未來は何故か・・・
いつも乗る電車に乗り
いつもの何処かへ行くことは─
当たり前らしい。
だが、時々・・ 障害物が発生する
イレギュラーな存在──
僕は何と逢ったのだろう・・・・
「おい・・・・おい!」
「・・・・・・・う・・・・」
「あんた、大丈夫か?」
「・・・何処だ、・・・・・・」
「誰か、水持ってこい・・・」
「はいよ、水だ。バケツでいいよな?」
「そうだ、ほら・・ 起きろ!!」
「・・・冷たい!」
「やっと起きたか・・・ ずっと、
寝てたんだぜ、あんた・・・ どうだ」
「体の調子かな? とても良いとは
言えないが・・・ 死んでないだけいい」
「それで、あんたは何処から?」
「ああ、過去から来て
その途中で影か何かに当たって・・・」
「それで気付いたらここか・・・・」
「僕からもいいかな? ここは?」
「ここか? レジスタンスの拠点だ
通称── "迫間の砂漠隊"だ、」
「とにかく、助けてくれて助かるよ
でも、行かないと・・ 未來で用事がある」
「ちょ、ちょっと 待て・・・・」
「何か? まだ、あるのかな・・・
ああ、そういう事か・・ はい、」
「金じゃないよ、あんたの乗り物
タイムマシンだっけ? 壊れてるぞ」
「壊れてる? 今、何処に?」
「ああ、あれか・・・ その・・
なんだ、あれは・・・ 売ったよ・・ 」
「売った、そうか・・・・」
「でも、誤解しないでくれ
ボロボロで。パーツだけみたいだった」
「なるほど、さて・・・・・」
「なぁ、あんた・・・」
「どうしたのかな? 今、未來を
考えてるんだ、これから何が必要か」
「あんた、結構根に持つタイプだな
それでな、提案だけど・・ どうだ?」
「何かな? ぜひ教えてほしいね」
「俺のレジスタンスに入らないか?」
「まあ、出来ることは少ないし
そうさせて貰う積もりだったよ・・・」
「なんだよ、気になる事があるのか?」
「あるね、何と戦っている?」
「あんた、知らないのか?」
「知らない? 当然の事なのか?」
「そらそうだろ、エイリアンと──」
「待て、エイリアンか?」
「そうだ、今じゃ何処でも居るぜ
人よりエイリアンの方が多いくらいだ」
「それなら降りさせて貰う・・・
生憎、僕は映画の主役も脇役もやらない」
「待て、本当に良いのか?
どうやって未來に行く? どうだ?」
「なんとかするさ──」
「そう言ったが・・・ 無理か
しかし、エイリアンとは・・・・ 」
「流石、未來だな・・・」
「・・・また影だ」
「エイリアンだって言わないよな?」
「ギャウガァァァァア」
襲われたと思った、瞬間─
エイリアンがぐたりとしてる
「アンタ、こんなトコ歩いて・・
死にたいの? 殺してあげるけど」
「君は?」
「隊長、助ける価値ありました?
こんなの一回死んだ方がいいですよ」
「君の意見は最もだ、しかしね
彼を助けろとの命令が上から来たんだ」
「上って誰ですか? 浅木さん?」
「違う。瑠璃さんだよ」
「瑠璃さんが言ったの? 本当に?」
「護衛対象Bが助けてやったのに
勝手にも逃げました。捕まえて下さい」
「と、言ってたね・・・」
「そんな事は言ってませんね
三奈木さん、後でオシオキタイムです」
「三奈木さんが変な事言うから・・・
艦長が来ちゃいましたよ、」
「いやいや、佳子ちゃんも言ってたよね
覚えてない? そんな事はないでしょ」
「三奈木隊長、黙れです」
「はい、艦長!」
「では、出ていない者も居ますが─
エイリアン対策及び迎撃会議を始めます」
「それだけどさぁ~ 瑠璃姉さん
これ誰よ? こんな奴、前見なかった
けど、やっぱり 鴨さん死んだの?」
「鴨さん? 知ってるのか?」
「知ってるかって? 当たり前でしょ
初代、葬鶩の隊長だよ、知ってて当然」
「だが、鴨さんは時空警察と・・」
「現在、この艦に在るデータ参照の
結果、時空警察という組織は存在を
確認されていません。念のため・・・」
「未來や過去のデータも参照しました
ですが時空警察は存在しませんでした」
「当たり前だな、この時代に
最早、警察は意味を成さないだろう」
「そうだよね、でもさ──
折角、俺が瑠璃姉さんにアピールして
んのに、邪魔すんなよ。朝兄ぃ」
「それはオレも同じ事を言える
俺が喋ろうとしたらお前が話だした
だけのことだ、光希・・・ 」
「三奈木さん、この二人を連れ出して
ください。進行の邪魔になります 」
「私が連れ出しましょう 艦長、
そして─ 今夜、私は艦長と・・・・」
「彼も連れ出してください」
「了解です。」
「3人とも行こうか?」
「三奈木さん、笑顔が怖いです」
「すいません艦長、腹が立ったもので」
「もういいです。ですが・・・」
「黙らないと締め上げます」
「では改めて。 重要な事は──
彼であると、この艦は認識をしました」
「よって、これからは彼を守る事も
任務とします。これで会議は終りです」
「それで、瑠璃姉さん・・・ こいつは
何を持ってんの? 何の情報?」
「現時点で不明です。しかし
重要で在ることは確認させています」
「緊急入電、緊急入電、」
「なんです?」
「瑠璃艦長、おはよう」
「おはようございます 澤竹艦長」
「うむ、それで私の艦から見えた
数千規模のUFOが君の艦に近付いている」
「映像を送ってください。確認します」
「分かった。送らせよう」
「では、また・・・ 瑠璃艦長」
「聞いた通りです。この艦に
数千規模のUFOが迫っています
これを迎撃します。各隊、準備を」
「戦闘機は何台出せる? 姉さん」
「隊長機しか出せません」
「なら、後は地上からの援護射撃か?
無理だな、瑠璃考えてやれ 」
「私が救うのは隊では有りません
私が救うのはこの星です。これが
答えです。不満が有るのなら・・・」
「ない、そうだよな光希、」
「えっ、ああ・・ そうだよ姉さん」
「僕は?」
「貴方は待っていて下さい」
「何も出来ないか、僕には」
「はい。邪魔です」
「戦闘を開始します」




