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教授と私の対話  作者: 黄昏の罅
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1.始まりの話








これは地球に魔法があったら、ifの世界の話。

















私は大きな本を抱えてある人の元を訪れた。



コンコンコンッ!



「失礼します──」


「あぁ、チセ。いらっしゃい。」



王立聖アリエス大学院、飛び級で魔法学科に所属する私こと、チセ(15)女。

穏やかな表情で私に椅子を勧めてくれているのはリヴェスター教授(25)男性。


その若さで魔法学科と魔法理論を専攻する教授はその美形さも相まって大人気だ。

だから、私は教授の元を訪れる時は、教授個人所有の実験室にお邪魔する。



「教授、昨日家に来ていた叔母ににメロンを貰ったんですよ。良かったら一緒に食べませんか?」


「では、お言葉に甘えて頂きましょうか」



教授はスッと詠唱もなく魔法を使うとメロンを綺麗にカットした。

優雅なティータイム。教授の入れてくれるお茶はいつも美味しい。



「本日はダージリンですよ」


「美味しいですね」


「メロンもとても甘いですね」


「美味しいですね……」



ふぅ、とため息をつき目を細める。どうしても私と年の離れた人達との会話は疲れてしまうから。


教授は皆よりも離れているはずなんだけど、なにかこの人の雰囲気は優しくて癒してくれるのだ。



「ご存知ですか?」



そうして今日も教授と私の対話が始まる。










それでは、私の覚えている限りの懐かしい、思い出の話を致しましょう。







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