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魔女  作者: 野口つかさ


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4/7

1万円の使いみち。

読んでくださり

まことにーあー、まことに有難う御座います。

店を出ていったのでした。


「良かったですね!」


「なんが?樋口君。なんが良かったと?」


「チップです!」


「チップね!1人1万ずつね。」


「うちらラッキーだね」


「ですね!チップで1万ですからね。」


「私、怖かったー。奥さん来て怖かったし、

旦那さん揉みよる時、怖い人きたーって

思いよって樋口君が対応してくれたけど、

樋口君アイコンタクトしてきて

私何のこっちゃ分からんくて、

平手打ちて…。

私、元旦那にした事ないばい。

浮気しよらしたけど…。」


「うち、ビンタしょっちゅうするよ男に」


「なんでぇー?」


「ちょっとね」


「それはもしかしてそのーアレですか?

癖というか…運動会ですか?」


「運動会て。その言い方古いねー。

平成生まれやろ?」


「ギリ昭和生まれです。」


「樋口君、昭和生まれなんだ」


「えっ?ハイー。昭和62年です。」


「樋口君若いねー!!」


「えっ?幼いって事ですか…笑?」


「顔が若いよ」


「うん、31か32か、それくらいの年と思いよった。」


「なんか…恥ずかしいです。嬉しいですケド。」


「じゃあ、うちと年近いね」


「田所ちゃんいくつ?」


「40です」


「えーー??2個しか変わらないんですね!」


「ん?」


「いやー凄く田所先輩てーしっかりしてて大人だから、精神年齢が。もう少し上と思ってました。」


「樋口君が若いんだよ」


「そうそう、樋口君若いよ~

なんっていうか30でも通るんやない?

シワもシミも無いしね。」


「嬉しいです!

じゃあ、僕、アリですか?田所先輩?」


「アリ」


「えー!!嬉しい!本気にしちゃいますよ 笑」


「イイよ」


「付き合うのは無理やろ?田所ちゃん?樋口君と。」


「試してからかな」


「…試す?

えっ、ビンタですか?」


「試すてなん?何ば試すと?からだの相性?」


「うふふ」


「怖いです。田所先輩。」


「うふふ」


「うふふじゃ分からんて。教えてよ~」


「今日、家くるんよね樋口君」


「はいー。来ます。」


「うふふ」


「とりあえずさ、話し戻るけど良かったね1万円。

もう、みんなで店閉めようか。」


「ハイ!」


「レジ閉め、うちしますんで」


「じゃあ私と樋口君、戸締りと片付けするね。

樋口君、ホットタオル全部集めてきて。

私、裏の片付けしよくけん。こっち持ってきて。」


「ハイ!」


僕はホットタオルが入った

保温庫2つの電源を落とし、

水滴を受ける受け皿に溜まった水を

トイレの手洗い場に2つ分をいっぺんに

流して、新しいタオルで保温庫をシュッシュッ

して拭いて、そのタオルと、ホットタオル全部

を、バッグヤードの洗濯機に持っていくと


岡崎さんがバッグヤード内の片付けをしていて


「さっきの話しね。

家に行くのはイイけど、

本人がイイて言いよらすけん、でも冗談半分

であんまり田所ちゃんにグイグイせんで。」


「はい。すみません。」


「よそでやる分は良いけど、

職場の人に変な事は無しよ!本気ならいいけど。」


「はい。」


「本気?」


「まだ分かりません。少しノリで言いました。」


「樋口君はさ、正直さ、可愛い顔しとるとよ。

そしてさ、何か樋口君ノリが軽いけど

しっかりしとる所も有るしね、

私も樋口君と居て、

気分が良くなる事あるんだよ。

私はもう

おばちゃんやけんいいけどね…

あんまり勘違えさせる様な事、言わんでね。」


「すみません。」


「樋口君、結構優しいとよ。」


「ありがとうございます。」


「じゃ、そう言う事で、地に足つけてね。」


「はい。」


そう言われた僕はシュンとなりながら戸締りを

終わらせ、先輩達も全部を終わらせ

3人で店の裏から出て


「お疲れ様でしたー。」


「お疲れ様でした」


「おつかれー。」


そういうと田所先輩が


「樋口君、私の車の後着いてきてね?」


「は~い着いていきます。」


「何かテンション低く無い?」


「分かります〜?」


「どした?」


「…いえ…貰った1万円〜何に使おうかと

考えてただけですぅ〜。」


「うちの家で、ピサ頼もうその1万円で」


「良いですね〜!!そうしましょう

あっ、バッグトゥーザフーチャー借りて

観ながら食べましょう!」


「バッグトゥーザフーチャー家有るよ」


「マジですか!?」


「うんBlu-ray」


「じゃ着いていきまーす。」


「家に父と母、姉と姉が居るからね」


「はい!お邪魔しますぅ〜。」


そう言って僕は田所先輩の

車の後をついて自分の車を運転するのでした。



次回もご期待ください。

ちゅるちゅるリンゴの食べ放題。

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