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ダーティ・ライズ  作者: カゲミヤ
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ソーシャリティ・デバイス

この世に於いて

人生など輪廻に囚われた標識ありきの線路《狭軌》に過ぎない。

人間を軽視する気は無いが、

価値の無い存在が群列を為しているのは我慢がならない。

排他的思考に基づいて鑑みるのならば

無知は罪であり、緩慢な者は愚者である。

だが、彼らが口を揃えて話すことにも低質ながら意味はある。

しかし

大多数の人間が無能としか考えられないうたい文句を喚き散らし

マイノリティな意見を踏み倒すのであるから、

優秀な社会的少数派が声を荒げてしまうことにも納得がいく。

行動のパターンを無意識に行うのは俺も同じである。

が、それを更に計算高く説き伏せ、昇華するべきなのだ。

俺はそれが出来る。豚と亀がガラス菅の中で互いに融合した様な愚鈍で遅れた人間とは違うのだ。

それに比べて何の苦労もなく俺は昇華を成功させる。

無知で無頓着な精神的弱者が懸命に汗を拭い、

フロイトの精神分析学に則った行動しか出来ないのは哀れみすら覚える。

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