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魔女  作者: 野口つかさ


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8/10

恐怖の飲み薬。

呼んでください。。。٩(♡ε♡ )۶

「おはようヒカル君」


「おはようございます。」


「昨日のヒカル君激しかったね」


「あっはい、、。」


「セックスだと豹変するんだね」


「あっはい、、スミマセン。」


「謝らないでいいよ、凄かった」


「あの、、他の男の人も連れ込んで

あんな事したりするんですか?」


「うふっ」


「うふって、また答えになってない。

田所先輩の逃げかただ。」


「マイって呼んでヒカル君」


「マイ。」


「私の事、好きになったんでしょ」


「、、。」


「ヒカル君、顔に出てる、可愛いね」


「、、。」


「今日、仕事いれてる?」


「はい。」


「仕事、キャンセルして出かけようよ」


「ちょっと見てみます。キャンセル出来るか。」


「うん」


「キャンセル出来ます。キャンセルしますね。」


「うんヒカル君、可愛い顔してるね」


「照れます。」


「顔みして」


「恥ずかしいです。」


「可愛い」


「あんまり、見ないでください。

眉毛とか最近サボってるんで。恥ずかしいです。」


田所先輩は僕の頭をナデナデしてます。

僕は恥ずかしくて、、。

手で顔を押さえられて田所先輩がじっと僕の

顔を見てます。


「うちで朝ご飯食べよっか」


「はい!」


僕と田所先輩は傾斜が急な狭いギシギシなる階段を

降りて下に向かっていたのですが

下からお経が聞こえます!

お婆ちゃんが唱えてたお経と同じです!

僕は急に思いだしました。

田所先輩が魔女って呼ばれてる事を。

お婆ちゃんが従兄弟伝いに僕に忠告をした事を。


僕は心の中で、ぎゃてぇーぎゃてぇーと

唱えながら階段を降りきったのでした。


「ヘーイボーイ。こっち来い!」

と、田所先輩のお父さんの声が響き渡ります。

声のする方に向かい、

僕はヤバいヤバいと思ってて

この僕の呪文が漏れて聞こえたのか、

田所先輩と、してしまってそれが見透かされてるのか

不安でいっぱいになっていて

「ヘーイボーイ。」

田所先輩のお父さんが車椅子からおりていて

祭壇らしきとこで紐を手に持ち、お祈りのような

座り構えで顔だけを僕の方に向けてます。

「おはようございます!」


「おはよ。さっき、たったさっき、

変な事してないか?」


「さっき?」


「階段降りて来る時。」


「何もしてないですよ。」


「いや、なんかした。変な事。」


「何もしてないですよ。

田所先輩も見てましたよね。僕、

何もしてないですよね。田所先輩。」


「だからマイって言って」


「マイマイ、何か、その青年、

何か呟いてなかった?それか手を組んでなかった?」


「特に」


「青年、ここに座わんな。」


「あっ!ハイ!」


「ぎゃてぇーぎゃてぇー……って知ってる?青年?」


「はい?なんのことでしょう?」


「そうかね。おい!おっかぁ。おっかぁ。」


「はいはいーなんでしょう。今、

朝ごはん作ってますけど。」


「嘘を見破る飲み薬もってこい。」


「セレナー、リンダー、じおばっさいきょうしゃ持って来てー。」


「なんですか?じおばっさいきょうしゃって?」

僕が聞きました。


「じおばっさいきょうしゃ、

というのは嘘を見破る飲み薬の事でな

君に飲ませたいんだよ。」


「えっ!朝からギャグですか?」


「君、ただモンじゃないな。逃げられんぞ。」







最後までありがとっです!

次回もご期待くだちゃいませませ。

スモールライトの単3電池〜

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