよ?(ヴァ~)」

「釈迦に説法みたいに言うな!どんなボケ方してるんだ!」

「この方はなかなか強情だ、全員!配置に!(ヴァ~)」

「ヴァ~!」

 な、何を見せられているんだ?俺は…。ゾンビが急に綺麗に並んで座禅してる光景。ある意味怖い。というか、こんなに知性がちゃんとあるなら天使に従う事は可能だったのでは?何故従わなかったのか?

「あれらは悪魔に侵されてしまったのです。たまに居るのです、堕天してしまう者が…(ヴァ。)」

「うん…そうなんだね。」

「しからば、我々が人々を導いて行く姿勢を見せねばなりません。」

「おい、ヴァ~を忘れてるぞ。」

「ここから大事な所なので…あら、手が取れてしまいましたね…(ヴァ~)」

「ゾンビらしい事が起こると設定思い出すってなんだよ?!」

「すごい…崇高なゾンビ様なんだね?」

「木瓜?!生きてたのか?!お前もなんか言ってやれ!」

「ゾンビ様…!」

「わぁ?!なんでそうなる?!」

「さぁ、来なさい。我々がいつでも歓迎しますよ。」

「僕も…やる!」

「やるってなんだ?!いい加減にしなさい!!」

 ポカリ。あぁ…浄化された。というか、これは浄化でいいのか?寧ろ…汚した?俺は世界を汚したんじゃないか?!いやいや、これが俺の役目だから。

「は?!僕は一体何をしていたの…?」

「お前はゾンビに汚染されていたんだ」

「そんな…でも、なんだか光が差していたような…そんな温かさがあったよ?」

「うん、きっと崇高なゾンビだったんだな。」

 崇高なゾンビってなんだよ。この世界に来て、崇高だと思ったのがゾンビって…おかしな話だろ。固定概念って…思ってる以上に邪魔な物なのかもしれないな。いや、納得できるかな?!

「容姿とか種族とか関係なく、皆が幸せな世界を作るのが良いのかもしれないね!」

「それじゃ…俺は悪者じゃないか!」

 ポカリ。こいつになら容赦なくツッコみをかませるのになぁ…。なんでかな?色々考えながらツッコみをしなければいけないという現実。

「おめでとうございます~!」

「あ、来たぞ?木瓜。あれが悪者だ。」

「そう、私達は~堕天した者です~!」

「今や悪魔と同列…。」

「なんとも言えない背徳感だ。」

「背徳感じゃなくて、もっと違う所に"矜持"を持って欲しかった」

「"教示"?それならたくさんしてきましたよ~?」

「あぁ、プライドを持ってくださいね?」

「ふふふ、プライドで飯は食えませんよ~?」

 なんだか…リアリティがあるな。嫌な世界を見せてもらった気がした。というか、なんか良い匂いになってる。相当気にしてたんだろうなぁ…。

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