笑顔な彼女と寂しい彼
時々彼が辛そうな顔をする
私には分からない
彼の痛みを理解できるほど頭も良くない
ただ傍に居て話して笑うぐらいしか出来ない
だから私がずっと彼の傍に居なきゃって思う
今日も笑顔をでいよう
大切な彼の為だから
私は微笑む
でもそんな彼は悲しそうな顔で
私を見て涙を流す
「ねぇ…泣かないで傍に居るから……」
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僕は彼女が好きだ
時々彼女の笑顔を壊したくなる
誰にでも笑顔を見せる彼女は
明るく優しくそして愛らしい
自分以外には見せないで欲しくなる
だけど、そんな事を伝えたら彼女は怯えてしまう
だから僕は『寂しい』っと言って
彼女の優しさにつけ込む
誰の目にも触れさせないように
大事に閉じ込める
たまに思う
彼女の日常を自由を奪ってしまったことに
罪悪感を抱える自分がいる
そして今日も彼女は僕を見て微笑む
憎いはずの僕に
僕の頬を涙が伝う
ここまで読んで下さってありがとうございます!!
笑顔な彼女を好きな彼は『寂しい』と言ってそのまま監禁してしまう話が主です。
誤字脱字が沢山あると思いますが御容赦ください!
今回投稿した2つの話はBLとNLと別れています。どちらも好きな方はそちらの方も読んでいただけると嬉しいです!
長々とお付き合いいただけきありがとうございました!