表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/10

6 制度崩壊

めでたく婚約した

太郎と花子。(๑╹ω╹๑ )


その行く先は幸福な未来?

それとも…



「じゃぁ…改めてよろしく。

 俺の婿さん…

 でいいのかな?(^n^;)」

『…どっちでもいいよ。(・v・)

 私とタロちゃんは夫婦…

 というかパートナー。

 それでいいんじゃない?』


「…たしかに。(・∀・)

 これで万事解決ってことで

 いいのかな??」

『…まさか。(;´∀`)

 むしろこれからだよ。

 だからまず様子見から入る

 しかないと思うし、、』



 それは…そうだ。(ーωー)


 まだ両親に挨拶も済まして

 ないのに結婚なんて先走り

 が過ぎると思う。


 それに…それ以上の問題が

 残っているんだから。


 では何が問題かというと

 先にも少し話したけど、、



 まずは…就職。(´・n・)


 俺たち二人とも不利になる

 のは既に説明済。


 けど、二人なら。(;・v・)


 夫婦二人が助け合えるなら

 なんとか暮らせるはず。。


 場合によっては夫婦で店を

 持ってもいいんだから。


 自営業なら性別は関係なく

 やっていけるんだから。



 そしてもう一つは…子供。

 (・n・;)


 戸籍上女性の俺は父には

 なれない。

 戸籍上男性の花子は出産

 するだけで矛盾を生む。


 これは…大問題。

 跡取りとしてはお先真っ暗。

 (´-ω-`)


 ただこんな理想論だけの

 非現実な制度がいつまでも

 続くわけはなくて、、


 タイミングよくこの直後に

 政府が恐れていた現実が

 起きたと報じられてて、、


 そのニュースの内容は…



 21歳の男性が出産した。

 (; ゜C゜)


 普通に考えたら何をバカな

 だけど今この世界では…



 戸籍上は男性であっても、、

 体は完全な女性という人が

 少なからずいるから。


 加えて彼(?)の性自認は女。

 事実婚の男性がいるから。


 そりゃ…出産して当然。

 (´∀`)

 なのに…(;´;ω:)


 そんなのを政府が勧めてる

 矛盾だらけの世界だから。


 トランスジェンダー○性?


 元の性別がわからん表現を

 しなさんな。(。・ω・。)


 正確に表現したいのならば

 FTMかMTF。

 わかりやすくしたいのなら

 オナベかオカマ。


 それだけで充分なことを

 言葉遊びしてるから、、、


 性別なんてのを政争の具に

 した結果の悲劇だから。


 だからその期に及んでも…


 政府R党は頑なに彼(?)を

 母と認めなかったらしい。

 \(◎C◎;)/!


 なぜなら…



 もうすぐ選挙だから。

 (;・∀・)

 衆参同日になりそうだから。


 そしてR党は支持母体の

 性的少数者団体を優先する

 方針を固めたから。。

 (´-v-`)



 ただこうなると…

 (・n・;)

 この件は争点になった。


 もちろん本来の国政選挙は、

 経済、財政、外交、国防

 治安、福祉、教育、出生率…


 その他諸々日本の行く末に

 関わることで政策を出し合い

 争うべきはずだけど、、


 枝葉の議題論争は国にとって

 損になるはずだけど、、


 というか普段の選挙から、

 個人的な疑惑とか現状否定とか

 ばかりで現実具体案を語らない

 候補者は少なくないけど、、

 


 たかが性の件が今回の選挙は

 重要案件と同レベルだから。。

 (´-ω-`)


 まず今すぐリセットしないと

 多くの国民が不幸になり…


 その上で国の制度が完全に

 崩壊するであろうから。。



 ただ…(・n・;)


 リセットというのはおよそ

 具体案とは言えないから。


 具体的な公約を出し合い、

 長短所・改善点・実現可能性

 などを批判なく論戦し…


 どちらが良いか争うのが

 本来の選挙なんだから。。


 現政権を壊せればあとは

 野となれ山となれでは

 不幸になるは国民だから。



 それでまず…野党のJ党が

 戸籍性別に対する具体的な

 公約を出した。 ('ω')


 ・戸籍の性別はリセットして

  体の性に統一すること。


 ・生殖能力を第一優先。

  股間形状を第二とすること。


 ・利害関係のない第三者が

  複数人で目視判定すること。


 ・特例は認めないこと。


 という概要だった。


 J党が以前から主張していた

 客観性と一律性を重視した

 公約内容らしい。

 


 対してJ党が公約を出してから

 後出しすると言ってたR党は…


 あくまで心の性を優先した。。

 (・.・;)


 けど制度の崩壊は望まない。

 そこで出された公約は…



 判定された性別に合わせた

 性別適合手術を施すこと。

 (;゜C゜)


 それで戸籍と異なる性別で

 生殖できなくしてしまう

 って公約内容らしい。。

 \(◎C◎;)/!



 それで俺たち戸籍上女性に

 なった人間は矛盾なく…


 温泉でも銭湯でも行けて

 嬉しいだろっとか言いだす

 始末で、、(# ゜c゜)



「な…(; ・`C・´)

 何を言いだすんだR党は。

 俺らに去勢しろって…

 優生保護法じゃねぇぞ!!」

『…酷いね。(/ω;\)

 こんなの正気じゃない。。

 絶対に受け入れられるわけが

 ないじゃない。。』


「…じゃぁなぜ…(; ・`c・´)

 R党はこんな公約を!?」

『…たぶんR党は…(・n・;)

 本気じゃないと思う。』


「えっ?(・C・;)

 それどういうこと??

 本気でない公約を掲げて

 何を狙ってると??」

『…この選挙に勝つ気がない

 ってことだと思う。。

 …野党の方が楽だから。

 だからあえて実現不可能な

 ことを言って対立のJ党を

 批判したいだけだと……』


「支持団体との約束は守った

 という形だけ示して…

 選挙に負けたから公約は

 守れませんって申し開きを

 した上でJ党の公約実現を

 邪魔しようってこと??」

『…だと思う。(´ーCー)

 そりゃ政権党になったら

 責任重大だけど…

 政権をとる気がないのなら

 無責任に何だって言える、、

 いつもながらの悪癖よ。』



「だとしたら…('c')

 俺らはどうすればいい?

 今回初めて国政選挙に投票

 する資格を得た俺たち

 有権者はどう判断すれば…」


『…まずは、(`・ω・´)

 投票に行くこと。

 タロちゃん投票に行ったこと

 なかったんじゃない??』

「…スイマセン。(/ω・\)

 18歳で選挙権を持ってから

 一度もありません。。」


『それじゃダメ!(; `C´)ノ

 主権者は我々有権者だって

 自覚して真剣に投票する。

 それ絶対に守りなさい!!』


「…そうだな。(`・n・´)

 主権者は俺たちなんだ。

 こんな悪政を招いたのは

 政治家のせいじゃない。

 有権者のせいなんだよな。」


『そうよ。('v')ノ

 有権者よりもレベルの高い

 政治はなされないってのは

 民主主義の絶対だから。』


「じゃぁ…(; ・`д・´)

 次の選挙で俺らが有権者が

 現政権をぶっ壊すぞ!!」


『…バカ。(=゜C゜)ノ

 ぶっ潰すだけじゃダメ!!

 壊した後にどうなるかまで

 考えない浅慮な有権者に

 主権者の資格なんかないよ!』



 そう…だな。(ーcー`;)


 投票する時はあくまで

 自分が国の主権者という

 自覚だけは持たないと、、、


 短期目線じゃない。

 個人的な損得じゃない。

 マスコミの情報を鵜吞みに

 するなど愚の骨頂。。


 広い視野で将来の日本を

 どうするかを考えずに

 勢いで投票する人に……


 主権者の資格はない。

 (๑╹ω╹๑ )



 だから次の選挙で俺は

 どの候補が一番マジメで

 権力欲など悪意がなく…


 公約の理念が近くて、

 実行力と実力があるかを

 真剣に考えた上で、、、


 日本の主権者の自覚と

 覚悟を持った上で、、


 性別欄に「女」と書かれた

 選挙はがきを持って…



 初めて投票所に行った。



どうやら…(。・ω・。)

悪法は去りそうです。


けどただ去るだけではダメ。


その後どうなるかまで考えて

長期的に視野広く熟慮して

投票するのが主権者の最低限の

責務だと私は思います。


というか野党の方が楽だってのが

野党第一党というのが政権交代が

起こらない最大要因と思います。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ