5 俺が女でアイツが男で?
戸籍上男性と判定された花子。
Σ('◉⌓◉’)
この場合の二人…
どっちが男でどっちが女なの?
『ど…どうしよ??(;c;`)
私はどうなっちゃうの??』
「…落ち着け、(;´・ω・)
とにかく落ち着け花子…」
『私が戸籍上男性って、、
いったい何がどうなるのよ
タロちゃん、、(´;O;`)』
「…それは…(;´・c・)
さっきまで話してたはずだ。
男女が逆転しても理屈は全く
同じのはずだぞ、、」
『けど…(;C;)ノ
R党はフェミニズム政党って
言ってたはずだよ。。
なのになぜここでは私に味方
してくれないの??』
「…えーと、?(・.・;)?
この場合フェミはどっちの
味方になるのかな??」
これすごく…(;´・n・)
ややこしいことになった。
というか戸籍の体と心の性が
一致しない世の中では誰が
男で女なのかわからない。。
幼馴染の俺と花子。。
お互いに自分の性別に疑問を
持ったことなど一度もなかった
であろう二人なのに…
今日から戸籍上は…
(・C・;)
太郎が女で花子が男ってことに
なってしまった。
ただ…理由は不明。。
とりあえずなぜそうなったか
考察しようとしたけど、
どう考えても問題は…
性別を判定するための項目が
全くのデタラメなこと。
( ̄◇ ̄;)
その原因はと言えばおそらく
制度を作った人の選定。。
なにしろR党は野党時代には
政府を全力で否定してた。。
( ̄∀ ̄)
スタッフブレーンに対しても
ほぼ同じ激辛塩対応、、
そのため政権をとった後も
旧政権のスタッフブレーンを
引き取れなかったらしい。
再登用しようにも断られ、
支持者に批判され、、
けど前政権のスタッフなしに
政権運営できる政党なんて
まぁありえないことで。。。
(๑╹ω╹๑ )
…ではR党政権のブレーンは
どうなったかと言うと…
学者や有識者や専門家…
( ̄◇ ̄;)
つまり浮世離れした人ばかり。
特に左党の専門家は全体感を
持たない狭小が多いから。
1か0でしか判断できない
頭の硬すぎる人…
理想と現実の区別もついてない
お花畑が大半だから。
ではそんな人がテスト項目を
作ればどうなるかと言うと…
「それで…他に何か気になる
質問項目はあったか?」
『ええっと、(;´;ω;)
一番仲のいい友達はって
聞かれたからその…
タロちゃんって答えた。』
「あっ、(; ゜c゜)
それ俺は花子って答えた
ような気がする。。」
『じゃぁ…(;´・C・)
まさかそれが理由??』
…の、(;´・ω・)
可能性が高そうです。
もちろん他の項目等と
総合的に判定されたとは
思いますがたぶん、、
これでイチゼロの判定を
されたんだと思います。
Σ(-᷅_-᷄๑)
つまり俺は一番の友達が
女の花子だから心の性別が
女だと判定され、、
逆に花子は全く同じ理由で
男と判定されたようだ。
けど俺は戸籍上は女だから
花子にすれば同性の友人と
言えなくもないし、、
花子は戸籍上は男ってなら
俺だって同性の友人だと
主張したくもなるし、、、
??(;´・ω・)??
とにかく、(ーnー;)
ややこしいことこの上ない
ことになってます。
制度を運用してる人はもう
やってらんないでしょう。。
ただ…現実は受け入ないと
何も進展しないわけで、、
では今時点で俺たちは何を
すればいいのかと考えて
みるとその、、
「はぁ!?( ;゜C゜)
俺と結婚したいって花子…
おまえ何を言ってる??」
『…だって、(#´ーωー#)
しょうがないじゃん。。
冷静に考えたら私たちには
それが一番良い選択だと
タロちゃんは思わない??』
「…たしかに…(;´・n・)
お互い体とは異なる性別を
割り当てられた立場だ。
結婚は無理だろうって話を
したばかりだったな。。」
『…そうだよ。(´-ω-`)
それでもし結婚するなら…
同じように性を誤認された
者同士でするべきだとも
話してたよね。。(;c;)』
「…それってその…( ;゜n゜)
俺は嫁って立場かな??」
『…そうは…(・n・;)
しない方がいいと思う。』
「…どういうこと?(・c・)
社会的立場とは関係なく
花子が嫁ってこと??」
『…じゃない、(ーvー)
私が婿ってことで。。』
「…つまり…戸籍上男性の
花子が婿入り??(・・?)」
『そう。('ω')
タロちゃんは今の制度では
長男ではなく長女だけど…
まだ跡取りではある。。
ならば婿取りすべきだよ。』
「それは…たしかに。(・c・)
まして花子は次男の立場だし
既婚の長兄もいるんだし…」
『そゆこと。(^ω^)
タロちゃんさえいいのなら
私はそれで構わないよ。』
「じゃぁその…(・.・;)
性ではなく姓はどうする?」
『…鈴木でいいじゃん。(^v^)
勘違いしてる人もいるけど
姓は夫と妻のどちらを選んで
もいい男女平等だから。。』
なんか…急展開した。
(・c・;)
戸籍上の性別が決まって
それデタラメだって騒いで
いたらその日の夜、、
俺は…婚約してしまった。
(;・∀・)
しかも妻の立場で婿を…
実質女性の婿をとることに
なってしまった。
花子との結婚。(/ω・\)
それ自体はアリと思う。
現実に考えたこともある。
二人で話したこともある。
ただそれでは少々気持ちの
整理がつかない。
では何が不服かと言うと…
『えっ、(;´・c・)
じゃあタロちゃんは何が
引っかかってるの??』
「えっとその…(#/ω・\)
普通だいたい一般的には…
プロポーズというのは男の
側がするモノであって…」
『…だから?(・.・;)
今の法制度で言うのなら、
男の側からプロポーズした
ってことじゃないの?』
「…いや…でも、(;・∀・)
これは社会制度の問題では
ないんだから、、
俺たちの気持ちの問題だと
思うからその、、、」
『…たしかに…('ω')
社会的や戸籍ではどうあれ
私たち二人の間では、、
タロちゃんが男で私が女で
変わりないよね。。』
「…そう。(`・N・´)
だから改めてその、、」
俺は…(#・n・#)
花子にプロポーズした。
すげぇ恥ずかしかったけど
男のケジメとして、、
してよかったと思う。('ω')
そして同時に…
改めて自覚したと思う。
(;・∀・)
社会における公的な性と…
本当の性は必ずしも同じと
いうわけではない。。
自分一人の時…
誰かと限られた間柄の時…
社会の一員である時…
使い分けるべき時もある。
特に俺たちのように理不尽な
仕分けをされた人間ならば
特にそうだと思う。
俺は…公的には妻。
あくまで女とし生きることを
社会的に割り当てられた身。
例えどんな理不尽でも法律は
受け入れるべきこと。
社会に歪を与えてまで変える
必要はないこと。。
けど実質は…(・v・;)
俺が男で花子が女ってことで
夫婦ってことにしよう。
それで世間の迷惑にならない
ってこと改めて確認しよう。
それで誰も傷つけることなく
いけるのならば、、
それでもいいんじゃないかと
今は思ってしまう。。
政治に関わるスタッフや専門家は
浮世離れした世間知らずが多い。
だからこそ政治家が手綱を持って
世のためになる手法に変換する
必要があるんです。
もちろんスタッフや官僚にもまた
経験が必要不可欠です。
だから引き継ぎ再登用が必要です。
前政権からブレーンを引き継がず
成功した新政権は近代において、
私は一例も知りません。