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K─anzen seKai  作者: δ
2/9

Ⅱ─degree Celsius

 ・スルファミン酸

 使用者:飛田 桐哉

 使用日時:

 消費数量:4.2 g

 使用目的:NaOHの標定

 備考:


「使った時間なんて覚えてねえっつの」


 昨日の日付「2999年2月18日」まで記入して、桐哉は実験手順を思い出す。

 つい先日、精製した薬物の純度を測定し終えたばかりだ。その際にこの「スルファミン酸」という薬品を使ったのだが、果たしてそれは何時頃のことだったろうか。


 ……ま、いいや。適当で。

 考えるのも面倒になったので、薬品使用管理簿に今現在の時刻を記入する。


「おい、井原。書いたぞ」


「了解……今度からは使ったらすぐに記入しろよ」


 赤色のファイルが桐哉の手から井原へと移り、所定の引き出しの中にしまわれる。

 やることはやり終えた桐哉は研究室のリフレッシュスペースに移動した。

 学部3・4年生が研究に疲れたときに利用する空間は、大抵誰もいないか、そうでなければ満員の二極端だ。今日はその、誰もいない方の日だった。


 電気ケトルに水を汲み、スイッチを押す。テレビを点けようとリモコンを探したが、広いテーブルのどこにもそれは見あたらなかった。


「井原。リモコンどこ」


「テーブルの上にあるだろ」


「無いから聞いてんだよ」


「どこか知らないからこう言うんだ」


「腹立つ……。最後にテレビ見てたの誰か分かるか?」


「確か……馬白(ましろ)さんじゃなかったか?」


 もっともそれは昨日の夕方のことで、今朝もしくは今日の昼休みに誰かが使ったなら話は別だと言う。


「馬白か」


 確かに彼女は夕方になると他の女子と一緒にテレビの前に集まっていた。

 桐哉たちが所属する研究室ならびにこの界隈は合成系の研究室ばかりで、実験に数時間の「待ち時間」が生じることが多い。そんな時こそこのリフレッシュスペースの出番なのだが、ああやって女性たちがわあわあ騒いでいるところに野郎が単騎で乗り込むのには少なからず勇気がいる。


「そういや、今日馬白は?」


「さあ? 講義には出てたよな」


 井原の言うとおりだ。三時限目、今日の最後の講義で彼女は桐哉の前に座っていた。

 あれから桐哉はすぐ研究室へと向かい、続いて井原その他数名が顔を出したのだが、馬白亜美だけはまだ来ていなかった。

 彼女は今日の研究をサボるつもりだろうか。


 少なくとも井原はそう思っているようで椅子にふんぞり返って大いに憤慨していた。


「あーあ! いいですねぇ順調な人は! こちとらいつまでたっても収率上がらなくて今日も徹夜だってのに!」


「……おう、お疲れ。俺は帰るよ」


 一方の桐哉は今日の分の実験操作は終えて、後は試薬を半日放置するだけだ。

 その間ここにいてもすることがないので、彼は井原の目の下の熊さんを尻目にすごすごと研究室を後にした。













 階段を下りる途中で馬白に会った。


「あ……これから実験?」


 彼女はどうやらサボるつもりではなかったようだ。

 だとしても井原のネチネチイヤミ攻撃は覚悟すべきなので、桐哉は忠告しようと口を開いた。


「あなたは死んだ方がいいと思う」


 予想外の一言だった。

 十段下から睨み上げる馬白の目に、冗談やからかいの意図は感じられない。

 開口一番こんなことを言われるとは夢にも思わなかった桐哉はろくな反応もできずに固まってしまった。


「あなたはいっぺん死ぬべきだわ」


「…………は」


 馬白に何かしたっけか。

 彼女と話したのは今日これが初めてだし、昨日の夕方もこれといった異変はなかった。今朝の講義に出席してからこの階段で会うまでの八時間で桐哉と馬白の間に何らかの確執があったことになる。

 なんにも身に覚えがない。


「し、死ねというのは、どういう……」


「…………」


 おずおずと訊ねると、馬白はぐいと親指で背後を示した。

 そこにあるのは踊り場の窓。外に何かあるのだろうか。

 桐哉は馬白の横を注意深く通り過ぎ、外の様子を見下ろした。


「…………? ……真希ちゃん?」


「あーやっぱり! いちゃいちゃしてんだ!」


 外にいたのは人間開発学部一年生の鹿崎(かさき)真希だった。桐哉たちの二つ下ということになる。

 三階の高さからでも、服装と俯きがちの立ち姿で彼女が誰か分かった。


「ちょっ待て! いちゃいちゃって何の話だ!?」


「とぼけるならもっと上手くやりなさいよ。あんな年下の? 童顔で!? 従順そうな女の子を!!? あんたはまんまとモノにしてリア充街道まっしぐらなわけ!!?」


「色々と勘違いを訂正してやりたいところだがまずは聞きたい! 俺がリア充だとなんかまずいのか!?」


「まずいに決まってるよぉぉ」


 馬白はその場で泣き崩れた。四階の実験室から学生が何事かと顔を出している。


「あたしら理工学部はね、万年おひとりさま学部なのよ。年を重ねるごとに恋人いない歴も更新されていく……非婚学部よ、非婚学部。なのに、何? あんたはさも当然のごとく年下の女の子に手ェ出して……」


「出してねぇって」


「つべこべ言わずに破局なさい! 別れる気がないならここを去れ!!」


「今の説明聞いて猛烈に去りたくなりましたよ」


 実際のところ、鹿崎真希は妹の幼なじみに過ぎない。

 だが、万年なんたら学部とか言われたら別れる別れない以前になりふり構わず退学届けを出したくもなる。


 まあ今の話は彼氏のできない馬白の世迷い言だ。この場はひとまず彼女を置いて階段を下りることにする。

 ちょうど踊り場から三階に降りたったところで馬白が「実験しよ……」と起きあがる気配がした。















 外は雪が降っていた。

 桐哉は傘立てに鍵を差し込み、藍色の雨傘を引きずり出す。工学科棟から寮までの百メートルに満たない道のりでも、濡れると困る。


 鹿崎真希はビニール傘を掲げていた。何か用があるなら中で待っていればいいのに。桐哉にぺこりと頭を下げる彼女のリュックから、積もっていた雪がぽろぽろとこぼれ落ちた。


「お兄さん」


 真希は桐哉のことをこう呼ぶ。


 踏み段を登ろうとして足を上げたところ、彼女は見事に躓いて盛大にずっこけた。


「ひゃあ!!」


「あぶなっ!」


 あと一歩でも桐哉が後ろにいたら真希は顔面から地面に衝突していたかもしれない。

 滑りやすいタイルの上で女の子の体重を受け止めた桐哉は足を取られて後ろに転倒した。


「すっ、すみませんすみませんっ!」


「……いいから早くどいてくれる?」


 決して桐哉は怒っていない。ただ往来の、非婚学部の学生たちの凍てつくような視線が痛いだけだ。


 桐哉に馬乗りになっていた真希は慌てて横に飛び退いた。また彼女が転びそうになるので肩を引っ掴んで支えてやる。


「あの……怪我ないですか?」


 起き上がって雪を払う間、真希はたいそう申し訳なさそうに肩をすぼめていた。

「大丈夫」とだけ答え、桐哉は傘を開いた。


「俺になんか用事?」


 この寒い中一体どれほどの時間待っていたのだろうか。真希の肩は震えていた。

 真希の人見知りする性格はよく知っている。彼女は近寄ったことすらないこの建物に一人で入るのが怖くて、自分が出てくるまでずっとここに立っていたのだろう。


「……あずの、こと、ききたくて……」


「梓?」


 桐哉の、妹の名前だった。

 梓と真希は、仲が良い。それこそ小学校入学以来の付き合いだ。学校や放課後など、兄である桐哉より真希の方が梓と過ごした時間は長いはず。

 こんな兄から改まって何を聞きたいというのか。


「……お兄さん、あずと連絡取ってますか?」


「ん? んー……。あけおめ、くらいかな」


「いえあの、新年の挨拶とかじゃなくて」


 真希に首を振られた。連絡は連絡じゃないか。


「今月に入ってから、あずに変わったことがないかなって……」


「ああ、ごめん。俺ら普段から近況報告とかしてないから。どうかした?」


 桐哉の妹、梓は去年の春、県外の企業に就職した。

 桐哉、そして真希は地元の大学に進学したため、かれこれ一年近く離ればなれになっていることになる。

 それに関して桐哉は何とも思っていないが真希の方は寂しくて仕方ないようで、学内で顔を合わせるたびに「あず、元気にしてますか」と心細げな表情をしていた。


 しかし「変わったことはないか」と訊かれたのは初めてだった。

 普段のように「いや直接電話してみなって」と突き返すこともできず、桐哉は黙って真希の返事を待つ。


「……あずと、連絡がつかないんです」


 とても深刻な顔をして、声を絞り出す。

 真希の様子からある程度予想していた桐哉はそれほど狼狽もせず、踏み段を降りて寮への道を歩いた。


「連絡がないって、いつから?」


「今月の、始めからです。電話も、ラインにも何の反応もなくて……」


 真希はリュックをごそごそ漁り、中から黄色のスマートフォンを取り出した。

 かじかんだ指でラインの画面を開く。桐哉が横から覗き込むと、真希のリンスの香りが鼻の近くに漂った。


「いつもは毎日話してるんですけど……」


 どれどれ、と画面を上へスクロールする。

 確かに二月の二日から、梓の返信が途絶えていた。それ以前は真希がコメントした十分以内には必ず返信があるのに。


 2/1 16:08 真希;“冬休みいつからー?”

 2/1 16:10 梓:“ないよそんなもん”

 2/1 16:10 真希:“Σ(゜△゜;)”

 2/1 16:10 梓:“ありませーん♪”

 2/1 17:31 梓:“正月ヒマ?”

 2/1 17:49 真希:“ヒマすぎていとこの家に遊びにいく約束しちゃった……”

 2/1 17:52 梓:“じつはわたしもお婆ちゃん家にいく予定だったのだー”

 2/1 17:53 真希:“(°_°*)”

 2/1 17:54 梓:“いやもしよかったら一緒にいこーかなーって”

 2/1 17:55 真希:(まきがスタンプを送信しました)

 2/1 17:55 梓:“気にしない気にしない!”

 2/1 17:56 梓:(Az Hidaがスタンプを送信しました)

 2/2 6:38 真希:“今日はなぜだかはやおきさんです”

 2/2 19:29 真希:“ちょっとかぜ引いたかも……”

 2/4 8:07 真希:“ナオッタヨ!! あずもからだに気をつけるのだヨ!!”

 2/7 16:57 真希:“元気ー?”


 これは妙だ。途中から既読すら付いていない。


「わたし、もしかしてうっとうしいですか……?」


「そんなことないと思うけど……」


 本心だった。そして仮に多少鬱陶しかったとしても、その程度で小学校以来の友達を無視するような梓ではない。


「うーん。わかった。俺もなんか連絡かけてみるよ」


 学生寮前のアーケードからは融雪が吹き出ていた。ブーツの上に、氷と大差ない温度の水がひっかかる。


 焼け石に水とはよく言うが、「大した効果が期待できないこと」を表したいならむしろ雪に融雪とか、氷に氷水とかの方が自然なのではないか。冷たいものに冷たいものをかけたって温かくなんかなりはしない。

 もしも。真希と梓との友情が冷めきってしまったのなら、兄である自分が介入することで改善を期待するのは大きな間違いだ。

 氷水の例えは言い過ぎかもしれないが、自分たち兄妹は同じ家に住んでいた頃からろくな会話も無しに生きてきた。

 兄は兄の、妹は妹の付き合いに専念しながら。


 いや。やっぱり氷水だ。大晦日や年明けの形式的な挨拶は交わすけれど、その程度。暖かな目で語り合うこともなければ、火のついたように怒鳴り合うこともなかった。

 連絡をかけてみる、と真希を安心させるために言ったが、何か成果が得られるとはこれっぽっちも思っていなかった。

 他人の一歩手前の兄が今更話しかけてみたところで、やはり氷に氷水なのだ。


 ブブブッ──ピンポーン


 真希の携帯が鳴った。ラインの着信だ。


「誰……ってあず!?」


「あっ、あずさっ!? まじか!」


 今最も予想外な人物からコメントが届いたのだ。

 友達を二週間以上も無視していた梓は奇しくも、兄が初めて妹を気遣う言葉を送信したタイミングで応答を見せた。


「なんて言ってる? あいつ」


「あ、えと……。……あず、スマホなくしちゃってたみたいです」


 “ごめんちゃい!! 充電切れたまま会社のロッカーの後ろに挟まってた”らしい。

 今までよく携帯無しで生きていられたな。というかよくそんな所から見つけ出したな。桐哉は脱力のあまり猫背になった。


「うん……なんか、こんな妹だけど仲良くしてやってな」


「え? もちろんです! わたしこそお兄さんに余計な心配かけちゃって」


 真希は良い子だ。人見知りして、自分から人との関わりの輪を広げるタイプじゃないけども、気心の知れた相手にはけっこうはきはきとした声で話してくれる。

 彼女の、嬉しさが込み上がった声を聞けただけで桐哉は少し嬉しくなった。


「あ。まだなんか言ってるみたいだ」


 真希が画面から目を逸らした隙に、梓がさらにコメントしたようだ。

 ポン、ポンと長さの違うフキダシが続けざまに表示される。

 なになに、と二人はそれを読んだ。


 2/19 16:45 梓:“なんか兄貴から「元気ないときはあんまり無理すんなよ」って言われたんだけど”

 2/19 16:45 梓:“きも”


 桐哉は地に両膝を突いた。

 濡れるなら濡れろ。融雪よ。我が怒りを鎮めるがいい。


「あわわわっ」


 間の悪いことにアーケードの屋根から雪が滑り落ち、どざざーっ、と頭上から一気に降り積もった。

 桐哉型の雪だるまはもう何もかもがどうでもよくなって、真希が雪を掻き落とす間もただ黙ってうなだれていた。


「お兄さんっ、あの、あずにも悪気はないんです!」


「…………」


「も、もー! やだなーあずったら、照れてるんですよ、きっと!」


「…………」


 いつまでも真希に雪を払わせているのも申し訳なくなって、桐哉はとうとう立ち上がった。

 今日は帰って、早く寝よう。明日の朝は早い。


 ズボンのポケットに振動を感じた。マナーモードの着信だ。誰だろう。まさか梓からということはあるまいて。

 生憎自分には真希と梓のような、相手のコメントには十分以内に返信するほど親しい友達もいない。面倒だから、未読無視だ。


「お兄さん! あずからですよ!」


 真希が両手を握って横から力説した。彼女の指は雪の冷たさで赤くなっていた。


「なんで分かるんだ?」


「多分、です!」


「ああ……そう」


 梓ならびにその他のラインを無視するのはやぶさかでも何でもないのだが、真希をほったらかしにして背を向けることは出来なかった。

 しぶしぶスマホの画面を開く。果たしてどうして、それは梓からの着信だった。


 2/19 16:49 梓:“兄さんこそ。ちゃんと真希を助けてやってよ”


 どうでした? と聞く真希に桐哉は肩を竦めてみせる。

 そういえば。今朝鞄の外ポケットに入れてきた物を思い出して、桐哉は真希に手を出すように促した。


「手? こう、ですか」


「うん。……あれ? 思ったより冷たくない……」


「お兄さんの手のほうが冷たいんです」


「そっか。悪いねこんな兄妹で」


 兄は道ばたで雪を被るし、妹は変に心配させるし。


「はい、これ」


 かじかんで指を真っ直ぐ伸ばせない真希の手の平。そこに携帯用のカイロを握らせた。


「あ……いいんですか?」


「いいよいいよ。ま、俺が言うのもなんだけど、あいつも向こうで寂しがってると思うから。これからもちょくちょく話しかけてやってな」


「はい! ありがとうございます!」


 片手を上げ、桐哉は自室のある寮館へと向かった。ブーツの中で融けた雪がじゃぼじゃぼ染み出している。


 桐哉と梓は基本的に行事の挨拶以外は何も話さない。去年の12月31日とその一つ前の会話は10ヶ月以上も離れている。

 桐哉は思いだした。その、去年の一月の終わりに梓からきたコメントは“真希、兄さんの大学に行くことになったから。よろしく”だった。


 助けてやってよ、と言われてもなぁ。

 使い捨てのカイロを差し出すくらいしかする事のない自分に、わけもなく不甲斐なさを覚える桐哉であった。














 羊を十六匹数えたところであほらしくなって、止めた。


「眠れね……」


 コーヒーの類を飲んだ記憶はないのに、目が冴えて仕方なかった。

 眠たいのを我慢してぶっ倒れそうになったことは多々あれど、眠らなければならないのに眠れないのはかつて無しと言っていい。

 桐哉の睡眠時間は長い方だ。最低でも六時間は眠らないと疲れが取れた気にならない。

 午後の11時半。明日の朝六時に実験室に行ってデータを取らねばならない身としては少々焦りを感じざるを得なかった。


 なんで眠れないんだろう。夕方、雪だるまに変身したときの身体的負荷が大きかったのか。

 しかし今のところ桐哉に風邪を引いている様子はない。


 まさかとは思うが──いや。眠れない原因。心の内側ではよく分かっていた。


「ええいちくしょうめっ」


 妹の幼なじみと仲良く話せたのがそんなに嬉しかったのかっつーの。


 真希と会ったのは、無論のこと初めてではないし、話したことも幾度となくある。

 しかしああして並んで歩き、万年なんたら学部の皆さまから突き刺すような視線を浴び、最後に手を握ってからバイバイするなんてこと、桐哉の記憶が飛んだのでなければ過去に一度もなかったはずだ。

 真希相手に、という意味でなく、そもそも桐哉の21年来の人生において、だ。


 右肩に触れる体温、真希のリンスの香りを思い出し、いてもたってもいられなくなった桐哉は布団から抜け出した。

 服装は寝巻きのままでいいだろう。ジャンパーだけ羽織っておき、靴下を履き、財布と鍵を掴んで玄関に向かう。エアコンは点けっぱなしだ。


 薬局で睡眠薬を買うのはこれが初めてだった。


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