始まりのエンブレム
初めまして、初めて投稿します!!
自分学生なんであんまりすぐには更新できません…
できたら大体2週間に一回かな…
好評であれば番外編もつくろうかな?
「キーンコーンカーンコーン――」
学校のチャイムが教室に鳴り響く。
「ん……?」
目を覚ますと、授業はすでに終わっていた。
「お前また寝てたのかよ」
隣の席の友達が呆れたように言う。
「このままだとまた成績落ちるぞ。単位、大丈夫なのか?」
「……まあいいじゃん。それより飯行こうぜ」
「え、あ……おっけー」
僕の名前は
上代 奏多。高校2年生。
ここは都市 ネメシア。
バーチャル技術やネット文化が異常なほど発展した、世界最先端の都市だ。
いつ誰が作ったのかもはっきりしないこの街は、今もなお世界の最前線を走り続けている。
学校の帰り道。
今日はいつもとは違う方向へ向かっていた。
「今日は僕の“職”につく日か……」
少し緊張しながら呟く。
「なんか……ちょっと感動的かも」
しばらく歩くと、一つの建物が見えてきた。
教会だ。
「えっと……ここでいいんだよね?」
重そうな扉に手をかけ、両手でゆっくりと押し開ける。
キィィィ……
ドアと床が擦れる鈍い音が響いた。
「本日はどうされましたか?」
奥から若いシスターが声をかけてきた。
「あ、えっと……エンブレムの授与に来たんですけど」
「そうでしたか。では、こちらへどうぞ」
シスターに案内され、巨大な神像の横を通り過ぎる。
そして教会の地下へと降りていった。
地下室の中央には、三つの鏡が浮かんでいた。
「まず、この鉄板に少量の血液を垂らしてください」
シスターが説明する。
「その後、この三つの鏡を通して、神があなたに最適なエンブレムを授けます」
「ですが……必ず授かるとは限りません」
僕は小さく頷き、針で人差し指を刺す。
そして鉄板の上に、血を一滴落とした。
「これでいいのかな……?」
その瞬間――
血が黄金に輝き始めた。
部屋全体が強い光に包まれる。
「ま、眩しっ!」
しばらくして光が収まる。
すると、右手に違和感があった。
手を見ると、そこには――
白く輝くエンブレムが、アクセサリーのようなものがあった
「おめでとうございます!」
シスターが嬉しそうに言う。
「あなたはエンブレムを授かりました」
「これで、あとはインフルエンサーになるだけです。フォロワーを増やしてください!」
この世界には、人類を脅かす存在がいる。
エラー・グリッチ
正式名称――神性逸脱体。
人類の試練と呼ばれている
そして、人類の敵。
放っておけば増殖し、人を襲い、やがて世界を滅ぼす。
しかし、人間には奴らに対抗する力がない。
だから人類は――ネットの力を利用した。
フォロワー数。
ライブ配信の盛り上がり。
それらはすべてエネルギーへ変換される。
そのうち6割が自分の力として蓄積され、戦闘時に解放できる仕組みだ。
エンブレムは、
•戦闘サポート
•戦闘服への変化
•エネルギーを武器へ変換
・ エネルギーの備蓄
・ エネルギーを人間が扱えるように変換する
などの能力を持つ。
奏多:「これが……エンブレムか」
そう思いながら家に帰っていると――
???:「君……もしかして神響ネットワークの人?」
突然、背後から声をかけられた。
振り返ると、そこには赤髪の青年が立っていた。
奏多:「なんでそれを知ってるんですか……? ていうか、どうしてそんなことが分かるんです?」
青年:「えっと、エンブレム持ってるでしょ?」
赤髪の青年は目を光らせた
青年:「エンブレムを持ってる人同士だと、オーラが見えるんだ」
奏多:「でも……あなたからはオーラ出てませんけど」
青年:「あー、それはね」
青年:「オーラを体の中に閉じ込めてるんだ。まぁ、制限してるって言った方が分かりやすいかな」
青年:「あ、自己紹介が遅れたね」
悠真:「俺の名前は 白瀬 悠真。よろしく」
奏多:「僕は 神代 奏多です。なんか疑ってごめんなさい」
悠真:「いやいや、急に話しかけた俺も悪いし」
悠真:「そういえばエンブレム授与したばかり?」
奏多:「あ、はい。今さっきです」
悠真:「ってことは俺の後輩だね」
悠真:「この仕事について、分からないこととかある?」
奏多:「分からないことですか……」
奏多:「正直いっぱいあります」
奏多:「なんであの変な生物が襲ってくるのかも分からないし……」
奏多:「なんで神響ネットワークみたいな団体があるのかも、よく分かってなくて」
悠真:「まぁ始めたばかりなら仕方ないね」
悠真:「じゃあ、ざっくり説明するよ」
悠真:「すごく昔、君が言ってた“変な生物”が誕生した」
悠真:「そいつらはとても強くて、人類は一度滅びかけた」
悠真:「人類も抵抗しようとしたけど、力の差がありすぎて手も足も出なかった」
悠真:「でもある時、死にかけの青年が神と契約したんだ」
悠真:「その青年は神の力の一部を使えるようになって、人類を救った」
悠真:「だけど、その代償は大きすぎた」
悠真:「膨大な神の力に体が耐えられなくて……その青年は消滅した」
奏多:「……」
悠真:「でも神との契約自体は消えなかった」
悠真:「ただ、その力を人の体に直接入れると死んでしまう」
悠真:「だから作られたのが――」
悠真:「エンブレムなんだ」
悠真:「神の力を、人が安全に扱えるようにしたもの」
悠真:「それから人類はその力で生物を倒していった」
悠真:「でも問題があった」
悠真:「その神の力は有限だったんだ」
悠真:「やがて力は尽きて、人類はまた抵抗できなくなった」
悠真:「だから作られたのがネットワークなんだ」
奏多:「えっと……つまり」
奏多:「神の力を人が安全に使えるようにしたのがエンブレムってことですよね?」
悠真:「まぁ、ざっくり言えばそうなるね」
悠真:「あと、その変な生物――」
悠真:「通称 神性逸脱体には強さの段階がある」
悠真:「ノイズ、グリッチ、イクリプス」
悠真:「こんな感じで分けられてる」
悠真:「ノイズが一番弱い。多分君でも倒せると思う」
奏多:「え……そのノイズとかって、どこから生まれてるんですか?」
悠真:「確かだけど、世界で最初に生まれた神性逸脱体の死骸から生まれてるらしい」
悠真:「まぁ、詳しくはよく分からないけど」
その時――
ドゴォォォン!!!
突然、遠くで爆発音が響いた。
奏多:「え、なに? 爆発?」
悠真:「いや……違う」
悠真:「あれは――」
読んでくださりありがとうございます
すぐにとは言いませんが1週間くらいに更新すると思います、またみてくれると嬉しいです!!




