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その2


「京子ちゃん、ごめんね。もう、行かなくちゃいけない。

また明日ネ」


「また、明日。

頑張れ、生徒会書記殿」


慌てて、鞄を持ってすぐに教室をあとにした。


急がないと不機嫌が更に加速して、ねちねちとしつこい程の厭味を言われる。

放送で隠しもしないとなると、余程危険よね。

あぁ、何で今日はついてないのかしら





「そろそろかもしれないな」


ぽつりと京子がこぼした言葉は、誰の耳にも届くことはなかった。





そう、今思えばこの時から私の運命が動きだしていた。



この日見た夢のことを、覚えてさえいれば

少しは違う結末があったのかも。

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