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タイムマシン殺人喜  作者: トムネコ
21/41

vision>時の再動



人生と白紙は一緒だと


─最初に言ったのは誰だったか


人生は選択の日々だと言われる

そしてそれは白紙も同じように選択だ


未來という白き紙には絵を描き

色を塗る作業が大切だと言う人が居る


人が出来る限界を人は夢と呼ぶ

正しさや悪は無い、夢は全てを巻き込む


価値があった・・・・





「鴨さん・・・」




人は白紙に戻ったとき、

貴方は何を感じましたか? 幸福な時




「もう、随分...経つね

君が青ざめた顔で僕を見て泣いたよ」


「そうでしたっけ・・・?

あんまり、覚えが無いから・・・ 」


「今、どんな仕事してるんだっけ?」


「仕事と言うよりは研究と

言ったほうが近いですけどね..」


「どんな研究を?」


「隕石の研究です。あの日から

ずっと、やってます・・・ 僕には」


「悪かった・・ 君には酷だったね

忘れてたよ、しかし研究は気になるな」


「別に特別なことはしてないですよ

例えば、何処から来たか その歳や

耐熱性や何かに対しての物質の変化を」


「それだけやって・・・ 収穫は?」


「正直に言って・・・

全くわからない、というのも・・・

何処から来たかがわからずどうにも 」


「それじゃあ・・・ 何も得られてない」


「まぁ・・ 端的に言えばそうです」


「そうか・・・・ で、話の・・」


「先生、次の診察を始めてください」


「おっと、すまない・・・ 君の話が

良いところだったのに。続きは今度、」


「次はいつですか・・・?」


「次は・・・・・ まぁ、すぐ会えるよ」




人は嘘を付く 意味もなく


そして、輪を広げていき・・・


一つの円を作る





「また、降ってる・・・

最近は多いな、被害がなければ良いが」


「とにかくだ、帰って休もう・・

疲れた... 早く眠りたいな・・・」



あの日、見たものは──


惑星の崩壊─ 生命の誕生──




「・・っ・・・・は・・・」


「なんだ、僕は帰って寝ようと

女の子・・ 君、大丈夫か? 本当に」


「・・た、けて・・・」


「なに、何て言った?」


「・・・た、けて・・ ・・・助けて」


「助ける? 意味が分からない」


「──星が降る」


「星・・・ つっ・・・痛いっ・・・」


「・・・見て。 目を開けて───」


「ああ、 は・・・・はは

これが? はは・・・・ 未來か?」


「・・これはビジョン──

起こるハズの起こった事の未來─」


「僕は・・・・」


「貴方は一度、未來を生み出した

その力を未來が必要としてる・・ 」


「僕だけの力じゃなかった・・

君も知ってるだろう? 聞いたか?」


「未來を── 救って・・」



「その言葉・・・ いつ聞いたかな

君のせいで忘れた記憶が蘇ったよ」


「余計なことをしてくれたよ

僕には研究が有るってのに、フッ─」



「行こうか、 ──未來へ 」








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