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リンが紡ぐ〜ある国のある物語〜  作者: dia
第12章 リンとレミナの大冒険⁈
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【やっと実感が湧いた】

 俺とレミナは元気よく坂を下る。


 2人の足取りはかなり軽い。


 そう、驚くほど速いのだ。


 今までは、やはりみんながいたから無意識に気を使っていたのかもしれない。


 でも今はレミナと2人だけ……


 いくらでも本気を出せる気がした。


 兵器としての能力経験の多いレミナがいるのも影響しているのかもしれない。彼女の経験や知識の助言はとても有難い。まだ能力が覚醒したばかりのヒヨコのような俺にとってとても心強い存在だ。


 どこまでスピードが出るのか2人で試してみたい気持ちになる。島の住民に目撃されたら少し困るので、実際にはやらないけど。


 ちょっと力を入れれば、本当に1時間の距離でも5分もかからずに下山できそうであった。


 チラッとレミナに目をやると、彼女もそれを体で感じているようで頷き目で合図していた。


 そうか、こうやってお互いに干渉しあい能力を覚醒していく仕組みになっているのかもしれないと気づく。


 そんな自分たちに少し怖さを感じるが…好奇心の方が先立っていた。


 遺伝子操作された生物兵器。


 今、その実感がやっと湧いた。


 このまま博士の家まで突っ走る。

 もう坂道の半分まで来ていた。


 あっという間だ。



 これは……ヤバイ。




 楽し過ぎる……


 俺は初めて自分の能力に喜びを感じ始めていた。

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