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神様の眷族と二人暮らし  作者: 春三
6/7

お洒落は我慢男も我慢

 叔父さんの家から帰って来てから、ヨーコがお洒落に煩くなった。コンビニ行ってファッション雑誌を買ってこいだの、次いでにおいなりさんも買ってこいだの、あっ、おいなりさんは何時もだ。

「洋服買ってやる金なんて無いぞ」

『良いのよ、お金なんて使わないから、化ければ良いんだし、どういう服か解れば良いのよ、早く買って来て』

 ずっとこんな感じで煩い事。叔父さんの家との往復で、街や駅を歩く女の子達に感化されたのだ。「今着ている服だって、良く似合ってるし、別にそのままでも……」

『バカね! お洒落は男に見せる物じゃないわ!

 同性を意識してする物よ!』

 同性を意識ってあなた狐じゃないですか。

「解ったよ、洋服写真が見たいなら、インターネットでも良いだろ?それならパソ……」

『ダメよ! それだと、渡が居ない時に、見れないわ!』「は〜解ったよ、買って来るから、そんなに怒鳴るなよ」

『有り難う〜渡、それと、おいなりさんもお願いね』何だか、ヨーコの都合の良いパシリになってる気がするんだが……

 やるせない思いで、コンビニに走った。

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