タイムマシンという存在
どうもトムネコです。また気楽に書いていこうと思います。 よろしくお願いします。
私は鴨勝。まあ時空警察と思ってくれ、
ここだけの話だが、私には探している人がいる。
犯罪者だ。FBIのブラックリストに載る程の
そして私には協力者がいる。一般人だが
その協力者は凄い記憶能力の持ち主だった
見ただけで覚えるというあれだ。
しかも永久記録のオマケ付き
生きている間はずっと覚えてるって事さ、
私はその能力に嫉妬したね、それに・・・・・・
彼にもっと早く会えたらと何度も思ったものさ、
彼に会ったのは2年前。とある駅のホームでの事だった
2年前 ???駅のホーム
「俺は盗んでないって言ってんだろ!?」
「君に財布を盗まれたって、この女性が通報してきたんだ
それに君のズボンのポケットからこの女性の財布が出てきたじゃないか、それが君が盗んだという決定的な証拠だ」
「待ってくれ!さっきから言ってるだろ。俺は他人の財布を盗むほど金に困ってないって!それに俺の財布がもうひとつのポケットにあったのもお巡りさんも知ってるだろ」
「だがねぇ~最近は盗んだ時のスリルが好きで盗むという人も居るんだ。だから君がお金に困ってないとは言ってもスリルが欲しくて盗んだという可能性もある。だから・・・・」
「お巡りさん!俺を疑うんですか!?」
「君が財布を持っていたという事はそういう事なんだろう」
「そんな!」
「仕方ないよこればっかりは。君がこの人の財布を盗んだ、
報告書にはそう書かせて貰ういいね?」
「・・・・・・はい」
「じゃあ一緒に来て貰うよ?」
「・・・・・・・はい」
「じゃあ、行くよ?・・・・・誰だ君は?」
「時空警察の鴨です。少しいいですか?」
「時空警察?誰だか知らんが今は人の財布を盗んだ犯罪者の輸送中だ。邪魔しないでくれ」
「人を物みたいに言うんですね」
「犯罪者をどう呼ぼうが私の勝手だ。それと君がこのまま邪魔するのなら無理にでも通らせてもらう」
「警察という組織の権力は強くなりすぎたんだ。あの時からね、そして警察という組織は腐敗した」
「なんだと!?」
「私は見てましたよ貴方が彼のポケットに財布を入れる所を。
いや、私だけじゃないこの駅のホームに居るほとんどの人が見ていたはずです。それなのに誰も彼を庇おうとしない、
それは何故か? 答えは明白
警察が権力を振りかざし邪魔な人間を排除するからですよ」
「そんな事はしていない!」
「したさ、いや違うかしようとしただね」
「だ、だから何だと言うんだね!私は警察の人間だ何をやっても良いんだ!?」
「傲慢だな」
「何?」
「傲慢だなって言ったんだ」
「なんだと!犯罪者の分際でこの私にそんな言葉を使って言いと思ってるのか!?」
「腐った人間にはピッタリ言葉だろ!俺を嵌めて犯罪者にしようとしたクズな人間にはな!」
「私を!この私を!クズと言ったな!?殺してやる!」
「止めた方がいいですよ、彼は古武術の達人ですからって言う前に倒されてるし」
「鴨さんでしたよね?」
「ん?あぁ~君か、何の用かな?」
「お礼を言いたくて」
「お礼?」
「はい、貴方に助けて貰らはなければ・・・・・・考えただけでゾッとします。とにかく。ありがとうございました!」
「いいよ。そんな事は、それより君に手伝って欲しい事がある。聞いてくれるかい?」
「もちろんです!」
「そうか、じゃあ話を始めるけど今から話す事は誰にも話さないで欲しい。頼めるか?」
「ええ、もちろん」
「この世界にはタイムマシンというものがある。それは知っているね?」
「タイムマシン?あの未来に行ったり過去に行ったりっていうあれですか?」
「ああ。君が今、頭に思い描いているもので間違いないだろう」
「だけどタイムマシンなんてものは存在しませんよ?」
「ああ、この時代には確かにタイムマシンは無い。だが未来ならどうだろう?君はどう思う?」
「未来にタイムマシンが?まあ、あり得ない話ではないですね。けど、もし未来にタイムマシンがあるのなら何故?今の時代に発見されないんですか?」
「いや、発見されているさ未確認物体という形で」
「なるほど。確かにタイムマシンがUFOと言われたら信じるかもしれません。今までのUFOの情報から考えてみると確かに合致する所がいくつもあります。だからもしUFOがタイムマシンだと言われたら信じるでしょうね」
「なるほど。所で君はタイムマシンを作った人を知っているか?」
「いいえ」
「君はタイムマシンと言う言葉に共鳴感を感じないか?」
「共鳴感?」
「ああ、タイムマシンと言う言葉に特別な意味を感じないか?」
「いや、特には」
「そうか」
「何が言いたいんですか?」
「タイムマシンを作ったのは10年後の君なんだ」
「いきなり何を言うんですか?そんな訳ないでしょ。
あ!もしかして新手のジョークですか?」
「ジョークじゃないんだ、お願いだ10年後の君を止めて欲しい」