名も無き 鳥
「クソッ・・・ ザコの癖に束になって
無茶苦茶うぜーよ、お前等は!! 」
「光希、オレも限界が近い なぁ
なんなら、お前だけ逃げてもいい」
「兄ちゃん... 逃げねぇ・・・
そうだろ、約束だよ兄ちゃんとの」
「わかってる・・・ ちぃ・・
弟との感動は誰も邪魔すんなやっ」
「瑠璃艦長、これ以上は無理です
撤退しましょう。 死にますよ...」
「艦長、艦長・・・ 会いたいです」
「撤退はしません」
「どうして、ですかっ!!」
「この船にもう・・後はありません
進むも退くも地獄なら、私は進む」
「この船には前進あるのみです」
「瑠璃艦長、レーダーに機影です
誰です? 他に誰か居ましたか?」
「こちらでも機影を確認しました
ですが、不明機の為・・ 攻撃は許可
出来ません、これより通信アウト 」
「瑠璃艦長・・・ お願いします」
「彼は何処に行きましたか?」
「誰も居ませんよ、僕以外は・・」
「葉賀妬さん【DEstINY】は
今、重要な任務の途中の筈です」
「僕だけ帰ってきた、瑠璃ちゃんは
不満かな? 僕がここに居るのは・・」
「彼は何処に?」
「質問に答えて貰ってないけど・・・
まぁ、いいや・・ 彼が起動させたよ」
「起動・・? ───それは」
「・・ザ・・・・ザザ・・・ザ・・」
「ほら?」
「・・瑠璃さん、艦長、居ますか?」
「・・・・・・・」
「居るよ。艦長は・・・」
「あぁ、さっきの・・・ 」
「そう。さっきの・・・ ほら、
瑠璃ちゃん。 艦長と代わるよ」
「アランさん・・・ 貴方は客人です
勝手な行動は控えて・・・ と、言うべき
ですが・・ 今は状況が状況がです。」
「簡潔に言います。戦えますか?」
「ええ、サポートが優秀だからね」
「では。貴方もこの戦いに参加して
ください・・・ 健闘を祈っています」
「ティモ、準備はできた?」
「はい 武装を選んでください」
「何がある?」
「選択できる武装は以下の通りです」
「なら、これだ・・・・」
3D-ポロット多重認識ミサイル
機体に装着されている小型3Dプリンタ
による迅速かつ精巧な生産により・・
効率的に敵機体を攻撃・破壊出来る
「チャージしてください」
「どうやって?」
「分かりました 画面をタップですね」
「これなら出来るよ、助かるティモ」
「私がサポートAIです」
「LOCKを・・・」
「してるよ、対象UFO 数300─」
「・・・ティモ、射て」
「正確には 350です」
「射ったか?」
「射ちました 撃破数350」
「全弾命中です おめでとう」
「君のお陰だ、ティモ・・・」
「光希・・・ 知ってるか?」
「何を・・・?」
「あの数をLOCK出来るレーダーを
お前はあると思うか? だから聞いた」
「分からない。出来るかも・・・」
「瑠璃艦長、誰が乗っているのです」
「あの機体には──」
「ティモ、やめろ・・・ハハ」




