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エピソード3

前回のあらすじ

家族で盛り上がっていると朱音の事を狙う人たちがいることを伝えられて…

私はお兄ちゃんが外に飛び出していくと少し時間が止まったような気がした。「はぁ…一気に疲れた…ごめんな…?心配かけて…」そうお父さんはいつもの優しい目に戻っていた。「全然大丈夫、むしろなんかごめん…こんな時になんか面倒事に巻き込んじゃって…」申し訳ない気持ちでそう言うと今度はお母さんが「きっと朱音の才能に嫉妬した奴らがいたのかもしれないね…全く、努力の賜物だっていうのに…」そういった。お母さんもいつものように優しい雰囲気に戻っていた。パーティーの続きをするにもお兄ちゃんが向かってしまったし少しの間だけでも気持ちを落ち着かせたい。少しだけ…5分はあれば落ち着くと思うが…つまりあと5分間はパーティーの続きはできないということ。まぁお母さん達がどうかはわからないが…。それにしても…お兄ちゃんのあの雰囲気は久しぶりだった。相当怒っていたんだなと思う。少し待っておこうと食事の準備をし始めた時だった。突然ガラガラと扉を開ける音がする。その瞬間一瞬ビクッとした。「ただいまー!遅くなったー!」そうお兄ちゃんの声が響く。声がもとに戻っているなと思うと笑いながらお兄ちゃんが帰ってきた。お兄ちゃんはどちらかと言うと前に行ってボコボコにするタイプだから心配はしていなかったが…私は驚きながら時計を見る。するとまた3分くらいしか経っていなかった。流石お兄ちゃん。お兄ちゃんはすぐに着替えて普段着になりすぐに食事の準備を始めた。みんなで食事楽しみあっという間にデザートの時間になった。お兄ちゃんがルンルンで冷蔵庫を開けて真っ白のホイップで包まれイチゴやりんごなどで飾り付けられたケーキを持ってきてくれた。私は胸を踊らせて作ってもらったケーキを頬張る。その瞬間、私の幸せは全身に広がっていった。その日1日は凄くいい日になった。


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