AI─知能的生命体
可能性が加速したら空へも翔べるか?
昔、こんな実験をした人が居た
何もない場所で何度も何度も翔ぼうとする
しかし、人に翼が生えるわけでない
翔べる訳がなかった‥‥‥‥‥
その日、人が翔ぶ瞬間までは
「アランさん。着きましたか?」
「ええ、無事に」
「もう一度、説明をしましょうか?」
「いえ、もう結構です・・・・・・」
「それほど。・・嫌だったと?」
「昔から勉強は苦手なんです」
「そう言って簡易テストは満点ですね」
「まあ・・・ たまたま習ったんですよ」
「そうですか、こちらは完了しました」
「こっちも直ぐに準備をします」
「───ティモ」
「アラン様、おはよう御座います」
「ああ、おはようティモ 」
「音声テスト───音声テスト───」
「ご用件は何でしょう?」
「通信コード0722 これを繋いでくれ」
「何の為にですか?」
「AIがそれを聞くのか。まあいい」
「主に情報収集が目的だ」
「主に"とは?」
「僕は知らない・・・・・」
「心拍数の上昇を検知、嘘ですね」
「色々、解るんだな」
「これは敵機駆逐型戦闘可能兵器です。」
「通称── "PT" 」
「意味は?」
「パロットティバースト ですね。」
「へぇー 他には?」
「中には飛行型に変形出来るものもあり」
「この機体もそれに該当します」
「飛行型も出来るってことかな?」
「ええ、ですが問題があります」
「問題って?」
「飛行時、以下の項目が使用出来ません」
「レールガン等の大型武器、コスモスの使用」
「レールガンは解る、だがコスモスは?」
「予測ですが。飛行時にはエンジンに
異常な負荷が掛かると予想されています」
「成る程、極力使うなってことか」
「では次に───」
「まだやるのか? そろそろ時間だぞ」
「失礼、喋り過ぎた様です」
「ハハ、いいよ 来るまではね」
「そうですか── ではお言葉に甘えて」
「ああ、そうか・・・ハハハ!」
機械に心は宿るだろうか?
ふっ・・・・ 答えは解らない
だが知っている。 ・・・僕は知ってる
心を持って喋ったAIを知っている
だからこの場合はYESだ




