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シールド
パワーパワーパワーパワーパワー
コクーンの真の目的は
バーチャル世界を現実にして、コンピューターで世界を操ることだった。
しかし、それには特別なプログラムがいる。
生まれたときに体の
中にシールドプログラムといういわば超能力が使えるプログラムである。プログラムが思い通りに使える人を
シールドとよんでいる
シールドプログラムは
パズルのヒトピースの
ようなもので単体では意味をなさない。
現実世界とバーチャル世界を反転させるためにはこの世のすべてのシールドプログラムが必要である。
しかしそこには邪魔者がいる。あのハッカーだ。
コクーンは設立当初から何百人かのシールドたちをつかいバーチャル世界をつくったのにハッキングされ、メインシステムをのっとった。
コクーンはある結論に出た。
《あのハッカーはシールドプログラムを自らのものとし、力がつかえるんじゃないか》と・・・
《あのハッカーはシールド》じゃないのかと・・