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5/10

5 俺が女でアイツが男で?

戸籍上男性と判定された花子。

Σ('◉⌓◉’)


この場合の二人…

どっちが男でどっちが女なの?


『ど…どうしよ??(;c;`)

 私はどうなっちゃうの??』

「…落ち着け、(;´・ω・)

 とにかく落ち着け花子…」


『私が戸籍上男性って、、

 いったい何がどうなるのよ

 タロちゃん、、(´;O;`)』

「…それは…(;´・c・)

 さっきまで話してたはずだ。

 男女が逆転しても理屈は全く

 同じのはずだぞ、、」


『けど…(;C;)ノ

 R党はフェミニズム政党って

 言ってたはずだよ。。

 なのになぜここでは私に味方

 してくれないの??』

「…えーと、?(・.・;)?

 この場合フェミはどっちの

 味方になるのかな??」



 これすごく…(;´・n・)

 ややこしいことになった。


 というか戸籍の体と心の性が

 一致しない世の中では誰が

 男で女なのかわからない。。


 幼馴染の俺と花子。。


 お互いに自分の性別に疑問を

 持ったことなど一度もなかった

 であろう二人なのに…



 今日から戸籍上は…

 (・C・;)

 太郎が女で花子が男ってことに

 なってしまった。


 ただ…理由は不明。。


 とりあえずなぜそうなったか

 考察しようとしたけど、

 どう考えても問題は…



 性別を判定するための項目が

 全くのデタラメなこと。

 ( ̄◇ ̄;)


 その原因はと言えばおそらく

 制度を作った人の選定。。



 なにしろR党は野党時代には

 政府を全力で否定してた。。

 ( ̄∀ ̄)

 スタッフブレーンに対しても

 ほぼ同じ激辛塩対応、、



 そのため政権をとった後も

 旧政権のスタッフブレーンを

 引き取れなかったらしい。


 再登用しようにも断られ、

 支持者に批判され、、


 けど前政権のスタッフなしに

 政権運営できる政党なんて

 まぁありえないことで。。。

 (๑╹ω╹๑ )


 …ではR党政権のブレーンは

 どうなったかと言うと…



 学者や有識者や専門家…

 ( ̄◇ ̄;)

 つまり浮世離れした人ばかり。


 特に左党の専門家は全体感を

 持たない狭小が多いから。


 1か0でしか判断できない

 頭の硬すぎる人…

 理想と現実の区別もついてない

 お花畑が大半だから。


 ではそんな人がテスト項目を

 作ればどうなるかと言うと…



「それで…他に何か気になる

 質問項目はあったか?」

『ええっと、(;´;ω;)

 一番仲のいい友達はって

 聞かれたからその…

 タロちゃんって答えた。』


「あっ、(; ゜c゜)

 それ俺は花子って答えた

 ような気がする。。」

『じゃぁ…(;´・C・)

 まさかそれが理由??』



 …の、(;´・ω・)

 可能性が高そうです。


 もちろん他の項目等と

 総合的に判定されたとは

 思いますがたぶん、、



 これでイチゼロの判定を

 されたんだと思います。

 Σ(-᷅_-᷄๑)



 つまり俺は一番の友達が

 女の花子だから心の性別が

 女だと判定され、、


 逆に花子は全く同じ理由で

 男と判定されたようだ。


 けど俺は戸籍上は女だから

 花子にすれば同性の友人と

 言えなくもないし、、


 花子は戸籍上は男ってなら

 俺だって同性の友人だと

 主張したくもなるし、、、

 ??(;´・ω・)??



 とにかく、(ーnー;)


 ややこしいことこの上ない

 ことになってます。


 制度を運用してる人はもう

 やってらんないでしょう。。


 ただ…現実は受け入ないと

 何も進展しないわけで、、


 では今時点で俺たちは何を

 すればいいのかと考えて

 みるとその、、



「はぁ!?( ;゜C゜)

 俺と結婚したいって花子…

 おまえ何を言ってる??」

『…だって、(#´ーωー#)

 しょうがないじゃん。。

 冷静に考えたら私たちには

 それが一番良い選択だと

 タロちゃんは思わない??』


「…たしかに…(;´・n・)

 お互い体とは異なる性別を

 割り当てられた立場だ。

 結婚は無理だろうって話を

 したばかりだったな。。」

『…そうだよ。(´-ω-`)

 それでもし結婚するなら…

 同じように性を誤認された

 者同士でするべきだとも

 話してたよね。。(;c;)』


「…それってその…( ;゜n゜)

 俺は嫁って立場かな??」

『…そうは…(・n・;)

 しない方がいいと思う。』



「…どういうこと?(・c・)

 社会的立場とは関係なく

 花子が嫁ってこと??」

『…じゃない、(ーvー)

 私が婿ってことで。。』


「…つまり…戸籍上男性の

 花子が婿入り??(・・?)」

『そう。('ω')

 タロちゃんは今の制度では

 長男ではなく長女だけど…

 まだ跡取りではある。。

 ならば婿取りすべきだよ。』


「それは…たしかに。(・c・)

 まして花子は次男の立場だし

 既婚の長兄もいるんだし…」

『そゆこと。(^ω^)

 タロちゃんさえいいのなら

 私はそれで構わないよ。』


「じゃぁその…(・.・;)

 性ではなく姓はどうする?」

『…鈴木でいいじゃん。(^v^)

 勘違いしてる人もいるけど

 姓は夫と妻のどちらを選んで

 もいい男女平等だから。。』



 なんか…急展開した。

 (・c・;)


 戸籍上の性別が決まって

 それデタラメだって騒いで

 いたらその日の夜、、


 俺は…婚約してしまった。

 (;・∀・)


 しかも妻の立場で婿を…

 実質女性の婿をとることに

 なってしまった。



 花子との結婚。(/ω・\)


 それ自体はアリと思う。

 現実に考えたこともある。

 二人で話したこともある。


 ただそれでは少々気持ちの

 整理がつかない。


 では何が不服かと言うと…



『えっ、(;´・c・)

 じゃあタロちゃんは何が

 引っかかってるの??』

「えっとその…(#/ω・\)

 普通だいたい一般的には…

 プロポーズというのは男の

 側がするモノであって…」


『…だから?(・.・;)

 今の法制度で言うのなら、

 男の側からプロポーズした

 ってことじゃないの?』

「…いや…でも、(;・∀・)

 これは社会制度の問題では

 ないんだから、、

 俺たちの気持ちの問題だと

 思うからその、、、」


『…たしかに…('ω')

 社会的や戸籍ではどうあれ

 私たち二人の間では、、

 タロちゃんが男で私が女で

 変わりないよね。。』

「…そう。(`・N・´)

 だから改めてその、、」



 俺は…(#・n・#)

 花子にプロポーズした。


 すげぇ恥ずかしかったけど

 男のケジメとして、、


 してよかったと思う。('ω')



 そして同時に…

 改めて自覚したと思う。

 (;・∀・)


 社会における公的な性と…

 本当の性は必ずしも同じと

 いうわけではない。。


 自分一人の時…

 誰かと限られた間柄の時…

 社会の一員である時…


 使い分けるべき時もある。


 特に俺たちのように理不尽な

 仕分けをされた人間ならば

 特にそうだと思う。



 俺は…公的には妻。

 あくまで女とし生きることを

 社会的に割り当てられた身。


 例えどんな理不尽でも法律は

 受け入れるべきこと。

 社会に歪を与えてまで変える

 必要はないこと。。



 けど実質は…(・v・;)


 俺が男で花子が女ってことで

 夫婦ってことにしよう。


 それで世間の迷惑にならない

 ってこと改めて確認しよう。


 それで誰も傷つけることなく

 いけるのならば、、



 それでもいいんじゃないかと

 今は思ってしまう。。



政治に関わるスタッフや専門家は

浮世離れした世間知らずが多い。


だからこそ政治家が手綱を持って

世のためになる手法に変換する

必要があるんです。


もちろんスタッフや官僚にもまた

経験が必要不可欠です。

だから引き継ぎ再登用が必要です。


前政権からブレーンを引き継がず

成功した新政権は近代において、

私は一例も知りません。

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