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[2]          900.



#06. Please wait 決定 [4]

#08. Reboot 脱出 [6]

#11. Almost done 実行 [14]







……


………




 両親は過保護で、母は父に従うばかりだった。




 父には二面性を感じる部分があり、仕事など出先でストレスがかかると、母や私に怒鳴る癖があった。




 母には流産の経験があり、私はやっと生まれた1人娘。

どこの家の子よりも良い子で、優秀に育て上げたがる。




 一方、私はどうしてもお転婆だった。

しかしそれもまた、躾のし甲斐があったようだ。






 ほんの些細な病の症状が出た時や、怪我をした時。

服を汚したり、言いつけが守れなかった時などは、部屋に籠りきりの生活を送らされる事は当たり前だった。

ただその行為は、両親にとって、娘を大切にしているが故のものだった。




 母は片時も私から目を離したがらない。

もし私に何かあれば、父もまた過度に心配し、機嫌を損ねる。

母が主に家で面倒を見る為、教育は任されていた。

そこに不行き届きがあると、父は母を叱っている時もあった。

私は子どもながらに言う事を聞き、気をつけながら生活をする。






 私は母から教育を日々受けており、幼稚園を知らない。

更に言えば、その時分は外の事もあまり知らなかった。

自宅でテレビを観たり、絵本を読んだり、絵を描いたりする生活が当たり前だった。




 しかしそんな生活をしていても、至る所から興味がそそられる。

父や、よく訪問する叔父の一家は医療業界に勤めており、その世界の事を会話で耳にする機会は多かった。




 だが、両親を怒らせないように気をつけて生活をしていても、家に居続ける事は退屈でならない。

隙を見て外へ抜け出そうと試みた時は、それこそ叱られたものだ。

お仕置きで部屋に入り浸りになれば、1人の時間も長い。

そうなればなる程、想像の世界に浸る癖がついていく。




 外へ出られないのならば、家の中で楽しみを見つけようと探検を始めた。

明るい内が厳しいなら夜はどうかと、部屋から家を抜け出した事もある。




 私の行動が引き金で、母が父に叱責をされている時は、よく怯んで静まるのを待った。

その怒鳴り声は怖く、耳を塞いで毛布に身を縮めていた事は、未だに体が覚えている。




 だが、それでも私は退屈を埋めたくて行動を続けた。

隠れて両親の部屋に忍び込み、それがバレず母も叱られずに済む事にスリルを覚え、もはや毎日がゲームだった。









SERIAL KILLER ~Back Of The Final Judgment~


初の完結作品丸ごと公開。引き続きお楽しみ下さい。


2024年 次回連載作発表予定。

活動報告/Instagram(@terra_write) にて発信します。

気が向きましたら、是非。




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